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2013年2月28日 (木)

【My Phpto】長寿

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(撮影 宮本 聰 2013年2月28日 大倉山梅林にて Canon EOS 60D f/5.5 500sec. ISO-100)

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2013年2月18日 (月)

こころの病は何科に行けばいい?

 巷には「こころの病」の治療を標榜する医療機関の看板が氾濫しています。精神科、神経精神科、精神神経科、メンタルヘルス、心療内科、神経内科など、どの科を受診すればいいのかご本人や家族にはその区別がよく分かりません。ともすると最初に受診した医師から他科に行きなさいと勧奨されることがあります。何だこの医者は診療拒否かと思う前に、それぞれの診療科の違いを心得ておきましょう。賢い患者学の第一歩と言えそうです。

【精神科】

心の症状(不安、抑うつ、イライラ、幻覚、幻聴、妄想など)や心の病気を扱う科であり、心の病気そのものを治療するもので、うつ病、人格障害、依存症、統合失調症などが対象となります。こころの病は精神科での受診となります。

【心療内科】

心の不調が原因で起こった体の症状や心身症などの病気を治療します。心の病気自体を治してくれるわけではありません。心身症、ストレス性潰瘍、パニック障害などです。ストレスが関連していると思われる場合には心療内科となります。

【神経内科】

内科に神経とついているので、心の病気を対象とする神経科と間違えやすいですが、脊髄、脳神経、末梢神経など神経系そのものの病気を治療します。脳出血、脳梗塞、頭痛、痴呆、パーキンソン病などです。

この他に前出の神経精神科、精神神経科、メンタルヘルスなどの名称の科もありますが、これらのほとんどは「精神科」と同じ診療内容だと考えてよいと思います。なお、精神科受診の場合、医師との相性が大きな意味を持つことがあります。信頼に足らないと思われたら別の医師に変わることも一考すべきでしょう。家に籠りきりで何もしないのは賛成できません。

 寄せられる相談で精神疾患に関するご相談が増えています。各科の特徴を十分理解した上での受診をお勧めします。【了】

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2013年2月 3日 (日)

放射線治療の認知と普及に向け講演会を開催-ANTM-

 2日、はまぎんホール(横浜市西区)で第9回医用原子力技術研究振興財団(Association for Nuclear Technology in Medicine)の講演会が開催されました。必ずしも十分とは言えない放射線治療をもっと多くの人に知ってもらおうとの意図で催されたものです。がん検診と画像診断、放射線によるがん治療そして、体にやさしい重粒子線治療のテーマで各領域の専門医による講演がありました。

●がんへの挑戦・10ケ年計画

 来賓として壇上に立った黒岩知事は、県では「がんへの挑戦・10ケ年計画」を現在推し進めており、体にやさしい治療(QOL優先)の実現には放射線治療が欠かせないとし、平成27年には重粒子線治療施設をスタートさせることを紹介しました。

 黒岩知事はニュースキャスター時代から医療に対する思い入れが深く、これからも県として前向きに取り組むと決意を述べました。

●肺がん予防には検診と禁煙がキー

 「現行の肺がん検診について」と題して、神奈川県予防医学協会中央診療所長の井出医師から、これまでのがん対策を振り返った後、肺がん検診の現状について話がありました。肺がん死は急増しており、50年前に比べ約10倍にもなっているにも関わらず、検診の受診者は減少傾向にあり、何らかの対策を講じるべきで、従来の対策型検診と特定検診を併合した検診で効果を挙げている自治体の例を紹介しました。

 講演の最後に司会者が肺がん疾病を未然に防ぐには、一に検診、二に禁煙であることを強調していました。

●がんの画像診断はPET/CTからPET/MRIへ

 横浜市立大学放射線医学教授の井上医師は、がんの画像診断の現状を解説しました。画像診断は①鑑別診断②病期診断③効果判定④がん検診には極めて有用な手段であることをスライドを駆使して話されました。最近10年間の推移の中で、最も大きなインパクトがあったのは、ブドウ糖代謝を反映するFDGという放射性薬剤を用いるPET検査のがん検査への普及で、画像診断精度が飛躍的に高まったとしました。

 これからはPET/CTからPET/MRIであること、そして画像診断を担う医師として将来どんな診断装置があらわれるのかが楽しみでもあると結んでいました。

●治療と緩和の役割を担う放射線治療

 神奈川県立がんセンター放射線腫瘍科部長の中山医師からは、「放射線治療の現状と最近の進歩」と題して講演がありました。放射線治療は、がんの治癒を目指す根治照射から症状を軽減するための緩和照射まで、幅広く利用されるようになりましたが、欧米に比べ日本ではがん患者の3~4人に一人と少ないのが現状で、更なる利用促進が急務であると話されました。

 外科療法と化学療法と相まって更なる普及が求められること、そして放射線治療の技術改良はめざましく、がんの形や部位に合わせる技術、放射線の強さを変える技術、放射線の種類などにより、効果的な放射線治療ができるようになってきたことを述べ、今後更に利用拡大されることに期待していると述べました。

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 放射線治療の意義を広く市民に知らしめることも大切ですが、がん治療の主役は「外科手術と化学療法」と考える医師がまだ多く、放射線治療の臨床的意義を医師自身が認めることが先決ではないかと感じました。【了】

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2013年2月 2日 (土)

神奈川県立がんセンターが今秋(11月)建て替えオープン

 神奈川県立がんセンターでは平成25年11月の開院(建て替え)を目指し、工事を急ピッチで進めています。現在のセンター(横浜市旭区)に隣接する神奈川県運転免許試験場跡地に新築されるもので、外来待ち時間を短くし、待機患者を減らすため診察室が32室から56室へ、外来化学療法室のベッドが現在の倍(50床)となる予定です。最新鋭の医療設備と相まって高度医療の提供が期待されます。
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(出典:神奈川がんセンターHPより)

 中でも、放射線治療装置(リニアック)を2台増設(計4台)し、放射線治療の充実を目指しています。リニアックは、エックス線や電子線などの放射線を当てて、がんなどの治療をする機器で、エックス線を体に当てるという点では、体内の画像を撮影するエックス線診断装置と同じでが、使用するエックス線のエネルギーを高くすることで、治療効果をもたせたものです。尚センターでは、約74億円の巨費を投じて重粒子線治療装置i-ROCK(アイロック)の導入を決め、平成27年12月から運用開始を予定しています。

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