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2011年3月23日 (水)

acジャパン「子宮頚がん啓発キャンペーンCM放送」には配慮を!

 acジャパンのCMが繰り返しTV放映されていることに喧々諤々です。企業がTV広告を自粛しているため、その穴埋めとして利用されているのが実態のようです。

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(写真:acジャパンCM TV画面より)

 事の良否は別にして、利用されているCMのうち、「子宮頚がん啓発キャンペーン」の繰り返し放送には疑問を呈します。時と場所を弁(わきま)えるべきです。

【子宮頚がんキャンペーンは行われるべきだ!】

 子宮頚がん予防のため、定期健診やワクチンの投与はとても重要なことです。未然防止、早期発見・早期治療のためにも広く啓発活動を行うことに異論はありません。子宮がんにかかる方は、年間約17,500人で、子宮がんで亡くなる方は、年間約6、000人ともいわれ、進行度Ⅱ・Ⅲ期なら、5年生存率60%程度と恐ろしい病気です。子宮頚がんの定期検診は、多くの女性を救う上で欠かせません。女性特有の病気ということがあって、検診がなかなか普及しない状態にあり、啓発活動は引き続き行われるべきであると思います。

【しかし、TV放送を見ている、患者や遺族に配慮すべきだ!!】

 TVを見ていると否応なしに画面に映し出される親子の仲睦ましいシーンは、子宮頚がんで妻や娘を亡くした遺族にとってこれほど残酷なシーンはありません。本来、思い出したくない過去であるはずだからです。また、現在子宮頚がんを治療中の患者さんにとっても、決して心地良いものではないはずです。それは、治療や将来に不安を抱いている方が多いからです。その心情は当人でなければわかるよしもありません。時たま目にする程度なら我慢もできるでしょうが、「繰り返し」、「連続」、「長期間」にわたって「これでもか」と言わんばかりに画面から迫ってくれば、精神的な負担は相当なものです。遺族や患者への配慮が微塵も感じられないのがとても残念でなりません。

【即刻、無神経な垂れ流し放送は止めるべきだ!!!】

 病気や不治の病に係るようなキャンペーンの放送はこの時期適当とは思えません。CMの穴埋めにどんなものでもいいから放送すればいいというものではないはずです。一般視聴者として見ていても「煩わしい」と感じる内容の繰り返しは、当事者にとっては相当な心の痛手になります。特にがんなど治療が難しい病気のキャンペーンは時と場所を弁えるべきです。スポンサーの対がん協会の神経も疑います。公衆道徳啓発キャンペーンなど、誰しも共通なテーマのキャンペーンに絞り込んで放映されることを期待します。【了】

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