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2012年12月30日 (日)

患者の権利オンブズマン東京総会記念講演会開催のお知らせ

 患者の権利オンブズマン東京(東京都新宿区本塩町7-6 四谷ワイズビル1階 谷直樹法律事務所内)は来春3月9日(土)、東京市民ボランティアセンター(東京・飯田橋)で総会記念講演会を開催します。講師に1995年より約5年間米国ジョンズ・ホプキンス病院にてペイシェント・アドボケイトとして勤務経験のある、岡本佐和子氏を迎え「患者のエンパワメントと患者支援-患者相談のあり方-」と題する講演を予定しています。

医療関係者や法律家のみならず患者や家族にとっても、ためになる講演内容であり、オンブズマンでは広く一般の方々の参加を呼びかけています。

                    記

開催日 2013年3月9日(土) 午後2時20分~4時20分

場所  東京市民ボランティアセンター A会議室

Infomap_large

費用  無料(どなたでも参加できます。お気軽にお越し下さい。メールにて事前申込み受付中)

※詳しくは、患者の権利オンブズマン東京HPをご覧下さい。http://kanjakenri.com/index.html

患者の権利オンブズマン東京は、患者の権利を促進し、医療福祉システムの改善と質の向上をはかることを目的とする市民団体です。尚研修を受けた市民相談員と法律専門相談員(弁護士)で医療についての苦情面談相談(無料)を行っています。ご利用下さい。【了】

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2012年12月21日 (金)

【My Photo】飛鳥Ⅱ

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(撮影:宮本 聰 2012年12月21日 横浜大さんばしにて Canon EOS 60D f/9 1/250sec.ISO-100)

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2012年12月17日 (月)

医師は薬剤師さんからの疑義照会には快く応ぜよ!

 病院やクリニックで渡された処方箋を調剤薬局に提出し、薬を受け取るのが一般化しています。その際、患者から以前処方されていた薬の追加希望や、他院で処方された薬との相互作用が疑われる場合などで薬剤師さんが処方先の医師に問い合わせすることがよく行われます。

 ごく普通の出来事のように見えますが患者には分からない、激しい駆け引き(薬剤師対医師)が水面下で行われています。薬剤師からの各種問い合わせに、快く応じてくれる医師もいれば、はなから拒否を示す医師もいます。問題なのは後者のタイプに属する医者です。特に処方内容に疑問(疑義照会)のケースでは如実に嫌な対応を見せる医者が多いようです。

 処方内容にケチをつけられたと感じた医者は、「疑義照会」には一切応じないといった態度を見せ、薬剤師が医者にものを言ってはいけない雰囲気が伝わってくるとと言います。中でも精神科医は「信念に基づいて処方している」とか「テーラーメイド治療をしているのが分からないでしょう?」とばかりに軽蔑したモノいいをするそうです。

 薬剤師法の第24条では、「薬剤師は、処方箋中に疑わしい点がある時は、その処方箋を交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない。」となっており、疑義照会は正当な義務でもあります。他方、医師は患者に「調剤薬局の指定をしてはならない」ことになっています。しつこく疑義照会してくる薬局(薬剤師)であっても排除することはできません。このため、患者に「薬局で何か言われたら、そのまま出してもらうように」と助言している医師もあると聞きます。

 患者のためと思って疑義照会してくる薬剤師に対し、医師は耳を傾け、内容によっては処方変更する位の度量があっていいのではないかと思います。「薬」については薬剤師の力をもっと借りるべきではないでしょうか。もし、重篤な副作用が発生した場合、双方がその責を負うことになるかも知れないのですから。【了】

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2012年12月 7日 (金)

急ピッチで進む赤プリ解体工事

 「赤プリ」で親しまれた赤坂プリンスホテルの解体工事が進んでいます。テレビで赤プリ新館の解体が伝えられた時には、「もったいない」と思ったものです。外観は少しも古さを感じさせません。丹下健三氏による設計で1983年3月に開業しました。約30年を経た外観とは裏腹にホテル内の老朽化(耐震性が最大の要因と思われる)が致命的な理由となり、2011年3月に営業を終了しました。その後、福島原発事故による避難者の宿泊施設として利用されたことは記憶に新しいところです。

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(撮影:宮本 聰 2012年12月6日 ニューオータニガーデンコートにて ホテルを知らない人が通りがかったら、新しいホテルが造られているのではないかと錯覚しそうな解体工事風景です。日々眺めていると、40階建てのビルが30階付近まで圧縮されており、確実に階層が減っているのを実感します。)

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(撮影:宮本 聰 2012年5月12日 ホテル新館解体前の雄姿 赤坂見附交差点にて)

 世の中で注目されたのが解体方法で、大成建設が開発した「テコレップシステム」という解体工法を導入しており、屋上を屋根として残したまま上から順に解体しています。このため、多くの解体工事で行われる、ビル全体を幌で覆い足場を組むといったこともありません。元の景観を残したまま、だんだんとビルが無くなっていく感じです。数年先には複合商業施設がつくられる予定です。時の変わりと共に変貌する大都会の一コマなのかも知れません。【了】

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2012年12月 2日 (日)

「資格優先!人物は二の次」が「にせ医師」を生む

 横浜市は9月27日、医師に成り済ましたとして詐欺や医師法違反(医師の名称使用制限)などの疑いで警視庁に逮捕された黒木雅容疑者(43)が、横浜市港南区の診療所でも延べ約1万1千人の健康診断に関わっていたと発表しました。古くて新しい「にせ医師」問題は、今に始まったことではありません。医師に憧れる無資格者や高給を狙って、経歴詐称や無資格診療などを繰り返しています。今回の事件は、他人の医師免許を悪用した「なりすまし」で、再発防止が強く求められます。

 患者にとっても医療側にしても迷惑千万な話です。しかし、どうやらにせ医師が生まれる背景には「医者不足」による採用側の都合があるようです。医師を迎えたいばかりに、書類や身元確認などは後回しにして「要員確保」することを優先するあまり、起こるにして起きた事件となっていることは否めません。

 社会人が企業に入社や転職する場合には履歴書(写真貼付)および職務経歴書を提出します。そして、有資格が条件であれば医薬情報担当者・看護師・薬剤師資格等のコピー(または登録番号)を出すのが普通でしょう。中には卒後30年経っても「卒業証明書」や「成績証明書」を提出させる企業もあります。学歴詐称を防ぐためです。面接を通して資格条件に瑕疵はないかを確かめ、採否を決めます。もし無資格者を採用したら人事担当者はクビものでしょう。

 今回のケースでは、医師免許の原本提示を求めていたら防げた話です。また、医師免許のコピーを鵜呑みにせず、運転免許証や社会保険証などで本人確認していれば偽造が見抜けたのではないかと思われます。医師の採用にあたって、本来確認すべき事項があるにもかかわらず後回しにする傾向があります。医師優位の原則から抜けきれず、暗黙の信頼関係が優先されるためです。本来確かめるべき作業を怠ったために起きた事件です。

 ところが、医師にとって免許証の原本はもっとも大事なもので、金庫や神棚に納める医師も少なくありません。また、採用時、原本の提示を求められることを極端に嫌う傾向にあります。プライドが許さないのです。「俺は医者だぞ」という意識が強く、採用担当者も人材紹介会社もその提示を求めていません。

 最近になって医師採用時の「3点セット」が話題になっています。「医師免許証のコピー」「保険医登録票のコピー」そして「運転免許証のコピー」です。医師免許証と保険医登録票のいずれも写真は貼付されていません。つまり写真による本人確認はできないのです。ある会社では、面接の冒頭にわざわざ「本人確認の意味で、お名前、現住所、電話番号、生年月日をお願いします」と言って、記載の内容と写真で本人確認を行っています。仮に替え玉であればすらすら答えるのは相当困難です。

 書類選考(医師免許証・保険医登録票)のみで採否を決定する現行をあらため、面接時には必要書類に加えて必ず写真添付の履歴書を提出させるか、運転免許証の提示を求める習慣をつけることです。雇用契約時に履歴書や職務経歴書を提出しないということも問題です。それほど、医師免許証は威厳があるのでしょうが、次元の違う話だと思います。

 応募書類提出が困難ならば、採用する際には本人確認を運転免許証で行うことを義務化してはどうでしょう。免許証まで偽造すればその効果はありませんが、抑止力になることは間違いないでしょう。慣行を変えるため、人材紹介・派遣会社が率先して行えば、悪習を断ち切れるのではないかと思われます。【了】

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2012年12月 1日 (土)

あなたの市場価値はおいくらですか?

 シャープやソニー、パナソニックとリストラの嵐が吹き荒れています。 シャープは11月20日、40歳以上の国内従業員を対象に募集していた希望退職者が、定員(2000人程度)の約1・5倍の2960人になったと発表しました。12月1日、日立電線も追随しています。

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 電気や半導体メーカー等一部の業界では生き残りを賭け、必死にリストラを行っています。最近の傾向を見ると、定員に対して応募希望数が大幅に上回っています。以前では考えられなかった現象です。外に新たな就職口を求めて、会社側から示された早期退職勧奨制度にわれ先に応じる社員がこれほど多いとは信じられない思いです。倒産や工場閉鎖の場合には致し方ありません。しかし、生産縮小や人員削減での退職は慎重の上にも慎重を期すべきだと思われてなりません。

 確かにリストラ対象者の間で囁かれている「出るも地獄、残るも地獄」かも知れません。しかし出ても、昨今の有効求人倍率を見る限り再就職はそうたやすいことではありません。特に中高年に限ってみれば、一層いばらの道となっているのが現実です。収入にしても大手企業並みの給料を保障してくれる中小企業は皆無です。降格や異動があっても思いとどまって会社に残るという選択をすれば、仮に30%の年収ダウンがあってもまだまだ中小に比べれば高収入です。福利厚生も雲泥の差です。先がない会社にしがみついているいるより、新たな可能性を求めたいという気持ちは分からなくもありません。ただ、残るという選択肢をじっくり考えることをお勧めします。大企業にお勤めの人ほど、世間の賃金相場や本人の市場価値を知らな過ぎるのではないかと思います。筆者が日々、キャリアコンサルタントとして接している方々の率直な感想です。

 早期退職で上積みされる手切れ金(多くの企業が平均24ケ月分)に魅力を感じて応募する人が多いと聞きます。通常の退職金に2年分もの特別金を払ってくれるのですからこんないいことはないと感じる人も結構いるでしょう。少なくとも、今まで持ったことのない大金に目がくらんで進路を誤ることのないよう願うばかりです。800万円の年収であれば、その基本給は平均500~600万円前後でしょう。つまり、2年分の割増金といえば1,000~1,200万円です。確かに魅力的な数字ですね。高度な専門知識とキャリアのある方で再就職が順調に進み、退職と同時に収入の糧を得られる人は別です。1年たっても就職できず、特別割増金が残り少なくなり、なりふり構わず最低賃金で働いている人もいるくらいです。中高年の多くは再就職まで、9ケ月から1年かかると言われています。そしてまた、従来の年収の6割程度と想定されます。良く考えてみましょう。割増しで得た、約1,000万円のお金はまたたく間になくなります。貯める1,000万円はとてつもなく大変ですが、使うのは簡単なのです。

 筆者が知る例をご紹介します。大手電機業界で製造に従事していたAさん(46歳)は、早期退職勧奨制度を選択し退職しました。年収700万円あまりで社宅に入り、快適なサラリーマン生活を過ごしてきました。退職直後は再就職するぞと意気込んでいました。2ケ月経ち6ケ月もすると現実の厳しさに諦めの境地になり、毎日をスロットマシンと格闘するようになりました。失業給付が切れた途端、無収入という現実が襲ってきました。全く収入のない生活に耐えきれずアルバイトで日銭を稼ぐ生活が続いています。「会社を辞めなきゃ良かったな」と思っても、既に後のまつりです。会社に残った場合、年収ベースで4割もカットされることはまずありません。せいぜい2~3割くらいなものです。転職しても十分やっていける自信のある人を除いて、現職で頑張るという選択肢があることをもう一度考えるべきです。早期退職勧奨制度を利用して「辞めた為にその一生を棒に振った」などということが将来起きないよう、冷静な判断が必要です。

 今お勤めの同業他社とて雇用環境は同じで、おじんやおばんを吸収できる体力を持ち合わせていないのが実情です。リストラに晒されているみなさん、もう一度考え直してみましょう!「あなたの市場価値はおいくらですか?」【了】

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