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2011年11月23日 (水)

【My Photo】ゆず

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(撮影:宮本 聰 2011年11月23日 FinePix HS-10 F/2.8 1/38sec. ISO-400)

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2011年11月 9日 (水)

ここがすごい!血液検査の感度100倍

 9日、ノーベル化学賞の受賞者 田中耕一氏(島津製作所フェロー・東京大学客員教授)らのグループが、「血液一滴からさまざまな病気の早期診断ができる新技術」を開発したとの報道が、新聞各紙でなされました。

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「がんや生活習慣病などの病気になると、特定のたんぱく質(抗原)が血中に流れるが、微量でも漏れなく捕まえる抗体をつくることに成功した。3年以内を目標に臨床研究の実施を目指すという。 抗体もやはりたんぱく質で、抗原と結合して免疫反応を起こす生体内のアンテナのような役割。従来の抗体は、ほぼ固定された腕の部分に抗原が結合するのを待つような仕組み。田中さんらはバネ状の人工物(ポリエチレングリコール)を組み込み、前後左右に腕が伸びて抗原を幅広く捕まえるよう設計することに成功した。」(2011/11/9 asahi.com )

 微量な血液による検査技術は、生化学領域で緊急検査や糖尿病バッチ検査などで広く利用されています。抗原抗体反応を用いたものが多く精度的にも信頼性があり、いつでも・どこでも・だれでも使えることからもはやなくてはならない検査法として確立しています。

 何がすごいかといえば、抗原抗体反応の過程において、従来型の「抗原がくるのを待つ」から「自由に動いて抗原を捉まえる」という新たな抗体(バネ状の人工物)をつくりだしたことです。より多くの抗原を補足できるようになり、結合率が飛躍的に伸びることで測定感度が上がり、結果として早期診断に威力を発揮できる点です。

 実用化までに乗り越えなくてはならない課題もありますが、将来は治療薬の開発への可能性をも秘めており、今後の臨床研究・実用化に期待したいものです。【了】

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