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2008年6月28日 (土)

病歴記録や検診結果を有効に使おう!(病歴・検査記録管理のすすめ)

 初診でクリニックに行くと最初に問診票の記入を求められた経験をお持ちでしょう。同様に調剤薬局の窓口でも書かされます。住所・氏名は当然のこと、既往症やアレルギーの有無など必要最小限の個人情報を提供します。医師はこの問診票を事前に見て、「あたり」をつけ診察に入ります。医師は本来、初診時にもっと詳しい情報があればと思っています。薬剤師さんも過去の投薬記録があればいいなと考えています。

 急な病気や転居の際、役立つのが過去の病歴や検査記録です。また、慢性疾患で治療方針を決める場合にも重要なバックデータとなります。普段、ないがしろにしているこれらの記録があなたの早期治療を実現し、治療費の軽減に役立ちます。

1)病歴や検診結果を保存しよう

 健康診断を受けると渡される、診断記録を見たら捨てている人がほとんどでしょう。検査値に一喜一憂し、異常値表示のHやLを確認しただけでお役目御免となっていませんか。実はこの結果が将来とても貴重な個人情報になるのです。また、その時々の処方薬を記録している人は少ないでしょう。でもこれが結構役立つのです。特に薬にアレルギーのある人にとっては大切な情報になります。

2)検査項目のトレンドを記録しょう

 検査値は体調によっても変化します。身近な検査に血圧があります。入浴後や食後すぐに測ると一般的には高めにることを誰でもご存知でしょう。5分程安静を保ち計り直すと正常値であることを経験されていることと思います。

検査値は定点観測と同じで、その瞬間の値も大事ですが経時変化のほうがもっと大事です。特に生化学的検査項目は、数値のトレンド(傾向)が診療する上で重要な指標となります。

主要な検査値、血圧、体重を記録するだけでもいいのです。自前の健康管理ノートを作ったり、データをパソコンに入力していつでもプリントアウトできる様にしておきましょう。

3)データを分析してみよう

 データを分析することで、病状をより詳しく正確に理解することができます。エクセルを使える人なら作図をすればその図表からいろいろなことが見えてきます。疾患や病気の理解にはまたとない武器です。そこで疑問に思ったことを医師にぶつけてみましょう。医師は喜んでその質問に答えてくれると思います。

4)初診時、医師に提示しよう

 初診時、データを持参することをお勧めします。医師にとっては治療を開始するにあったて貴重な情報となります。的確な診断を迅速に行う可能性が大となります。無駄な検査の省略にもつながり、個人の費用負担を軽くします。

5)家族に知らせておこう

 せっかく準備した記録も利用されなければ宝の持ち腐れです。もしもの時、家族がその存在を知っていれば本人に代わって情報提供が可能です。家族全員のデータを一箇所にまとめて保管されると良いと思います。

 できることから始めることで、医療の効率化と医療費抑制が図れ一挙両得です。早速、今日から実行することをお勧めします。【了】

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最新介護福祉機器、単なる介助から機能回復へ!

 最近の介護福祉機器の進歩には目を見張るものがあります。単に使うから、機器や装置を利用して「治す」へと大きく変化してきました。その証拠に町中の介護用品展示コーナーを覗くと、実にさまざまな製品を目にすることができます。介護から機能回復へと利用者側に立った利便性の高い製品がぞくぞくと生まれています。

最新の介護福祉関連機器などを一堂に展示する「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2008」が横浜パシフィコで6月26日(木)から3日間開催されました。7回目となる今年の特別企画は「スポーツ&ヘルシーライフ」がメインテーマで、介護福祉機器を単に使いこなすのではなく、「体を動かすことで筋肉を衰えさせない」ための最先端の介護福祉機器が出展され注目を浴びました。受動形から能動形へと変化しています。

1)車椅子とベッド

 最近の車いすは格段に使いやすく高機能になりました。自在に方向転換できるとか長時間乗っていても疲れない、突然の事態にも対応できる駆動装置など数え上げればきりがないほどです。コンビニエンスであればあるほど利用頻度が増し、利用者の機能回復を後押ししてくれます。ベッドも同様で可能な限り、自助努力で筋力の維持や回復を図る工夫がなされています。

2)自立動作支援用ロボット

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下肢や腕などに障害のある方や高齢者の介護予防のためのロボットで、筋力向上トレーニングロボットをはじめ、各種の支援ロボットが開発されています。いずれもロボットの支援を受けることでリハビリ訓練の助けをするものです。人間支援型ロボットの実用化は、独立行政法人産業技術総合研究所がプロジェクトを組み、リハビリ・自立動作・介護動作の支援ロボットの開発を行っています。

3)介護福祉自動車

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最新の介護福祉自動車で、車椅子ごと乗れるシートレイアウト・電動ウインチ・スロープ・足元照明・フラットフロア・車椅子3点式シートベルトなど乗る側の身に立った仕様になっており、車で外出し易い様々な工夫がなされています。介護というと車椅子生活という暗いイメージがありますが、車椅子ごと目的地に着いてらくらく降車できれば、外出する機会が格段に増えること間違いありません。精神的な機能回復にもつながります。

4)他動性トレーニングマシン

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トレーニングマシンが自動で動き、障害者や高齢者はその動きに合わせてトレーニングができ、体への負荷はゼロという優れものです。寝たきりにならないために、機械の助けを借りていつまでも筋力を維持しようとするものです。関節可動域の拡大、姿勢保持筋のバランス調整力、血液循環の促進、筋力の向上などが期待できるそうです。

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特設コナーで行われた「片手キッチンスタジアム」では、二人の作業療法士による片手で料理を作る実演が行われました。文字通り、片手だけで料理を作るもので肉料理や野菜料理を手際よく作っていました。これも機能回復訓練の一環で、半身不随となっても料理を作ることでQOLを取り戻そうとするものです。

 介護福祉用品は誰しもがいつかお世話になるものです。今その用向きがない人でも、最新の介護福祉機器を知るのはとても意味のあることです。いずれわが身と考えれば無関心ではいられません。【了】

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その薬、本当に必要ですか?薬を見直そう!

 薬局で待つ間、高齢者や小児を中心にたくさんの薬が処方され、薬剤師の説明にひとつひとつ頷いている患者さんの姿をよく目にします。

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その薬局の窓口で、買い物袋ならずビニール袋に入りきれない程の薬を受け取る患者さんを見て恐ろしさを感じるのは私ひとりでしょうか。貼付剤やシロップ剤などかさばる薬を別にしても異常な量を目にすることがしばしばあります。

●薬は元来毒物です

 薬は異物、有機化合物ですから元来人体には有害な物質です。多剤併用の副作用も問題視されています。飲まなくてよければ飲まないほうがいいに決まっています。一部の医療機関ではどうしてこうも多量の薬を処方するのでしょうか。病院経営上という理由であってはなりません。

初診時、原因不明の高熱などで病原菌が同定できない場合に解熱剤や抗生物質などを4-5剤程度処方するのはやむをえないとしても慢性疾患患者に対する薬の種類及び量は本当に適当なのでしょうか。

慢性疾患の患者さんで、主因となる病気の治療薬は別にして、眠れないといっては睡眠剤を、気分がすぐれないといっては精神安定剤を、胃が重いといっては胃腸薬を処方され、結果として日々5剤以上の薬を飲み続けている人はいませんか。

知人のアメリカで病院勤務経験のある医師の話です。

「老人保険のメディケアでは、治療費の大部分は保険から支払われますが、薬代は個人負担です。日本の様な処方を行ったら患者からそっぽを向かれます」

●薬を見直そう

 その薬、本当に必要ですか?体にも優しく医療費抑制効果が高い、薬の見直し!

日常的に5剤以上服薬している方がいたら、「どうしてこんなにたくさん薬を飲まなくてはいけないの?」と自問自答してみてください。治療開始時必要であった薬で、もしかしたら不要な薬があるかもしれません。またその後追加処方された薬の中にも今必要かどうか疑わしい薬もあります。

薬は薬価により算定され、本人は10-30%を窓口で支払い、残りは保険料と公費で賄われます。薬の見直しで、無駄な薬をなくせれば薬剤費が大幅に低減されることが期待できます。

およそ年間8兆円の薬剤費のうち、もし投薬の無駄が排除され30%低減されれば、2.4兆円にもなります。

後期高齢者問題では医療費の抑制が強く求められていますが、普段何気なく服薬している薬を見直すことで医療費抑制に寄与できるとすればこんな素晴らしいことはありません。

●医師に相談してみよう

 ご自身の身体を守るためにも、主治医に「先生、薬の種類を減らせませんか?」と勇気を出して言ってみましょう。この一声が福音をもたらすかもしれません。

そうはいっても医師に面と向かってはなかなか言いにくいものです。そんな場合の対処法です。

看護婦さんや薬局の薬剤師さんが強い味方になってくれるはずです。看護婦さんなら担当医師に患者さんの意向を取り次いでくれます。嫌な顔をする様なら、その病院はやめたほうが賢明です。

もし、外部の調剤薬局を利用なら、薬剤師さんに希望を伝えてください。薬剤師さんの判断で処方薬を変えることはできませんが、良心的な薬剤師さんなら担当医師にすぐ電話をして、患者の希望や意向を伝え、変更可能なら変更してくれます。

臨床医ではないので軽々にものを言えませんが、糖尿病である記者の主治医は降圧剤とコレステロール抑制剤以外処方してくれません。あえて糖尿病の薬(血糖降下剤)を飲まずとも食事療法や運動で脳梗塞や心筋梗塞などの予防に対処できるというのです。この考えを支持するお医者さんも少なくありません。

要はご自身の意向をはっきり医療側に伝えることです。もちろん、ジェネリック医薬品への変更も忘れないで下さい。

●健康は食生活と運動第一

 薬よりも日々の健康管理が大事だと言います。「食事をしたら運動する」「食べ過ぎない、飲みすぎない」です。禁煙も不可欠要因として挙げられます。もちろん食物に対する感謝の気持ちを忘れてはいけませんが、この場合「もったいない」は禁物です。おかずを残したり、ラーメンのスープを飲み残したりと行儀の悪いことがかえってよい結果を生みます。なんといっても適度な運動と節食が健康維持には大切なことです。

患者さんにとっても医療費抑制策としても効果的な「薬の見直し」にあなたも取り組んでみませんか。ひとりでは僅かでも、塵も積もれば山となることを期待したいものです。【了】

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2008年6月15日 (日)

もう内視鏡検査はつらくない?注目される経鼻内視鏡

 経験のある方にとって内視鏡検査は苦手という人が大半でしょう。

胃がんの内視鏡検査にとって福音になるかもしれない、経鼻(けいび)内視鏡が開発され使用できるようになりました。ご存知の方も多いと思いますが、内視鏡検査はファイバースコープや先端にCCD(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接消化器粘膜を観察する方法です。日本人のがんの上位に位置する「胃がん」、その胃の検査に使われる胃カメラ(経口内視鏡)は嘔吐感などの不快があるため嫌がる人も少なくありません。二度と受けたくないと訴える人もいます。このため、細い内視鏡を鼻から入れる嘔吐感のほとんどない「経鼻内視鏡」が注目されています。苦しくない内視鏡で定期的に胃がん検診を受けることは、がんの早期発見や治療に効果的であると考えられています。

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 6月14日(土)横浜みなとみらにあるランドマークホールで、富士フィルム・メディカルフォーラムが開催され、自分に合った胃がん検診をみつけるために、「鼻から内視鏡検査」についての講演とパネルディスカッションが行われました。

静岡赤十字病院内科・検診部長(経鼻内視鏡センター長)である川田和昭氏の講演に続いて、インテリな落語家として知られる三遊亭楽太郎さんとみなとみらいメディカルスクエア院長の石川廣記先生とのパネルディスカッションに移りました。

講演の経鼻内視鏡の臨床的なメリット(6000例)に関するお話からすると、どうやら患者に優しい内視鏡の様です。その証拠に受診した人の96%が次回も鼻からと答えているそうです。講演の内容をまとめると次の通りです。

経鼻内視鏡検査のメリット

1)従来の口から入れる内視鏡検査は、検査する際に舌の奥にある舌根部に触れるために、咽頭反射が起こり、誰もが「オエー」となってしまいます。鼻から入れる内視鏡検査ではスコープを鼻腔から直接食道へと通すことで、 舌根に触れないため従来あった苦痛から開放される。

2)従来の内視鏡検査では、マウスピースで口がふさがれ、スコープも口から入るため検査中に話はできませんでした。鼻からスコープを入れる場合は、口がフリーとなり医師と会話しながら検査を受けることができる。

3)内視鏡検査では、咽頭麻酔を行うため検査後すぐに飲水や食事をすることはできませんが経鼻内視鏡では鼻腔への局所麻酔 を行うだけで済むため、検査後すぐに食事をすることができる。

更に安全性の面でも麻酔ゼリーの使用量が従来の二分の一から三分の二となり、経口内視鏡に比べ心身ともに患者の負担が軽い検査方法だそうです。

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続いて経鼻内視鏡の経験がある三遊亭楽太郎さんを交えた「楽だから鼻だから」のシンポジュウムに入りました。

終始軽妙な洒落で聴衆を沸かせながら使用経験を語りました。従来に比べとても患者の負担が軽い(検査中、医師と会話しながら検査が受けられることや検査後直ぐ食事ができる)検査であることを強調されていました。胃がん検診とは異なりますが、楽太郎氏は56歳の時に大腸検診を受け、初期がんが見つかり大事に至らなかったことを告白?、内視鏡による検査の大切さを訴えかけていました。

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ディスカッションの結論として、経鼻内視鏡の登場によって「胃カメラのハードルを下げてくれた」ことが何よりもの成果であるとのことです。

胃カメラ検査に恐怖心を抱いている方は、次回の検査で「経鼻内視鏡検査」を試されることをお勧めします。【了】

参考:経鼻内視鏡の特徴について

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独自の微細精密加工技術により、先端部径5.9mmという、消化管用スコープとしては細いスコープを実現。このため、鼻腔からの挿入が容易に行えます。先端部径5.9mmという極細スコープでありながら、4方向アングル操作や鉗子チャンネル、さらには影が出難い2つの照明光を有するなど、消化管用スコープとして必要な機能を備えています。 (フジノン製品情報より)http://www.fujinon.co.jp/jp/index.htm

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2008年6月14日 (土)

JR横浜線が今年100周年!

 JR横浜線が今年9月23日で100周年を迎えます。

横浜線の各駅には100周年を告知するフラッグや横断幕が掲げられています。

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横浜市神奈川区の「東神奈川駅」を起点として、東京都八王子市「八王子駅」までを結ぶ総延長42.6Kmの路線です。1908年に「横浜鉄道」という私鉄として開業したのが始まりで、その当時は八王子や信州で生産された生糸を横浜へと運搬することを目的としていました。

横浜線はベイエリアの横浜市内から丘陵地帯を走り、相模台地~多摩丘陵~八王子盆地へと向かいます。途中にはトンネルや連続勾配もあり、山越え路線の風情をたたえます。そんなローカルな路線でありながら昔とはすっかり様変わりしています。

首都圏の通勤路線として利用者が増加し、朝夕の混雑ぶりは山手線並のラッシュアワーと化します。中でも新横浜駅は新幹線と市営地下鉄ブルーラインとが接続、日産スタジアムや横浜アリーナで催しがある日には原宿や渋谷にもまさる混雑振りです。また、横浜線は稀に見る他線との接続が多い路線です。

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東神奈川駅(JR京浜東北線)、菊名駅(東急東横線)、新横浜駅(新幹線・市営地下鉄)、鴨居駅(市営地下鉄)、中山駅(市営地下鉄)、十日市場駅(東急田園都市線)、長津田駅(こどもの国線)、町田駅(小田急小田原線)、橋本駅(JR相模線・京王電鉄相模線)、片倉駅(京王電鉄高尾線)、八王子駅(JR中央本線)と数えただけでも、途中の11駅から他線に乗り換えることができます。東西南北、縦横無尽に人々を運びます。

沿線の主要駅には、駅ビル、大型ショッピングセンター、娯楽施設が次々にオープンし、巨大なベットタウンとして発展し続けています。このほか、よこはま動物園ズーラシアやこどもの国など子供たちが思い切り飛びまわれる場所がふんだんにあります。

利用する車両も時代と共に変わりました。昔懐かしいチョコレート色の73形電車を覚えている方も多いでしょう。妙に記憶に残る電車であったと思います。車両の変遷をみると、2100系蒸気機関車(開業当時)→73形電車(1952年~1979年)→103形電車(1972年~1989年)→205形電車(1988年~現在)で、現在はステンレス車体の205形電車0番台車が使用されています。

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それぞれ特徴ある車両が、記念フラッグと横断幕にモチーフとして使われています。

これから、各駅の整備(特別清掃、待合室設置、ベンチの取替え、トイレの改修など)に加え、ジョイフルトレインの臨時列車運行、歴史写真の展示、記念グッズ販売、抽選会等盛りだくさんのイベントが計画されているそうです。

今年で100周年を迎えるJR横浜線、これからの活躍を大いに期待したい思います。【了】

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2008年6月 7日 (土)

ユニークな街路灯がいっぱい

 日常あまり気にすることのない街路灯です。灯っていて当たり前の夜道を照らす街灯は、私達の生活にとって必要不可欠な生活灯です。

そんな街灯に目をやると、じつにさまざまなデザインがあることに驚かされます。

ウオッチングのきっかけは、たまたま見上げた街灯が凝った形をしていたので、他の街灯に目をやると実にさまざまなデザインがあることに気づいたたからです。そして、どうやら防犯灯より街灯の方がユニークなデザインのものが多いようです。

最近ではエコロジーの観点から太陽電池式が随所で見られるようになりました。

町で見かけた街路灯のいくつかをご紹介します。

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2008_05240002_2 よく見ると、いろいろなデザインの街路灯が立っています。色や形、大きさや高さなどひとつひとつに個性のある街頭が町のあちこちで見られると思います。

あなたも街灯ウオッチングをしてみてはいかがですか。【了】

撮影日 2008年6月4日(水)

場所 藤沢市内

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2008年6月 1日 (日)

国内最大級のウインズ新横浜が間もなくオープン(関係者・当局の準備は万端か)

 ウインズ新横浜(新横浜場外勝馬投票券発売所)が6月21日(土)にいよいよオープンします。

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JR新横浜駅から徒歩4分、市営地下鉄新横浜駅のすぐ目の前と主要都市の中で交通アクセスに恵まれた場所にあります。

JRAの宣伝文句によると「快適な空間と上質なサービスを提供するウインズを目指し、特にお客様からのニーズが高い映像モニター設備やいす席を用意し機能の充実を図りました。初心者、ライトファンからヘビーファンの方々まで幅広いファン層にご愛顧いただけるよう、2タイプのエクセルフロア、フード&レストコーナー、レディースペアシートなどを配置、特色あるフロア構成となっております」と書かれています。競馬フアンはオープンを心待ちしていることでしょう。1日の来場者を3万1,500人見込んでいるそうです。

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一方地元住民すれば夜も眠れない事態が心配されます。然したる反対運動もなく開設されることになったと聞いています。今まで、サッカーやコンサートなどが開催される度に大渋滞や混雑、ゴミの山そしてダフ屋の横行など住民は耐えてきました。

その心配に拍車がかかることを地域住民は恐れています。

JRAの関係者はもとより当局の準備は万端なのでしょうか。

1)交通渋滞対策は?

 日産スタジアム、新横浜アリーナ、新横浜スケート場そして先頃オープンした駅ビルなどスポーツ・娯楽・商業施設がたくさんあります。幹線道路がクロスする北口駅前は今だ再開発整備の工事中です。平時はスムーズに流れる道路も、イベントがある日には大渋滞となります。第三京浜のインターから長蛇の列になる可能性も否定できません。駅前が川という地形から迂回路がなく、「忍」の一文字を強いられます。

2)人の交通整理は?

 まずはウインズへの人の流れをどう捌くのかです。新幹線・横浜線・市営地下鉄・バス・徒歩でこられた人への対応が心配です。それでなくとも工事中で不便な現状では、人が右往左往せざるを得ない状況です。車道を横切る勇気ある?歩行者がでてくる可能性があります。イベントが同時開催となった時にはどうなるのでしょうか。「道譲れで小競り合い」などとならないことを祈ります。

3)違法駐車の取り締まりは?

 新横浜駅前には大規模な駐車場(日産スタジアム700台とプリンスぺぺ800台)が少なく、駐車場から溢れた車の居住地区での違法駐車が懸念されます。アリーナに近い、新横浜駐車場は道が一方通行の上に渋滞がひどく、住民の交通の妨げになっています。

4)路上喫煙防止対策は?

 新横浜駅周辺は未だ路上喫煙防止条例が適用されていません。注意しても無視、我が物顔でくわえタバコの輩がいます。横浜駅と関内駅とでは込み具合が違うとでもいうのでしょうか。ポイ捨ての吸殻はきちんと清掃してくれるのでしょうか。

5)ごみ捨て対策は?

 イベント帰りの人通りが途絶えた後、缶やビン、食べ残しのファーストフードといった残飯が道路に散らばっています。食べ残しが一番手に負えません。翌朝にはカラスが飛んできてついばみます。時間が経った残飯から出る異臭は、通勤時の爽やかな気分を吹き飛ばします。

6)違法出店対策は?

 今でもアリーナ通りを中心に路上のお弁当やさんが昼時に並んでいます。競馬帰りのいっぱいを屋台の立ち飲みでしたい人もいるでしょう。弁当やさんを取り締まっている様子はありません。屋台対策はどうしようと考えているのでしょうか。

7)路上宴会対策は?

 ウイング新横浜は鳥山川の川辺にあります。格好の無料宴会場が確保できます。ベンチに座って競馬談義を咲かせたい人にはとても便利です。車座や寝そべっても罪にとわれないはずです。子供達が遊ぶ場所が占拠されたらどうするのでしょうか。

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行楽地ではどこでも共通する悩みごとといって片付けられない、イベント会場特有の深刻な悩みがあるのです。競馬ファンをどうのこうの言うつもりは毛頭ありません。

転ばぬ先の杖、関係者には万全の準備をお願いしたいと思います。【了】

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