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2010年2月28日 (日)

糖尿病と歯周病には密接な関係がある?東京でシンポジウム

 糖尿病と歯周病とには密接な関係のあることをご存知でしょうか。

 糖尿病の合併症として動脈硬化や心筋梗塞、網膜症や腎症などは広く知られています。意外に知られていないのが歯周病との関係で、高血糖で血流が悪くなるとからだの抵抗力が落ち、口の中の細菌(プラーク)に対する抵抗力を失い、結果として歯周病にかかる率が高まります。また歯周病が高じれば必然的に食事にも影響を与え、糖尿病治療では基本の食事療法に差支えることになります。

 一見、歯周病とは何の関係のがなさそうに思える糖尿病ですが、実は相互に密接な関係があるという「なくそう 減らそう 歯周病」をテーマにしたシンポジウムが2月28日(日)、THE GRAND HALL(東京・品川グランドセントラルタワー3F)で開催されました。

 基調講演で徳島大学大学院教授 永田俊彦氏(歯学博士)が「歯周病と糖尿病の関連について」と題して講演がありました。

 歯周病が全体の健康に影響を与える、糖尿病の家系には歯周病が多い、糖尿病2型の人は歯周病罹患率が2.5倍高い、歯周病は糖尿病を悪化させる、歯周病の治療によって血糖値を改善できる(Hba1cが平均0.66%低下)など糖尿病患者にとっては傾聴に値する話でした。ただ、未だ臨床データが少なく今後更なる研究が必要であるとの印象でした。

 特別講演では、日本糖尿病協会理事長の清野 裕氏から「糖尿病治療の最新治療」が、また広島県歯科医師会理事 宗永泰一氏からは「歯周病と糖尿病の治療における歯科・医科連携について」の話がありました。

 注目すべきは、『歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われており、糖尿病患者は糖尿病ではない患者に比べて歯周病菌の量が多いこと。また歯周病が重症な人は歯周病のない人に比べて、血管の動脈硬化が進みやすいこと。ちなみに糖尿病患者の歯石を除去してブラッシングするだけで血糖値は下がり、抗生物質を併用して歯周病を治療した場合は、さらに下がる。このように「糖尿病になると歯周病を合併しやすく、歯周病をケアすると糖尿病が改善される」つまり歯周病が糖尿病に影響を与えるという相互の密接な関係がある』ということを糖尿病患者は自覚する必要がありそうです。

 3氏によるパネルディスカッションでは、治療上における医科・歯科の連携の実際と今後の取り組みが話し合われました。糖尿病網膜症が眼科医との連携で治療改善が図られているのに比べ、まだまだ遅れている歯科医との密接な連携プレーを期待したいと思います。糖尿病患者にとっては、日常の歯の手入れをおろそかにせず、食後にはきちんと歯を磨く習慣をつけることが何よりも大切なことです。【了】

2009_05140008 (写真:会場となった品川グランドセントラルタワー)

2009_05140006 (写真:当日は東京マラソンの日で、朝からみぞれ交じりの天候でした)

2009_05140001 (写真:品川港南エリアはモダンなビルがいっぱいです)

備考:PJニュース掲載記事

http://news.livedoor.com/article/detail/4630760/

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2010年2月22日 (月)

「キュアからケアへ」がん患者の相談支援のあり方でシンポジウム-東京-

 身近にがん患者がいるとしたらにどのように接すればいいのでしょうか。なんとなくお茶を濁してあたり障りのない話をしてしまいそうです。がん患者は真剣に悩んでいるにもかかわらず私達になすすべはないのでしょうか。この難しいテーマを真正面から見据えようとシンポジウムが行われました。005

(写真:講演会場に掲げられたポスター 聖路加看護大学構内にて)

 メディカルタウン再生力シンポジウム(30年後の医療を考える会・白十字在宅ボランティア会主催)が2月21日(日)、聖路加看護大学(東京都中央区)アリス・S・ジョンメモリアルホールで催され、「がん患者の相談支援のあり方」をテーマに講演とシンポジウムが行われました。在宅看護に携わる関係者はもちろん、関心のある約300名が聴き入りました。

まずは、シンポジウムの目的をPJに届いたメールからご紹介します。

■これまで30年後の医療の姿を考える会のシンポジウムに足を運んで下さった皆様へ

 今年も、30年後の医療の姿を考える会のシンポジウムの季節がやって参りました。今回は、イギリスから講師をお招きして開催致します。基調講演のタイトルであるマギーズ・キャンサー・ケアリング・センターについて以下をご参照ください。

【マギーズ・キャンサー・ケアリング・センターとは?】

 造園家で中国庭園の研究家でもあった故マギー・ケズウィック・ジェンクス(1988年乳がんの宣告を受け、1995年多臓器がんで死去)の遺志を受け、がん患者・家族、また友人に至るまで様々ながんの悩みに応える無料相談支援施設として、1996年にイギリスのエジンバラに1箇所目が開設されました。(イギリスのNHS=公立病院の「がんセンター」の「敷地内」に、「別棟」(院外)として設置、全額チャリティ&他の運営主体により運営)

その後、英国中で需要が高まり、2002年にグラスゴーで第2号、2009年までに全英で7箇所が開設され、利用者は患者・家族・友人を含めて77,000人に上ります。2012年までに更に5箇所が開設予定など、その機能は世界的にも注目されています。

イギリスは、シシリー・ソンダース博士が、1967年、ロンドン郊外に聖クリストファー・ホスピスを創設するなど、【医療の在り方をキュアからケアへと変えていく】ホスピス運動発祥の地です。では、当日会場でお会いできることを楽しみに。

30年後の医療の姿を考える会 会長 秋山正子(抜粋)

がんの患者のターミナルケア(終末期医療)についてご存じの方も多くいると思います。しかしながら「医療の在り方をキュアからケアへ変えていく」という考え方は必ずしも日本では浸透していません。これはとりもなおさず「治療から日常生活のQOLを向上させる看護・介護へ」のシフトを意味します。このため、がんの悩みに無料で応じる相談支援施設がイギリスで根付きつつあるということは私達にとっても非常に大きな関心事です。

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(写真:会場となった聖路加看護大学、地下鉄「築地駅」から徒歩数分のところにある)

講演では「マギーズ・キャンサー・ケアリング・センターの実際」と題して、CEOのローラ・リー氏の話がありました。

 冒頭、創始者のマギー・ケズウイック・ジェンクスの「above all what matters is not to lose the joy of living in the fear of dying(一番大事なことは死の恐怖の中でも生きる喜びを失わないことである)」の遺志を継いで、現在の無料相談支援活動を展開しているとの話から始まりました。がん患者が自己統制力の喪失や絶望感と無力に襲われた際には、1)情報面でのサポート、2)心理・社会・感情面でのサポート、3)ライフスタイル調整の最適化、4)がんの診断に対応する上で積極的な役割を果たす機会の4プログラムを用意し、がん患者が「積極的に生きる」ことをお手伝いするのがマギーセンターであると述べておられました。

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(写真:マギーセンターについて熱く語るCEOのローラ・リー氏。若い情熱が溢れている)

マギーセンターはミュージアムであり、教会でもあり、病院そして家庭の様な場所ととらえ、利用者が快適な時間を過ごすため、さまざまな工夫がなされています。太極拳や習い事なども行っています。がん患者の誰もが気兼ねなく利用できる施設をとの思いから、利便性を考えセンターはすべて医療施設に隣接して作られています。

裏付けるように来訪者の65%はがん患者で、35%がその介助者や友人・家族、また65%が女性、35%が男性だそうです。

こうした施設が誕生した背景には、3人のうち1人が生涯のうちがんにかかる、200万人の英国人ががんを持って生きている、毎年293,000人ががんと診断されている、英国の全死亡の27%はがんである等、日本でも同様あるいはそれ以上の状況にあります。決して他人事とは思えない切実な問題です。

財源は大きな課題で、その多くは善良な支援者の寄付とイベントなどの事業収入で賄っているそうです。日本でも一部の篤志家だけに頼らず、善意の寄付がたくさん集まれば設置は可能です。今後、ネットワークを香港、バルセロナ、オーストラリア、日本にも拡大する計画です。このうねりが世界に拡大することを期待したものです。

パネルディスカッションでは、パネラーの実体験を踏まえた考えを基に討議が行われました。一日も早い日本への導入を期待することで意見の一致を見ました。

柳田邦男氏のメッセージ(代読)「日本版マギーセンターの誕生に期待する」のコメントに等しく頷く姿がありました。

備考:PJニュース掲載記事

http://news.livedoor.com/article/detail/4619818/

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2010年2月21日 (日)

勤務医に還元されなければ意味がない!診療報酬改定

 平成22年度の診療報酬改定が行われ、4月からスタートする。

紆余曲折を経て決まったものの内、改定の重点課題として掲げた勤務医の待遇改善のための施策が盛り込まれたことは喜ばしい。例えば手術料などは大幅に引き上げられた。およそ1.5倍である。

しかし、これにより直接的に勤務医の待遇改善が行われると考えるのは早計らしい。どうしたことであろうか。

激務に耐え昼夜奮励努力する勤務医の待遇改善が大きなねらいのはずだ。もし診療報酬改定が医師の報酬に還元されないとすれば大問題である。

改定に先立ち、厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)で審議の折、「勤務医の処遇に考慮した場合にのみ算定できる」とすべきだとの意見があったと聞く。

ところが改善されなくとも「待遇改善計画」を作っていれば加算項目の算定が可能であるという。つまり病院側がポッケに入れ勤務医に還元しなくともいいことになってしまう。多くの病院は慢性的な赤字を抱えており、これをいいことに赤字解消の財源に目論んでいるというからあきれて口が塞がらない。

なぜ厚労省は実施報告を義務付けないのだろうか。この改定がうやむやのうちに行われるとすれば、早晩「ムダの排除」ということで再び切り下げられることになりかねない。この際病院側は改定の趣旨を十分理解した上で勤務医待遇改善を行うべきである。【了】

備考:あらたにす投稿記事

http://allatanys.jp/U001/L0001TG001_5.html

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2010年2月20日 (土)

梅前線北上中!大倉山梅林で観梅会-横浜-

 2月に入り、時折雪が舞う厳しい寒さが続いています。20日~21日の両日、地元恒例の観梅会が大倉山公園梅林(横浜市港北区)で催され、春の訪れを待ち望む人々で賑わいました。

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(写真:梅の咲き乱れる園内に和太鼓の音が響き渡る) 

 大倉山梅林は、約30種200本の梅が植栽されている梅の名所です。この日の観梅会では、野点茶会や日本舞踊、三曲演奏などのほか、オリジナル梅酒(梅の薫)の販売などが行なわれました。

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(写真:紅梅の花弁から梅の香りがあたり一面に漂う)

 東急東横線で横浜駅から渋谷方面に向っておよそ15分、大倉山駅(各停のみ停車)で下車し線路沿いの急坂を登りつめたところに梅林があります。元気な人でも息切れする急坂は結構しんどく、一気に登るのは至難の業です。歩いて約10分、お目当ての梅林に到着です。見上げると、このところの冷え込みをものともせず、紅梅はほぼ満開、白梅が8分咲きでした。この梅林には、ひとつの枝に淡い紅・紅・白色の花が咲き乱れる「思いのまま」という珍しい梅があります。

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(写真:見事に咲いた白梅に思わずパチリ)

 公園の一角に設けられた舞台では和太鼓の演奏が行われていました。梅の香が漂う園内のあちこちでお弁当を広げる人の姿がありました。梅の木の下のお弁当はさぞ美味なことでしょう。ここままいけば、今しばらく観梅が楽しめそうです。

 梅の開花時期は品種や天候によって大きく左右されるそうで、今年は極端に暖かい日もあれば厳しい寒風にさらされたりと梅にとっては厄介な年になりました。これから5月上旬までゆっくりと日本列島を北上します。梅が終わると、間もなく桜の便りに変わります。【了】

■参考情報

大倉山梅林http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/sinkou/ookurayamakanbaikai.html

Photo

備考:PJニュース掲載記事

http://news.livedoor.com/article/detail/4616629/

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横浜・青森間に新航路?青森「ナッチャンworld」が接岸

 津軽海峡フェリー(北海道函館市)の高速フェリー「ナッチャンWorld」が17日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)に接岸しました。

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(写真:もう少し大きな船と思っていました。船体には様々なペイントが施されカラフルな船体です)

 横浜発青森行きの新航路かと思いきや東北新幹線八戸~新青森開業(平成22年12月)の記念イベントの一環として寄港したものです。19日・20日の両日、青森の水産品や農産物などの展示・販売「船上青森物産展」が催されました。

ナッチャンworldは約1万700総トン、全長約110メートル、満載時 時速36ノット(時速約65km)、青森・函館間を約2時間45分で結ぶ双胴型高速船です。

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(写真:真正面からみた高速双胴船、なにやら鋼鉄のロボットに見えなくもない)

フェリー内を会場とした物産展とあって、船内見学がてらの買い物客が詰めかけ大賑わいでした。船倉に並べられたリンゴやホタテ、ニンニクなど青森の名産品をわれ先に買い求めていました。

乗船口と船内には青森ねぶたが飾られ、毎年8月に催される祭りの情景を醸(かも)し出しています。

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(写真:船倉に飾られたねぶた、この上階が客室で明るく清潔な感じです。飛行機のエコノミークラスを想像して下さい)

郷土料理の野菜や山菜などを煮込んだ「けの汁」の試食販売もありました。「けの汁」とはもともと「かゆの汁」から由来し、米が貴重だったころに、野菜や山菜を米に見立てて細かく刻んで食べたのが始まりだと言われています。おにぎり付きで1ぱい500円、懐かしい味を楽しむ姿がありました。

先着500人には特産ゼリー(黒房すぐり)が配られ、PJもいただきました。また入場者100人毎に記念品が手渡され、平塚から来たという老夫婦はその幸運に小躍りして喜んでいました。

来場者も午前中だけで1,000人を超え、思い思いに青森の特産品を買い求める人たちで終日ごった返しました。

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(写真:フェリー最前部に設けられたロビー。燦々と陽が差し込みゆったりとしたスペースです)

 2002年12月に八戸駅開業を終えた東北新幹線は、全線開通・新青森駅開業に向けて工事が進んでいます。開業効果をどう作り出し、地域住民の生活向上に役立てるかがこれからの大きなテーマです。2015年度の北海道新幹線・新函館駅開業もにらみながら、県内各地で準備と模索が続いているようです。このイベントを機に青森新幹線を利用してくれる人がどれくらいいるでしょうか。地元の大きな期待がかかった物産展でした。【了】

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2010年2月 7日 (日)

神奈川県で全国初の受動喫煙防止条例が間もなくスタート

 全国初となる、『神奈川県公共施設等における受動喫煙防止条例』の施行を前に県民フォーラム「スモークフリー」が2月6日(土)、湘南台文化センターで催されました。

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(写真:会場入り口でスモークフリーを呼びかけるキャラクター)

 スモークフリーとは、煙から開放されて自由になるという意味で、間違っても煙草が自由という意味ではありません。2009年3月31日公布(平成21年条例第27号)された同条例は、平成22年4月1日から施行されます。この日のフォーラムは、条例の周知の促進及び受動喫煙防止に向けての県民機運のさらなる醸成のために開催されたものです。

 神奈川県では第1種施設(学校、病院、劇場、映画館、観覧場、集会場、運動施設など)においては禁煙が義務付けられ、第2種施設(飲食店、宿泊施設、ゲームセンター、カラオケボックスなど)では、禁煙か分煙を選択することが義務付けられることになりました。

2010_02060005_2 (写真:会場となった藤沢市湘南台文化センターはとてもユニークな建造物です)

 当初の計画から大幅な譲歩となったこの条例ですが、官公庁はもとより民間経営の飲食店まで幅広く受動喫煙の防止を展開することになります。ますます受動喫煙防止が強化される中、県民はどう取り組むのでしょうか。その成果が期待されます。飲食店などではお客さんの減少やトラブルを心配する声もあります。しかしながら受動喫煙の害に対する認識の高まりから、今後とも強化されることになるでしょう。がん撲滅を図ろうとする神奈川県民の総意として全国に先駆け取り組むことになりました。

冒頭挨拶に立った松沢神奈川県知事は、集まった約200人を前に条例化の経緯を簡単に紹介しました。

1)神奈川県では3人に1人が「がん」で亡くなっていること

2)がんは治る病気になってきたこと

3)がん予防には煙草対策が最も重要であること

 条例の制定には強い反対意見があり、激しい議論があったそうです。飲食店やゲームセンターからは突き上げが、医師会や医療関係者からは賛同の意見と喧々諤々(けんけんがくがく)の様子を語っていました。それらの議論を経て、条件付ながら全国に先駆けて施行するこの条令を推進したいとの抱負を述べていました。また今後、海水浴場にも展開を進めていくので、皆さんのご協力をお願いしたいとの要望がありました。

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(写真:ポスターコンクールで表彰された小・中学生、前列左端が松沢知事、右端が長谷川理恵さん)

 スモークフリーポスターコンクール表彰式では、コンクール入賞者の小・中学生に松沢知事から表彰状が、副賞をゲストの長谷川理恵さん(モデル・タレント)から贈られ感激を新たにしていました。次に県の取り組みが紹介された後、「民間との協働によるスモークフリーの進展に向けて」と題するパネルディスカッションが行われました。強力な推進者である神奈川県知事松沢成文氏を交えて学生や民間人が今後の取り組みに関して討議を行いました。最後の締めくくりに【神奈川力=先進力+協働力】であり、スモークフリーの推進に自信を深めているとの発言がありました。

4月1日、神奈川から全国に先駆け新たな条例が施行されます。【了】

備考:PJニュース掲載記事

http://news.livedoor.com/article/detail/4593663/

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2010年2月 3日 (水)

新型ワクチンの過剰在庫、厚労省を責められようか!

 新型ウイルスによる患者発生が下火になる中、新型ワクチンの過剰在庫が問題になっている。

 あれほど危惧された新型ウイルスの蔓延が下火になった途端、ワクチン不要とばかりに多くの自治体が買い控えを始めた。挙句の果てに過剰在庫は厚労省の見通しが甘いとか、危機管理ができていないとか、批判の声が高まっている。言うは易し行うは難しで、その無責任な発言はいかがなものか。担当者は迫り来る危機に立ち向かいながら、ワクチン確保に心血を注いできたはずだ。国内調達が困難なため外資系製薬会社に八方手を尽くしてやっと入手した経緯をもっと理解すべきだろう。

余りの無責任な厚労省批判に義憤を感じる。

 しかも、まだパンデミックの危険が去ったわけではない。逆にワクチンが足らず、治療ができないとしたらどうするのだろうか。同じように「危機管理がなっていない」とでも言うのだろうか。ワクチンは作り置きがきかない薬(有効期限が短い)である。また国内調達には限界があり、どうしても海外からの輸入に頼らざるを得ない。このため、最悪のシナリオを想定して動く以外に手立てはなく、必要量を確保したのだ。確かに需要予測のシュミレーションの仕方に問題があったかもしれない。しかしながら、今回は世界的な大流行が予見され、各国がワクチン確保に動いた中での行動をどうして責められようか。

 一市民の立場からすれば、被害を最小限にとどめ、ワクチンあまりで終わるならこれほど平穏なことはない。過剰在庫だからといって厚労省の責任を問うのは余りにも酷な話だ。【了】

備考:PJニュース掲載記事

http://www.pjnews.net/news/535/20100203_5

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2010年2月 2日 (火)

横浜で初雪!例年より1ヶ月遅れ

 シベリアからの寒気団が下がり、発達した低気圧が南海上を通過したこともあって、2月1日(月)夜半から関東地方は雪となり、横浜市では初雪を観測しました。

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横浜の初雪は例年より28日遅く、昨年より7日も遅いそうです。

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2日(火)朝までに雪はやみ、朝陽が幻想的な雪景色をかもしだしました。朝方は冷え込んだものの、さほど寒さは感じませんでした。早朝の新横浜駅北口広場では、雪が融けシャーベット状態で道がぬかるむ程度でしたが、さらに日産スタジアム方面に歩を進めると、そこには一面の銀世界が広がっていました。

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東海道新幹線が東京~小田原間で徐行運転したため10分程度の遅れ、第3京浜道路では交通規制となりましたが、それも午前9時過ぎには全面解除となりました。

近年、横浜では雪の降る機会がめっきり少なくなり、時ならぬ初雪に驚かされました。【了】

備考:PJニュース掲載記事

http://news.livedoor.com/article/detail/4584268/

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