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2012年5月31日 (木)

在宅医療推進には現場の医師の意見を尊重すべきだ!

 厚労省の肝入りもあって在宅医療への関心が高まっています。善し悪しは別にして、国民誰もが在宅医療と向き合わなくてはなりません。患者の意識改革はもちろん、これに携わる医師や看護師など医療関係者の助力がなければ実現不可能です。その中心的役割を担う医師は在宅医療にどのような思いを持っているのでしょうか。

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 先にケアネットが1、000名の医師に実施したアンケート、「在宅医療にご関心がありますか?」で興味ある結果が示されました。

●在宅医療に対する関心度

在宅専門医療を行っている(行いたい含む) 6.4%、

自身のクリニックで外来診療と一緒に在宅医療を行っている(同) 10.4%、

地域の中核病院で在宅医療に携わっている(携わりたい含む) 14.0%、

全体の約3割(30.8%)の医師が在宅医療を行っているか、携わっていると回答しています。この数字を高いと見るか低いと見るか分かれるところですが、総じてあまり関心が高くはないようです。

●在宅医療を行う上で不安要素

在宅医療を実施している(したいを含む)医師の回答として何が不安要素か尋ねた結果が以下の通りです。関心があっても今のままではできないと思っている医師がほとんどです。(複数回答)

24時間365日対応可能か 74.5%

提携病院との関係構築 47.0%

従事者の休日・休息の制限 33.4%

●寄せられた意見

先進医療ではないケア中心医療に興味がない

開業医で24時間医療は難しい

診療報酬上で報われない在宅医療

在宅医療をフォローする地域の体制が未整備

在宅医療できる家族が少ない

 どれをとっても考えさせられるご意見です。厚労省は施策を推進する上で、これらの意見を充分尊重し、体制を整備すべきと考えます。【了】

■参考情報

ケアネットHP http://www.carenet.com/er/flash/014/

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2012年5月28日 (月)

生活習慣病協力店ってないかな?呉で減塩サミット開催

 毎日おいしくいただく食事、塩分を気にしながらテーブルを囲んでいる方も多いでしょう。減塩しなければいけないことは分かっていてもなかなかできないのが実情です。家庭でならまだしも、外で減塩しようとしても調味料は一様で塩加減をしてくれるわけではありません。中にはスープを飲まないまたは薄めて飲むなどといった涙ぐましい努力をしている方もいるのではないでしょうか。

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 5月26日・27日の両日、生活習慣病を防ぐ減塩食の普及向上を目的に、広島県呉市で「減塩サミットin呉2012」(読売新聞社など共催)が開催され、シンポジウムやセミナーが行われました。開会式で、同市の開業医で実行委員会代表の日下美穂さんが「大切さが認識されながら、なかなか進まない減塩。塩とうまく付き合うため、楽しく学びましょう」と呼びかけたそうです。参加者にとっては「分かっちゃいるけど止められない」のが本音でしょう。生活習慣病の大敵である「塩」をコントロールすることの難しさをお医者さんも認めています。ましてや家庭ではできても、サラリーマンの多くが一日一度はお世話になる外食やお弁当で減塩を選択するのは容易ではありません。

 横浜市内のラーメン屋さんで塩加減をしてくれる店があると聞きました。薄味・普通・濃い目と客の好みに応じてくれるのだそうです。「お客様の好みに応じ塩加減します!」という看板を掲げたお店が増えてくれればと思います。そのお店には「生活習慣病協力店」という認定証を差し上げたらどうでしょう。【了】

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2012年5月27日 (日)

バイオバンク本格的稼働で期待ふくらむ

 テーラーメイド医療(個人の遺伝子情報を元になされる診断・治療のこと)の中核となるバイオバンクが本格的に稼働するようです。

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厚生労働省は患者の血液サンプルなどを一括で管理し、研究に使う「バイオバンク」を年内に整備する。6つの国立医療機関が年内に患者の同意を得たうえで収集し、DNAを分析する。10年間でおよそ50万人分の確保・分析を目指す。6機関が疾病と遺伝子の関係などの研究に使うほか、製薬会社や他の研究機関の利用も認め、新薬や治療法の開発を促す。(日本経済新聞 電子版 2012/5/25)

 テーラーメイド医療が叫ばれ久しい昨今ですが、その中心的役割を担うバイオバンクが整備され、本格的な活動が開始されます。もともとは、2003年に文部科学省の「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」が発足し、実施にあたっているもので、当初30万人のDNA及び血清試料を集めることを目的にしていました。集めた遺伝子情報から個人に合った薬・用法用量を選択できることから、期待が寄せられています。ただ、その研究成果は未だ目に見える形で表れておらず、関心が高かっただけに幾分期待外れの感が否めません。これを契機にバイオバンク本来の機能を発揮し、オーダーメイド医療の早期実現に近づいて欲しいものです。【了】

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【My Photo】御神紋

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(撮影:宮本 聰 2012年5月12日 新宿・花園神社にて FinePix HS10 f/5 1/200 sec. ISO-100)

※もともとは黄金色に輝く御神紋ですが、朱色の社(やしろ)と背景の森を写しこみ、このような幻想的な一枚となりました。【了】

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2012年5月24日 (木)

国民の活発な議論が望まれる電力政策

 間もなく夏が訪れようとしています。おととし程度の猛暑となった場合、電力不足の事態が予想され、電力各社が国民や企業に節電を呼び掛けています。一方、原発再稼働の見通しが立たない現状から、電力不足を火力発電などで賄うため、電力会社から値上げ申請が提出され、実施されようとしています。

原発再開の可否についてはそれぞれの立場から、反対・容認の議論が繰り広げられています。この運動を他人事と受け止めてはいけないと思います。また、運動に携わっておられる方々は少なくとも「ただ反対・賛成」ではなく、対極にある考えも理解することが求められます。尤も重要なことは将来における日本の電力政策をどうするかの大局的な議論が行われることです。自然エネルギーを利用した発電が代替えエネルギーとして実用化される日もきっと遠くないでしょう。これらの議論が深まったらそれこそ骨太な行程表が示されるべきです。それを国民は期待しています。

ここで冷静になって考えてみる必要があります。それは今どうするかです。

●原発の再稼働

●電力料金の値上げ

●電力規制の受け入れ

 将来の電力政策を見極めた上で原発の再稼働を認めるのか、原発を再稼働せず更なる電力料金の値上げに甘んずるのか、電力規制という国民生活の基盤となる電力を失い耐乏生活に入るのかです。国民ひとりひとりが自問自答した結果を意思表示する必要があるのではないでしょうか。家庭や職場で、集会で、ネットでと様々な自己主張の方法があります。筆者の意見は、「条件付きで再稼働する」です。【了】

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2012年5月20日 (日)

【My Photo】下町風情

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(撮影:宮本 聰 2012年5月19日 東京・浅草にて)

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