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2008年1月20日 (日)

どっちもどっち?車内の非常識  (おばさん・おじさん対若者)

 夕刻の通勤ラッシュ、運よく3人掛けシートの真ん中に座ることができました。

ふと見ると、右隣は初老のおじさんが焼ハイを飲みながらピーナツをポリポリ、おかきをぼりぼり。左隣のおばさんは買いものの手提げバックを足元にでんと置き、新聞を読んでいます。とんでもない席に座ったかな?と一瞬頭をよぎりました。

発車を待つ間の出来事です。

初老のおばさんが向かい側に立つお嬢さんに声をかけました。

「携帯電話は使っちゃだめなのよ!」きつい一言に乗客も一瞬びっくり。お嬢さんはそそくさと携帯を終いました。

優先席付近での携帯の使用は禁止されているにも関わらず、我が物に使っている人を時々見かけます。流石、中年のおばさんと内心拍手を送りました。

満員の乗客を乗せ、電車が発車しました。

斜め向かいに立つ青年が携帯を取り出した瞬間「あなた!携帯は禁止されているでしょ!常識がないのね」

その物腰がキツイので、これはまずいことになるかな?と息を呑みました。しかし、青年は無言で携帯をポケットへ納めました。

数分の沈黙が流れました。

その時青年が「ご指摘ありがとうございました。無意識に携帯を出してしまいました。今後、注意します」こう言い残すと下車していったのです。

なんと爽やかな青年ではありませんか。非を非と素直に認め、謝罪する姿勢には共感を覚えました。

ところが、ここからが大変でした。

真ん中に座る記者をしりめに両隣の紳士淑女が大声で話し始めたのです。

おばさん「携帯電話を使っちゃいけないのがわからないのかしら。ほんとに常識がないんだから」

おじさん「今の若いものはダメだね。いいこと悪いことの区別がつかないんだから」

おばさん「そうよ、誰かが注意しなきゃわからないんだから、がつんと言ってやるべきよ」

おじさん「でも、注意したりするとこのご時勢何をされるかわからないからな・・」

いい気持ちになったおじさんが合いの手を入れたから、さあ大変です。

おばさん「しつけ以前の問題よ。親の顔がみたいわ」

おじさん「そうだ、そうだ。あたりまえだ」

これを皮切りに延々と若者批判が続き、聞くに堪えない老女の独演会となりました。

会話を聞きながら考えました。

1)満員電車内で手荷物を足元にでんと置くことは、非常に迷惑な行為であり、網棚にあげるか膝の上に置き、スペースを空けるのが常識です。

2)夕刻の満員電車で、ピーナツをつまみに晩酌をするというのもいささか非常識に近いものです。

3)真ん中に人を挟み、大声で会話することは非常識そのものです。

 このおばさん・おじさんこそが非常識であり、親の顔が見たいものです。社会経験の長い人ほど自らの言動に責任を持つべきです。素直に詫びて下車した青年の爽やかさとは対照的な光景でした。【了】

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2008年1月12日 (土)

サービスの大切さ忘れた家電量販店(安ければ客が来ると思っていませんか?)

 家電量販店市場は、成長を続け1999年に7.7兆円弱まで拡大し、その後は2000年7.5兆円、2004年7.4兆円の市場規模で推移し、成熟した市場であるといわれています。それだけに熾烈なサービス合戦を繰り広げています。消費者にとって、「他店より1円でも高い時には係員にご相談下さい」は嬉しい限りです。

 昨年、我が家でも地デジ対応機種を購入することになり、ある大手家電量販店に出向き品定めをしました。予算は35万円!製品売り場に立つとすぐさま店員が寄ってきました。

 液晶・プラズマの違い、売れ筋商品、価格帯、即日納品体制などきめ細かな対応をしてくれました。メーカーにより売り場が異なるため、現品確認するたびにあっちにいったり、こっちにきたりと「バイイングサイン」をだした記者を逃すまいとそれは丁寧な対応でした。店員さんの人柄にも惚れ、37インチ型液晶テレビを購入しました。日々綺麗な画面を見ながらとても満足しています。

 日を改め、外付けの3.5インチフロッピーディスクドライブ(FDD)を購入したいと思い、同じ量販店に行きました。因みに商品は数千円のものです。店舗案内図を頼りに売り場と思われる場所にいって驚きました。店員がいないのです。広いスペースを見渡しても誰もいません。明らかに大型商品売り場とは違います。店員を求めてうろうろするも誰もいないのでレジにいき声をかけました。レジ業務が忙しいのか「ちょっと待って欲しい」と一言。待つこと数分、係員と一緒に製品棚に向かいました。いくつか機種があることを説明すると立ち去りました。お勧めの機種や取り扱いのし易さなどを聞きたかったのですが適いませんでした。勝手に見繕えといった感じです。

店員さんがどこかにいないか、探した経験のある人はいませんか?

 店舗をつぶさに観察してみると、高級・大型家電品売り場には店員が張りついています。品数が圧倒的に多いその他の家電品売り場には、店員が極端に少ないという現実が見てとれます。今回のケースは他店でも見かけられます。電気プレートやポットなど、比較的小額の製品売り場に店員さんはほとんどいません。(乾電池やプリンタインク売り場には誰もいません)。その代わりに監視カメラが回っています。読者も機会があれば、店員さんがどこでスタンバイしているか一度チェックしてみて下さい。

どこの家電量販店に行くか、私なりの選択基準を考えてみました。

①価格:量販店ですから最大関心事です

②サービスポイント:値引きがどれほどかも大事です

③品揃え:製品の数と種類の多さで、製品比較する上で重要です

④ロケーション:駅に近いか、車がスムーズに駐車できるかも要チェックです

恐らく多くの方が共鳴していただける基準だと思います。

大手量販店においては、①②③④はどの店舗でもほとんど同じと感じています。

残るはサービスです。

店員さんの製品知識と接客マナーこそが、他店との差別化で最も大切なはずと思うのは素人考えでしょうか。

モノが同じであれば、客に対してどれほど無形のサービスを提供してくれるかが、お店の選択基準と考えるべきです。小物(安い)であっても、懇切丁寧に説明し、購入者が納得いくまでサポートしてくれる店舗であって欲しいと思います。

 人員配置のバランスは店にとっては重要なことは理解できます。例えば家電製品群毎に「お買い物相談コーナー」などを設置して、お客が気軽に相談できる、そこに行けば必ず店員がいるといった工夫ができないものでしょうか。業界再編が加速されると思われる家電量販店業界で生き残りを図るためにも、「接客という重要なサービスを疎(おろそ)かにすると客はソッポを向く」ことを量販店経営者は再認識して欲しいものです。【了】

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評価されない非正社員の実務経験(中途採用における雇用形態の壁)

 非正社員として働く人が全体の約3割と言われています。なんと、3人にひとりが非正社員として働いている勘定になります。

仕事で多くの転職希望者に接していると、その就職希望者が一様に不満を漏らすことがあります。

採用側が「契約社員やパートでの職務経歴を評価してくれない」ことです。

事実、不採用通知理由に「パート・アルバイトなど非正社員の職務経験は、キャリアとして認められない」と回答してくる会社もあります。ただし非公式な回答(本音)であり、表に出ることはめったにありません。

その理由の多くは次の通りです。

1)マニュアル通りに働かされている場合が多い

2)責任・権限といったものがほとんどなく、自己の裁量内でしか働いていない

3)多くは単純労働で、指示通りに働き且つ社員との協働経験が少ない

求人票に記載されている実務経験3年以上というのは、正規社員での実務経験を指しているということをご存知ですか。(異論があるとしても実態はそうです)このため、前職が契約社員・パート勤務というだけで、不採用とするケースが多々あります。

採用担当者に「求人ニーズを十分満たすだけの職務遂行能力(経験)がある」とアピールしてもなかなか受け付けてもらえません。それならば、求人票に「非正社員としての職務経験は経験として認めない」と記載してはどうでしょうか。

中途採用の場合、即戦力の採用が一般的であり、求める経験・スキルが重要な選考ポイントです。非正社員としての経験を評価してくれないとなると、この雇用形態で働いてきた人が大きなハンデを背負うことになります。

顕著な例が大学院修士卒で、ポスドクや研究員として非正規社員で働いている人にとっては受難の季節です。民間・公的機関を問わず、研究員の相当数が任期の定められた契約社員として勤務しています。契約満了に伴って他の会社に就職しようにも、前職の雇用形態が契約社員ということが厚い壁となっています。キャリアが評価されないという見えない壁による差別を受けているといってもいいでしょう。

パートや契約社員でも優れた専門性と実績を持つ人はいます。正社員と同等ないしはそれ以上の能力を具えている人も少なくありません。

多くの企業が経験者に求める大まかな人物像は次の3つです。

1)知識がある人(専門・製品・業界知識)

2)実務遂行能力がある人(実績・経験・スキル・資格)

3)コミュニケーション能力がある人(チームワーク・マネージメント・人脈)

パートだったから、契約社員だったからダメという理屈は、どう考えても道理に外れます。

政府も正社員の雇用促進を進めようとしています。企業の採用担当者は、「本当にその仕事で期待するキャリアとして即さないのか否か」をじっくりと見極め、真のキャリア評価を行って欲しいと思います。

優秀な若者が転職もままならず、彷徨(さまよ)っている現実を見るにつけ、人手不足が問題視される世の中って何かおかしくありませんか。

先の法令改定で年齢・性別の制限が撤廃されました。この狙いは、年齢や性別で判断するな、人そのものを採用基準とすべきであるという発想から取り入れられたものです。

雇用形態によって職務経歴を無視することがない様、企業の採用担当者は肝に命じるべきであると考えます。【了】

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2008年1月 6日 (日)

You are what you buy.って何のこと?(意味が解らないイメージ広告)

 近頃見かける駅内広告で意味の解らない(少なくとも記者は)広告があります。

”You are what you buy.”と書かれたカード会社の構内広告をじっと睨んでその意味を考えました。記者の能力では理解不能で、意味の解らないことに苛立ちを覚えました。広告自体がちんぷんかんぷんで、イメージが湧きません。この手の広告が他にもあります。多くの人にとって意味不明な構内広告の意図はどこにあるのでしょうか。

件の広告ですが、フルーツ満載の売り場に立つ絶景の美女?が見る人に何かを問いかけています。

You are what you buy.「なにを買うかで、あなたが決まる」と訳すそうです。「私たちがこのメッセージに込めたのは、買いものを通じて、じぶんらしくおしゃれなライフスタイルを楽しんでいただきたい。という思い」を表しているのだそうです。

この日本語のキャッチコピーを理解しようとしても理解できません。英文はもちろん、和訳の意味も解らないのではどうしようもありません。実はそう考えるのは素人で、イメージ広告として見れば、きっと「成功」なのでしょう。

構内広告は対象が電車の乗降客であり、じっくり読ませる内容ではなく、あれっと思わせる広告を制作することに重点が置かれるものと思います。カード会社の目論見にまんまと嵌まってしまったのかもしれません。【了】

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2008年1月 4日 (金)

宝くじに当たったら、あなたならどうする?

 ドリームジャンボ宝くじに当たった人はどんな心境でしょうか。ドリームが正夢になった人は夢にうなされていることでしょう。買い逃した人には、新春宝くじも発売中です。

 かく言う記者も今から30年前、年末宝くじにあたった果報者のひとりです。すでに時効でしょうからご紹介します。当時のお金で100万円でした。何等であったか忘れましたが、大晦日にテレビの抽選風景をみながら小躍りしたことを覚えています。

当選券を持って銀行に行きました。なぜかその時のことが鮮明に残っています。

記者「宝くじの換金をお願いします」おもむろに当選券を差し出しました。

行員「おめでとうございます。早速支払いのお手続きを致しますので、しばらくお待ち下さい」かもが来たと思ったのか満面の笑みで迎えてくれました。

記者「ええ、宜しくお願いします」内心どきどきしながらも平静を装いました。

行員「ええと、何か身分を証明するものをお持ちですか?」身元確認はあると思っていましたので、免許証を持参していました。

記者「運転免許なら・・」

行員「別室をご用意しますから・・」なぜか別室へ通されることになりました。

別室に移動し数分後、上司らしき人も一緒に出てきて、

上司「おめでとうございます」まずは儀礼の挨拶からでした。続けて「どの辺でお買いになられたか覚えていませんか」

記者「出張でいろいろな所で買いましたので、特定できません」確か60枚ほどを買いましたので当選券をどこで買ったかは憶えていませんでした。

上司「直ぐご用立てしますか?もしご計画がなければお預かりできませんか?とりあえず普通預金にお入れいただけませんか」執拗に預金を勧める行員さんに言いました。

記者「いいえ、あぶく銭ですから買い物をしようと思います」諦めきれないといった行員さんの誘いをはっきりと断りました。

キャッシュで100万円、ぴんぴんのお札をいただきました。たしか、家内には和服を、私は高級腕時計を買った記憶があります。

 これに味を占め、その後宝くじを買い続けましたが、一向に幸運の女神は訪れません。もし宝くじに当たったらあなたならどうしますか?お金持ちは男女ともに最多は旅行だそうです。女性は「おいしい食べ物」「老後の生活費用」「健康・美容」、男性は「自動車」「趣味・スポーツ」「老後の生活費用」と続くようです。

 特に60歳以上では、制約や時間から解放されて、「どこか知らないところに行ってみたい」という子供の頃からの憧れが旅行を誘発する様です。「子供や孫との温泉旅行」「気ままな海外旅行」など、今までしたくてもできなかったこと(裏返しはできないこと)をしたいと考えている人が思いがけない大金を手にした時に考える平均像だそうです。

 どうやら、凡人はあぶく銭(当選金)を貯金や投資にまわすよりも消費行動にあてる人が多いようです。もっとも、3億円となるとわかりませんが・・・。買わなければチャンスはありません。買っても当たる保障がないのが「宝くじ」です。夢が正夢になった時、あなたならどうしますか?【了】

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2008年1月 2日 (水)

ご利益を求めて285万人!(2008川崎大師の初詣予想)

 2008年のお正月、関東地方は穏やかな晴天に恵まれました。

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お正月恒例の初詣、各地の社寺では着飾った人々で賑わいをみせる様子が伝えられています。暮れに警察庁が発表した「2008年の正月三が日の人出予想」によれば、全国の主な神社・仏閣への初詣客は、昨年よりも48万人多い9,843万人に達する見込みとのことです。不況の時ほど神頼みといいますが、今年はそんな予兆を反映しています。

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神奈川県に数ある社寺のうち、例年たくさんの参拝者が訪れる川崎大師平間寺でも、この三が日で285万人の人出が予想されています。京急川崎大師駅前から平間寺に続く約800メートルには、様々な屋台や露店が連なっています。特に参道となる仲見世通りは、人また人で身動きができない程です。このため、迂回路が設けられ、歩道が一方通行規制されています。「大山門まで100メートル、本堂まで約30分」プラカードを掲げた警備員が「押さないで下さい」と声を嗄らしていました。これ程の「難行苦行?」に耐え初詣に向かう参拝者の気持ちが風を通して伝わってきます。昭和の時代と違って、深刻な神頼みで参拝する人は少なくなりました。今では家族のコミュニケーションの格好の場として利用されているようです。今年は髪を結った和服姿の女性を見かけることがほとんどありません。年々少なくなっています。

初詣で願い事をしない人いないでしょう。

それぞれの思いをお賽銭に託し、願かけされることと思います。それぞれの社寺では、願いごとのご利益を謳っています。

無病息災 家内安全 商売繁盛 厄除け 縁結び 諸願成就 交通安全

開運 航空安全 学業成就 健康祈願 社運隆昌等など

複数お願いする人が圧倒的でしょう。

中には、お賽銭を分け、これは無病息災・こちらは家内安全などと投げ込む人もいます。お賽銭はといえば、10円から500円までが全体の70%を占めるといいます。今年は、紙幣が舞う光景を見ることができませんでした。これからの各種値上げに備え財布の紐が固かった様です。

護摩札に願いごとを託す人達をみかけました。

●15歳位のお子さん 「必勝」

受験でもあるのでしょうか。お母さんに促され書きました。

●60年配のおばさん 「航空安全」

旅行に出かけるのかもしれません。ご家族のことかもしれません。

●女性の二人連れ、二人とも 「良縁成就」

同級生と思われるお嬢さんで、26歳と書き入れていました。

●中年の夫婦、奥さん 「家内安全」

奥様が札を書く姿をじっと見つめるご主人が印象的でした。

●ひとりで参拝の若い男性 「健康祈願」 

健康が気になるのでしょうか。健康第一ですからね。

 願かけは百人百様です。因みに無病息災と家内安全を祈願する人が大半だそうです。あなたは何をお願いしましたか。団塊世代である記者は、勿論、「無病息災」を祈願しました。【了】

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