« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月23日 (火)

認知症を防ぐには?

2008_09240041  好むと好まざるとに関わらず、いつおとづれるかも知れない認知症。認知症をテーマにした「もの忘れフォーラム2008」が、9月23日(秋分の日)東京・有楽町にある国際フォーラムで開催されました。会場となったAホールには、3000名もの人たちが参加しました。

http://www.asahi.com/ad/clients/monowasure/index.html

超高齢社会を迎えた現在、認知症の人はおよそ180万人といわれ、この先も増加傾向が続き10年後には250万人に達するのではないかと予測されています。私達に最も身近な病気であるがん患者総数ですら128万人(財団法人厚生統計協会 平成14年度)であり、それ以上の認知症患者がいることにただ驚かされます。人ごとではない「認知症の現状」はどうなっているのでしょうか。認知症の予防はどうすればいいのでしょうか。

認知症とは、認知機能が病気になった状態で、認知機能が低下する原因はアルツハイマー病が50%、脳血管障害が30%、レビー小体症が10%、その他が10%とみられています。いずれも脳の細胞がどんどん減ったり、何らかの障害を受け脳の機能が低下する怖い病気です。

現在、アルツハイマー病の薬として使われているアリセプト(一般名・塩酸ドネペジル)は、根治治療薬ではなく、進行をある程度止めることしかできません。認知症のメカニズムのすべてが解明されていない現状では、治療の特効薬はないといっていいでしょう。多くの製薬メーカーが治療薬の開発を進めており、5~10年先には画期的な薬?が開発されるかも知れません。残念ながら現在に生きる私達には少し先の話になりそうです。

2008_09240044

では、不治の病にかからない方法はないものでしょうか。誰しもが避けたい認知症、少しでも発症を防ぐためには、どうやら日常の生活にかかっていそうです。

手を動かす、ものを書く、歌うなど五感に訴えかけることを普段から心掛けるのが最良の防御策のようです。記事を書くことも認知症予防に有効な方法かも知れません。そこで発症を予防する3つの心得を考えてみました。

発症を予防する3つの心得

●頭を使う

本や新聞を読む、頭で考える、ものを書く、電卓を使わない、観察力を養う、創作料理を作るなどを通して、マニュアルから外れた発想や行動に気を配る。

●運動をする

散歩やジョギング、サイクリングや買物などを通じて適度な運動を毎日続ける。特に手先を使う運動や作業に心掛ける。

●ストレスをためない

過度なストレスは禁物、カラオケや趣味、ドライブやアウトドアなどでストレスを発散し、辛いことや嫌なことを忘れることで、おのずと意欲が湧いてくる。

どうやら、「普通の健康を維持する」そして「日々目的を持って生きる」ことが認知症発症予防の最善策のようです。【了】

備考:神奈川新聞カナロコ投稿記事

http://www.kanaloco.jp/report/entry/entry_r236/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月21日 (日)

いつまで続く健保組合解散

 大手企業に勤めるサラリーマンが加入する、健康保険組合の将来に暗雲が立ち込めています。最近、大手運送会社や持ち帰りすしチェーン会社などで健保組合解散のニュースが報じられました。また民間企業のみならず、地方自治体でも健保組合を解散する動きが加速しています。私が加入する健保組合でも、この春保険料率が一方的に引き上げられました。さらに扶養者の認定も厳しくなり、従来申告ベースだったものが、公的書類の提出を求められるようになりました。

読売新聞によれば、西濃運輸の健保組合が『保険料率を月収の8・1%から10%以上に引き上げることが必要となった。政府管掌健保の保険料率(8・2%)を上回ることから、今年3月に解散を決定。厚生労働相に解散認可を求め、7月末に許可が下りた。同社総務部は、健保の仕組みを維持する意義が見いだせなくなった』と報じています。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080821-OYT8T00539.htm

長い間。健康保険の優等生であった健保組合が拠出金の負担増に居たたまれなくなり、被保険者のメリットもないことから暖簾をたたむはめに陥っているのです。

全国の1334もの健保組合が、今年度赤字に転落し解散をも視野に入れ検討中とのことです。このまま政府管掌保険への変更が続けば、拠出金をあてにして高齢者医療制度を導入した制度そのものが立ち行かなくなることになります。まさに制度そのものの空洞化現象がおきようとしているのです。

本来、組合員から徴収したお金は組合員に還元されるべきで、健保組合に剰余金があるから拠出しろという発想じたいがおかしなことです。余剰金がでるくらいなら保険料の引き下げがあってもいいくらいです。

制度の趣旨は可としても、あまりにお粗末な医療行政がこれから先続くわけがありません。政府管掌健保への移行が現実になるかもしれない今、組合員の誰もが心の準備をしておく必要がありそうです。【了】

備考:あらたにす投稿記事

http://allatanys.jp/P001/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月13日 (土)

わが家の製品回収騒動記

 新聞に連日のごとく掲載される「製品回収のお知らせとお詫び」広告を目にした人も多いことと思います。車、家電品、食料品など、私達の生活に直接関わる製品が次々にリコールや不具合により回収される現実にはただあきれるばかりです。

そんな折、わが家に直接関わる事件?が発生しました。

その事件は、香味料として料理や飲みものに重宝なポッカレモン100の自主回収です。新聞や企業のホームページによれば、「製品の表示が消費者の誤解を招く恐れがある」として自主回収に踏み切ったものです。

2008_09140002

早速冷蔵庫を開けると、問題のポッカレモンがあるではありませんか。製品名は450mlポッカレモン100です。回収該当商品であることを確認しましたので、どうすればいいのか再度公告を見直すと、「該当の製品を送付してくれれば、折り返し定額小為替で料金を返金する」と書いてあります。また使用後(開栓後)の製品でも返品に応ずるとあります。

わが家の製品は使いかけで、中身を捨ててビンだけ送ればいいのか、外側のラベルを剥がして送ればいいのか、開栓後の製品を送る手順が記載されていません。。また定額小為替がどんなものかもわかりません。

やむなく、コールセンターに電話をしました。

しきりに製品自体には問題がないとの説明を繰り返します。納得がいかず、「では、何故自主回収するのですか?」とお聞きしました。当該製品には「防カビ剤は使用していないと表示しながら、安全性には問題ない微量の防カビ剤(イマザリル)が入っていたために自主回収する」との説明でした。防カビ剤の量が食品衛生法の基準上、問題ないことから製品には問題がないとの見解のようです。どうやら今回の自主回収は、企業イメージを損ないたくないためというのが本音のようです。

使用中の製品は、中身を廃棄して空瓶を受取人払いで送付することになりました。現品確認後、定額小為替(現金を定額小為替証書に換えて送付する送金方法:ゆうちょ銀行)を自宅に郵送するとの回答でした。

たかがポッカレモン、されどポッカレモン。

一連の騒動から、製品を返品する側も回収する側も時間と労力、さらには莫大なお金が伴うことを新ためて知りました。企業には、品質管理の厳格化とリスクマネジメント(製造物責任)の徹底を心して欲しいものです。【了】

備考:神奈川新聞カナロコ投稿記事

http://www.kanaloco.jp/report/entry/entry_r230/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »