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2012年6月27日 (水)

株主に見放された東電?株主総会への出席者は4、300人余

 27日、東京・代々木第一体育館で行われた東京電力第88回株主総会へ足を運んだ株主は、予想に反して4、300人あまりでした。世間では原発問題や節電対策で頭を抱えているというのに株主はそっぽを向いてしまったのでしょうか。

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        抗議集会も行われた会場のゲート前(代々木第一体育館にて)

 昨年の株主総会には過去最多の9309人が詰めかけて入りきれなかったため、今年は1万2000人収容の代々木第一体育館(東京都渋谷区)があてられました。ところが予想に反して、昼を過ぎても会場を埋め尽くすことはなく、アリーナ席後方や二階席には空席が目立ちました。

 冒頭から議長役の勝俣会長に対する動議が出され、出席していた猪瀬副知事を前に「議長を猪瀬副知事に代えろ!」に始まって、会長への不信任発言が続きました。かの副知事からは経営合理化策をもっと強力に進めるべきとして具体的な例をあげて迫りましたが、「検討します」「ご意見はうかがいました」「ご了承願います」との答弁に終始、いまひとつ迫力の欠ける結果となりました。フロアから不規則発言が続出し、3分という質問時間を無視して持論を展開する株主も多く、実りの少ない株主総会でした。ガス抜きのセレモニーといった感じです。山積する問題を排して、東京電力が再生するまでの道のりは容易なことではなさそうです。出席者が少なかった要因は「新たな経営陣にかすかな期待をかけるしか為すすべがない」と冷めた気持ちなのかも知れません。因みに本日の株価終値は、155円と震災前の2、300円前後と比べ、1/15に暴落したままです。1、000株なら、230万円が15万5000円でしかありません。【了】

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2012年6月24日 (日)

対立する神奈川県知事と医師会の行く末は?

 神奈川県の医療に関する将来構想を巡って黒岩知事と神奈川県医師会が対立し、不毛な争いを広げています。医師会長は黒岩知事に「うさんくさい」「詐欺」と罵(ののし)れば、知事は「1ミリもひかない」と互いに我の張り合いの様相を呈しています。

 何が二人の間に起こっているのでしょうか。神奈川県知事はテレビキャスター時代から医療問題に関して一家言お持ちで、知事当選以来、医療問題に力を入れている人でもあります。ところが医師会長にしてみれば「ポットでの政治家に何が分かる」と力を誇示したい場面でもあります。新参者の知事と医師会長との争いに熱い視線が寄せられています。

●準看護師養成制度廃止問題

看護師不足は今に始まった問題ではありません。それを補う形で準看護師制度があり一定の役割を担っていることは言を待ちません。「看護師に比べ準看護師は、役割と権限が低く、看護師の下働きとして更には医療側の便利な看護師代用要員として使われており、制度そのものを見直しもっと看護師養成に力を注ぐべきだ」という知事の意見です。「理想は確かにその通り、それは現場を知らない人の考え」と切って捨てる医師会長です。どちらも譲らない構えです。

●医科大学新設問題

知事は国の特区制度を活用して医学部を新設し、国際的な医療人材を育成する構想を描いていますが、医師会は「将来的に医師が過剰となり、医師不足で悩む地方から医師が減らされことになる」として反発しています。医師の過不足問題は国家の医療体制に関わる問題であり、地方自治体レベルで収まりそうになく議論は平行線を辿りそうな気配です。医者は元来、部外者からああのこうの言われるのは大嫌いで、知事が攻め方を間違うとこじれる危険があります。

●マイカルテ構想問題

古くて新しいマイカルテ論争、個人情報保護法の壁を超えられないまま未だ実現していません。ここにきて、生活保護者の医療費不正受給が表ざたになって、治療実態が確実に把握できるマイカルテは必要だとの議論にも発展しています。深く考えなければ患者にとってこれほど便利な制度はありません。重複検査や薬の禁忌忌避、紹介状の簡素化などメリットは大きなものがあり、医療費削減につながります。流れとして、マイカルテ構想は国を含め検討中で すから、意外に早く実現するかも知れません。

 黒岩祐治知事が来年度中にも策定を目指す神奈川県の「医療グランドデザイン」構想は、医師会を巻き込んで混迷を深めそうです。県民は固唾をのんで見守っています。【了】

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神輿(みこし)パレードで賑わった伊勢佐木町商店街

 九州では記録的な大雨となった6月24日、伊勢佐木町商店街で神輿(みこし)パレード「横濱開港祭みこしコラボレーション(主催:同実行委員会)」が開催されました。横浜でも雲が低くたちこめる中を、うっとおしさを吹き飛ばす威勢のいい掛け声とともに16基のみこしがメインストリートの1.5kmを練り歩きました。

 神奈川県下各地の神輿が一同に集まるとあって、沿道には多くの市民が押しかけ賑わいました。また、休日の伊勢ブラを楽しむ観光客も予期しなかったパレードに見入りました。途中の5丁目・3丁目では神輿が下ろされ、親子づれが興味深そうに覗き込む姿がありました。

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         掛け声勇ましくねり歩く神輿と見守る沿道の人々

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          伊勢佐木町商店街にズラリと並んだお神輿

 伊勢佐木町7丁目(富士見川公園)から伊勢佐木町1丁目までのパレードには、湘南や平塚など県内各地の神輿保存会が所有する「どっこい神輿」と「江戸前神輿」の16基が参加し、それぞれの保存会の担ぎ手が「おらが神輿」を誇り高く担ぎあげていました。 最近の伊勢佐木町は往時に比べ元気がなく、街の振興を願うイベントとして企画されたものです。JR関内駅を挟んで、みなとみらい地区とは反対側にある商店街が、その賑わいを取り戻す日はいつになるのでしょうか。【了】

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2012年6月16日 (土)

検査結果を必ず聞いていますか?医師は忘れているかも

 またしても信じられない医療事故が明らかになりました。香川県立中央病院で2度にわたる検査で肺がんと疑われる結果が示されているにも関わらず、検査を指示した医師が結果を見ず、放置したため患者が亡くなるという痛ましい事故が発生したものです。

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 事故の背景には外から窺い知れない事情があるものと思われます。検査結果を軽視する医師と医師同士及び医療スタッフとのコミュニケーション不足がその大きな一因となっているものと考えられます。

 それにしても検査を指示した医師がその結果を見もせずに治療していたこと自体問題です。そんな不要な検査を何故患者に強いたのか理解に苦しみます。「検査したことを忘れていた」などと言い訳をしていことには呆れるばかりです。更にいえば、検査を受けた患者は当然検査費の一部を負担しています。お金を払った結果がこれでは開いた口が塞がりません。確かに、その後の経過から検査結果が不要になることは多々あります。それでも検査結果は患者にきちんと伝えられるべきです。それにしても、「検査を忘れていた」はいただけません。CTを含む高額医療装置の稼働率をあげるために不要な検査が行われているとしたらもっと問題です。

 また、今回のケースでは患者側から指摘を受け、病院が調査を行った後に医療事故を認めたものです。報道内容だけで軽々しいことを言えませんが、未だ組織的な隠蔽体質が現存するのかと疑われる点です。医療機関が問題と感じたら率先して公表し、真相究明・再発防止に努めるべきです。開かれた医療機関ではこうした傾向にあります。

 医療事故は最先端技術・装置や電子カルテなど、どんなに整備が進んでも起こりえます。現にこの手の事故は無くならず、その最たるものがヒューマンエラーです。今回の出来事を教訓に患者側も自衛策を施しましょう!それは【検査を受けたらその結果を必ず医師に聞く!!】ことです。【了】

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2012年6月10日 (日)

過剰診療阻止に向け厚労省の新ソフトが稼働

 生活保護受給者の医療扶助の問題がクローズアップされています。うなぎ登りの生活保護費のうちで医療費扶助が全体の約45%を占め、一部に見られる不正受診や過剰受診を防ごうと厚労省が新ソフトを開発、この秋にも導入が予定されています。

 生活保護費の半分を占める「医療扶助」の不正受給を監視するため、電子化されたレセプト(診療報酬明細書)を活用し、不審な点が疑われる事例を瞬時に発見するソフトを厚生労働省が開発、今秋から全国の自治体に導入することが9日分かった。

 過去最多の更新が続く生活保護費は、2012年度当初予算ベースで3兆7千億円。うち受給者の医療費に当たる医療扶助は1兆7千億円に上る。収入の無申告など不正受給も10年度、過去最多の128億円となった。医療扶助は受給者の窓口負担がないため、過剰な診療、薬の投与が起きやすいとの指摘がある。転売目的で不正に薬が処方される悪質な事例もあった。厚労省は新ソフト導入で年間18億円の削減を見込む。

 厚労省は11年度から、レセプトを調べるソフトを全国の自治体で本格運用。しかし、ある薬の過剰処方を探す場合、その薬を使ったレセプトを検索した後、さらに個人名で集計し直す必要があるなど、手間がかかっていた。今回のソフトは旧ソフトを改良。約100種ある向精神薬についても、処方の回数や投薬量を指定すると、その条件を超えた個人を抽出できる。

 このほか(1)月15日以上の通院が3カ月以上続いている人(2)180日を超えて入院している人(3)1件当たりの医療費が高い医療機関―の検索も可能。

 各自治体は、不適切な受診が疑われるケースを調査。改善の指導に従わない場合は、保護打ち切りや医療機関の指定を取り消すこともできる。厚労省は、医療機関を直接指導できるよう法改正も検討している。(2012/6/10付中国新聞)

 厚労省は以前から受診の適正化を図る目的でレセプトの電子化を進めてきました。その必要性は医療扶助に限ったことではありません。今回、医療扶助に目が向けられていますが、広く一般に適用され、医療費の適正化のためにその威力を発揮して欲しいものです。ただ、レセプト電子化の原則義務化やレセプトの内容精査を蔑(ないがしろ)にした点数偏重主義に一部の医師からは異論の声があがっているのも事実です。新ソフトがどこまで実用的なものか気になるところです。【了】

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2012年6月 3日 (日)

インプラント治療で失敗しないために!

 インプラント治療の普及は広い意味でQOLの向上に多大な寄与をしています。街のあちこちにはインプラント治療を勧める看板が立ち並び、歯に不安を持つ人の関心を誘っています。こうした中、日本顎顔面インプラント学会から「インプラント手術関連の重篤な医療トラブルに関する緊急アンケート調査結果」が発表されました。

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 歯科医院などで受けた人工歯根(インプラント)を埋め込む治療が元で、顎や唇のしびれや麻痺などの障害が生じ、後に歯科大学病院などで治療が行われた例がこの3年間(2009~2011)で421件あったことが日本顎(がく)顔面インプラント学会の調査でわかった。インプラントに関する健康被害の全国調査は初めて。顎の骨に埋め込んだインプラントのために生じた神経まひが158件と4割近くを占めた。上あごの骨を突き抜けた例も63件あった。細菌感染や内出血など重い症状を伴うケースも少数みられた。(2012/6/1読売新聞)

 インプラント治療を受けたものの、その後の不具合で人知れず悩んでいる人が多くいます。また、治療費で揉めることもあり、訴訟になっているケースもあります。

●経験豊富で信頼できる歯科医を選ぶ

インプラント治療は経験豊かな歯科医である必要があります。少なくとも儲けを追求する歯科医は避けましょう。施設や場所がいいからといって名医とは限りません。

●治療計画書をもらう

治療前に丁寧な説明をしてくれる歯科医はまず安心です。治療計画(治療方法、期間、副作用、料金、もしもの時の補償内容)を文書化してもらいましょう。インフォームドコンセントをきちんとしてくれる歯科医は信頼できます。

●セカンドオピニオンを利用する

治療内容や歯科医に不安を感じるようなら、第二の医師(セカンドオピニオン)を利用するのも一考です。無料ではありませんが、都内の歯科医科大でやっているところがあります。

●不安を感じたら遠慮なく意思表示する

歯科医の言いなりは危険です。特に「気持ちの問題です」「痛いですかね・・」など取り合ってくれないことがあります。状況や不安な点など治療途中であってもはっきり聞くべきです。胡散臭そうに対応する歯科医は要注意です。

●ひとりで悩まず、第三者に相談する

不幸にも治療効果が疑わしい場合や医療過誤に遭遇した場合、治療施設に申し立てるのはもちろん、公的な相談窓口、歯科医師会、NPOによる民間相談窓口を積極的に利用しましょう。痛さに堪え、ひとりで悩むのは最悪です。

 治療にあったて、「インプラント治療を受けなければ良かった」と悔やんでも後のまつりにならぬよう、慎重な医者選びが必要なようです。インプラント治療は自由診療で、高額となります。【了】

■参考情報

日本顎顔面インプラント学会HP http://www.jamfi.net/

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2012年6月 1日 (金)

史上最大の誕生祭「横浜開港祭2012」オープン!

 紫陽花が咲き始めた1日、横浜みなとみらい地区一帯で「横浜開港祭2012」がオープンしました。梅雨入りを前に薄曇りの空から時折陽が射すまずまずの天候に誘われて、潮風と青い海を満喫しに出かけてみました。今夜と明日は相当な混雑が予想されます。(2012/6/1 PM 3:30)

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           開港が1859年と記した道路標識

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           日本丸とコスモワールド

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            横浜みなと博物館デッキ

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         海辺から見るインターコンチネンタルホテル

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         特別公開された自衛隊護衛艦「やまゆき」

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              帆船「日本丸二代目」

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              ぷかり桟橋

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              臨港パーク

 横浜港は安政6年6月2日(太陽暦で1859年7月1日)に開港されました。開港時に特段のイベントは行われなかったようですが、翌年6月2日に開港1周年を記念して祝ったのが開港記念日の始まりといわれています。現在では、横浜開港祭として毎年盛大に行われています。因みに横浜市立の小学校は休業日となっています。【了】

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