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2006年6月25日 (日)

企業が求める人物像(経験者編)

 企業が求める人物像を考えてみたいと思います。

 新卒者と経験者の採用では、おのずと求めるものが違ってきます。また採用企業特有の社内事情などによっても人物像は違うかもしれません。元人事経験者の立場から、特に経験者を採用する場合の平均的な考え方を探ってみたいと思います。

 最初に、企業が新卒を採用する際に重視する能力について、厚生労働省が委託調査した結果では、以下の項目が重視されています。

1)コミュニケーション能力85.7% 2)基礎学力70.8% 3)責任感64.3% 4)積極性・外向性59.5% 行動力・実行力54.8% ビジネスマナー51.7%となっています。よくみると、ヒューマンスキルに重点が置かれている事に気づきます。ヒューマンスキルは経験者採用にあったっても重視される項目のひとつです。

 では、経験者採用にあたってはどうでしょうか。新卒者では項目に含める事ができない要素が加わります。それは「知識」「経験」「スキル」「体力・気力」の4つです。以下詳細を述べます。転職に当たって是非参考にしていただきたいと思います。

1)知識について

①専門知識:職種が営業・製造・事務にかかわらず、相応の専門知識を有すること

②製品知識:製造または販売・提供している製品やサービスの一般知識を持ちえていること

③業界知識:業界全体の動向や現状・市場規模・競合会社などを理解していること

2)経験について

①実績:目標に対する達成度など明確な実績を持ち、担当する仕事に自信があること

②管理または専門:人を動かす管理経験もしくはエキスパートの領域を持っていること

③人脈:業界内での人的なチャンネルを有すること

3)スキルについて

①コミュニケーション能力:社内・社外を問わず、人とのコミュニケーションを円滑にとれること

②語学力・資格:グローバル化が進み顧客対象が海外に広がる中、語学力の必要性はますます高まり、コミュニケーションがとれる程度の語学力があること。また、仕事上必須または業務遂行上利便性が高い資格を有すること

③PCスキル:パソコンが操作できること

4)健康・体力

①健康:勤務に支障の無い健康体であること

②積極性:自ら進んで仕事に取り組み、後輩の指導育成ができること

③前向きな姿勢:会社批判ではなく、是々非々をわきまえ企業を支えることができること

 中高年者で転職に自信のある人は、この4大要素を必ず持っています。その証拠に、再就職支援で接したクライエントで成功した方の多くがこの基準に当てはまります。もし、不足事項があれば早急に意識改革を行い、補正・充足することをお勧めします。【了】

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