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2013年6月25日 (火)

【My Photo】梅雨の季節

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(撮影:宮本 聰 2013年6月25日 墨田区両国にて FinePix HS 10 f/2.8 1/320sec. ISO-100)

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2013年6月24日 (月)

がん治療「納得度」調査の目的は?

  25日、厚労省が「がん治療の納得度調査」を実施する旨の報道がありました。

 厚生労働省は今年から、がん治療を受けた患者が病院の対応に満足しているかどうかを探る大規模調査に乗り出すことを決めた。がん治療を担う全国の拠点病院で、患者への情報提供や相談体制への受け止め方を1万人以上に質問する。国がこうした調査を行うのは初めてで、同省は結果を診療体制の改善や国の施策作りに役立てたい考えだ。調査では質問用紙を使い、入院患者が受診時から退院後の通院治療までを通して医師や看護師らの対応をどう感じたかを尋ねる。「説明に納得できたか」「不安を話せたか」「痛みを抑える治療は尽くされたと思うか」「医師は患者の気持ちに配慮していたか」など約50の問いに、退院前後に答えてもらう。(読売新聞2013/6/24)

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 調査結果を診療体制の改善や国の施策に役立てたいとしています。がん患者の声を医療現場に生かそうとの初めての試みで、実施することには異論はありません。ただ、実施の目的がいまひとつわかりません。アンケート用紙で答えてもらうことを想定しているようですが、がん患者の意思を本当に反映できるのでしょうか。

 近年、がん治療の医療技術は目覚ましいものがあります。確かに従前では不可能と考えられていた一部がんの治療効果は格段に上がっています。しかし、多くの場合、依然として「がんを治癒」するまでには至っていない現状であり、せいぜい5年生存率がどうのという段階です。調査時期を退院前後としていますが、経過観察前のその時点で、今後を見通すことは難しく、納得度を答えようがないのではないでしょうか。また、不幸にも不帰の人となった場合にも同様のアンケートを行うのでしょうか。

 報道からはインフォームドコンセントが十分行われた否かを判断する内容となっており、何もがんに限ったものではなく、どんな病気にも通用する内容です。どうして「がん治療」だけを対象として調査するのかが見えてきません。調査目的と結果の扱いをどのように考えているのか厚労省の丁寧な説明を求めます。【了】

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2013年6月17日 (月)

医薬品副作用被害救済制度をもっと知ろう!

 どんな薬でも副作用があることはみなさんもご存じだろうと思います。薬を用法用量に従って正しく服用しても稀に重篤な副作用を招くことがあります。悪性症候群(抗神経薬を使用する際に常に考慮すべき重大な副作用)などはその典型です。

 不幸にして当事者になった時、どうすればいいのでしょうか。もちろんかかりつけ医や調剤薬局にまずは相談されるでしょう。しかし、その後どうするか考えたことがありますか?いざ、その時のために「医薬品副作用被害救済制度」があります。

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 国の相談窓口である、医薬品医療機器総合機構(PMDA)という組織が設けられていることを知らない人が大多数という結果が13日、「医薬品副作用被害救済制度に関する認知度調査(一般国民、医療関係者)」として発表されました。

【一般国民の認知率】

制度を知っている 5.0%

名前を聞いたことがある 18.9%

 昨年度からは5%とわずかに増えましたが、名前を聞いたことがある人を含めても23.9%にとどまっています。キャラクター「ドクトルQ」を知っていますか?制度を知らない人にとっては無縁でしょう。いざという時のためのセーフティネットを知っているか否かで大きな差がでることを肝に命じましょう。そして、関心を持ちましょう!【了】

■参考情報

平成23年度「医薬品副作用被害救済制度に関する認知度調査」医薬品医療機器総合機構

http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/file/h23_ninchido_ippan.pdf

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中途半端な子宮頸がんワクチン勧奨中止措置

 期待された子宮頸(けい)がんワクチンの定期接種化が始まったばかりというのにその信頼性が大きく揺らいでいます。厚生労働省は、ワクチン接種の対象者への積極的な呼び掛けを中止するよう全国の自治体に勧告しました。今までワクチン接種を積極的に働き掛けてきた対応とはうって変わった大きな方針変更です。それにしても、「積極的な呼びかけを中止する」とはいかにも曖昧な表現です。ワクチンそのものは認めておきながら、「接種したら副作用があるかもしれないので止めときなさいよ」と言っているに等しいのです。勧奨中止を中途半端な決定と捉える保護者も多いはずです。娘を持つ親はいったいどうすればいいのでしょうか。定期接種化前の分を含めて厚労省には約2千件の副作用情報が寄せられ、そのうち激しい痛みが体の広範囲に及んだ症例が約40件もあり、一部の患者は副作用(副反応)により日々苦しんでいます。また研究者や医者の中で子宮頚がんワクチンの有効性や副作用に関して疑問視する意見もあります。厚労省は今後、情報収集を急いで重篤な症例の正確な発生頻度などを調査する計画のようです。具体的なスケジュールが示されているわけではありません。いっそのこと「原因がはっきりするまで一時中止」とするのが賢明な措置ではないだろうか。【了】

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■参考情報

厚労省「子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ」

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/leaflet_h25_6_01.pdf

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2013年6月14日 (金)

「医療輸出国」実現への期待を担う新生MEJ

 アベノミクスの三本の矢のうちの一つである成長戦略の対象に医療分野があります。安倍首相は13日、都内で開催された新生MEJ(メディカル・エクセレンス・ジャパン)発足記念式典に出席し、「成長戦略の柱として、長寿社会を掲げていくということは、単に医療機材を輸出していくということではなく、健康そのものを輸出していくということになります。」と述べ成長戦略の大きな柱として位置付けていることを強調しました。(首相官邸HPより)

 社団法人メディカル・エクセレンス・ジャパン(MEJ)は日本の医療機器や医療サービスなどの海外展開を助けるため、島津製作所やソニーなど日本の医療機器メーカー23社と、全国の57医療機関などが参加する官民共同の組織です。2011年に設立され、主に外国人が日本で治療を受けるために来日する「医療ツーリズム」の際のビザ取得や病院選びなどに協力してきました。新生MEJはさら踏み込んで医薬品・医療機器・インフラ整備・ソフトサービスなどを世界各国に売り込み、現在年間2兆円(医療分野)ともいわれる貿易赤字の解消と更なる成長につなげようとするものです。

 人種・言語・生活習慣の違う地域への進出には相当な困難が予想されます。しかし世界でも希有な長寿社会を経験している日本だからこそ売り込める優秀な技術やサービスがあることは事実です。これらが各国で受け入れられるようになれば日本の成長の大きな柱になり得ます。新MEJが「各国の健康寿命を延ばしつつ、日本の産業を活性化する」という壮大な医療輸出国の実現に向け活躍することを期待したいと思います。【了】

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2013年6月 9日 (日)

毒蝮流「元気で長生きするコツ・させるコツ」

 7日(土)、五反田ゆうぽうとホールで開催された日本リハビリテーション医学会学術集会で毒蝮三太夫氏の「「マムシ流 元気で長生きするコツ、させるコツ」の特別講演を聴く機会がありました。

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(写真:まむちゃんの部屋HPより)

 毒蝮氏の本業は俳優で、現在はタレントとしてラジオ・テレビで活躍中です。また、聖徳大学短期大学部客員教授(福祉コミュニケーション論)でもあり毒舌を若い人にも披露しているようです。独特の話法に好き嫌いはあると思いますがそれは置いて、氏の話に聞き入りました。同名の書籍を出版しており、お年寄りには「がんばれ!」、中年には「しょぼくれた老人になるな!」とエールを送り、若者にはやがてくる老いへの心構えを説いています。

 1936年生まれ、本名石井伊吉氏は当年77歳で長嶋茂雄氏と同年だそうです。仕事柄著名人にお会いすることが多くそれぞれの人どなりをユーモアたっぷりに紹介していました。かの長嶋氏は病に倒れた後、不屈の精神でリハビリに努め再起されたとのことです。

 過去に腸閉塞で41日間もの入院生活の体験を持つことから、治ろうとする気力が大事であると強調していました。この時から病気やリハビリに興味を持ったようです。現在はNHKの「介護百人一首」の司会を担当、ご自身のリハビリ短歌を披露しました。

 失礼ながら77歳とは思えぬ通る声と迫力には脱帽でした。時には詩を詠むように、はたまたべらんめい調の毒舌を交えながらの話に会場はおおいに沸いていました。介護とリハビリはつきもので、えてして暗くなりがちな介護は明るく楽しくをモットーに接することが肝心だとの持論を述べていました。「人生は後半が面白い」と、自らも鼓舞するように聴衆へ語りかけ講演を締めくくりました。

 リハビリは何も高齢者に限ったことではありません。生まれてから身体が不自由とか思わぬ事故などでリハビリを必要としている人はたくさんいます。それにしても脳卒中などで倒れた患者のリハビリの現場は壮絶なもののようです。「廃用身」という小説がありました。リハビリを諦め、自由の利かなくなった足や腕を切断することでQOLが向上するという問題作です。リハビリを続けても改善がみられない身体機能をそれでもひたすらし続けるのか、治療に当たる医師の講演からは苦悩の一端を垣間見ることができました。【了】

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2013年6月 8日 (土)

不測の事態全てを報告へ!名古屋大病院

 8日付、共同通信が名古屋大病院では診療死以外でも不測の事態が発生した場合には報告を義務付けるマニュアルを作成、職員に配布したと伝えています。同大は3月13日、外来で口腔内のがんの疑いと診断し、手術が決まっていた愛知県の30代患者に約3年間、入院の連絡をしないまま放置し患者が死亡していたことを明らかにしており、失敗を繰り返してはならないとの教訓から今回の措置になったものと思われます。

 名古屋大病院(名古屋市)が、患者の急死や病状の急変など院内で不測の事態が起きた際、診療行為の関与にかかわらず、事故担当部門へ報告を義務ずけるマニュアルを作成し、8日までに全医師や看護師に配布した。事故の可能性がある事案を迅速に把握し適切に対処する目的で、患者の死亡以外にも対象を大幅に拡大した。報告があった事案については、必要に応じて院内で調査する。(6/8 05:22共同通信)

 厚生労働省が導入を目指す新たな医療事故調査制度では、手術などの診療行為に関連し患者が死亡した場合(届出を要する事故の範囲は「事案の発生を予期しなかったものに限る」としている)に限定しており大半の合併症事案や他の事案が届出されないことになりうる可能性が指摘されています。今回、名古屋大病院では不測の事態全ての報告を義務付けており、調査制度に一歩踏み込んだ措置を行っています。他の医療機関も見習って欲しいものです。【了】

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2013年6月 6日 (木)

【My Photo】杜若(かきつばた)

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(撮影:宮本 聰 2013年6月5日 旧芝離宮恩賜庭園にて Canon EOS 60D f/10 1/250sec. ISO-100)

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2013年6月 2日 (日)

医療事故調査制度は誰のものか

 厚生労働省の検討部会が29日、診療行為にからんだ予期せぬ死亡事故が起きた際の第三者機関への届け出と院内調査実施を柱とする「医療事故調査制度」の概要をまとめ発表しました。医療機関側の調査結果に納得できなかった場合、新たに設置する民間第三者機関によって調査結果の確認・分析が行われ、再発防止に役立てるというものです。秋の臨時国会に医療法改定にあわせて制度化が提案されます。

公表された「医療事故に係る調査の仕組み等に関する基本的なあり方」には、以下の内容が盛り込まれました。

1.調査の目的

2.調査の対象

3.調査の流れ

4.院内調査のあり方について

5.第三者機関のあり方について

 未だ途についたばかりの制度化に関して、医療過誤紛争の原告側(患者側)の弁護士として著名な鈴木利廣氏(患者の権利オンブズマン東京 顧問)はいくつかの問題点を指摘しています。

1)院内事故調の中立性の保障が弱い。
2)院内事故調の報告書を第三者機関が「確認・分析」するというが、何をするのか不明である。
3)第三者機関が院内事故調の異議申立機関に成り下がっている。
4)第三者機関の公的性格が弱い。
5)届出を要する事故の範囲が「事案の発生を予期しなかったものに限る」として、大半の合併症事案が届出されないことになりうる。
6)院内事故調査費用のすべてを医療機関の負担で義務づけることは、事故調査の公益性から疑問がある。公的支援が必要である。
7)医師法21条との関係づけをあえて行っていないことは、今後の混乱に結びつきかねない。
 以上の問題点は、日本の医療事故調査の現状、すなわち①報告例の少なさ(日本医療機能評価機構への届出数は、かつての「全国的頻度に関する研究」による推定数の10分の1以下である)、②院内事故調査の中立性への疑問を改善することにつながらず、かえって第三者機関が院内事故調の追認機関になりかねない。

 これらの指摘を真摯に受け止め、少なくとも中立性がきちんと保たれる制度にしなければならないと思います。また届出を要する事故の範囲が限定されており、これで本来の目的を果たせるのか気になるところです。

 今日まで医療事故調設立の必要性が叫ばれ、市民団体や弁護士、一部の医療者や議員などの働きかけがあってやっとここまで漕ぎつけました。筆者の知る弁護士はこれまでに50回にも及ぶ街頭署名活動を続けておられます。

 まさにこれからが正念場であり、制度の内容によっては期待された効果を発揮できない可能性があります。医療事故調査制度は患者・家族のものでもあり医療者のものでなくてはなりません。多くの方の智恵を持ち寄って今後の審議が進められることを心から望みます。【了】

■参考資料

厚労省 第13回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会議事次第

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000333dq.html

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2013年6月 1日 (土)

たまには遠出もいいもんだ!北の大地・札幌へ

 今年のゴールデンウイークは安・近・短から高・近・短に変わったそうで、ちょっとリッチに近場で休暇を過ごした方も多いのではないでしょうか。アベノミクス効果に期待する人で、どの行楽地も過去最高の人出を記録したとのニュースが各地から届きました。そんなGWの混雑が嘘のような5月28日、所属する団体の会合に出席するのため北の大地・札幌を訪れました。

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 案の定、空港はガラガラでした。ビジネスマンらしき人が忙しそうに携帯をかける姿が目立ちました。この時期、旅行の端境期のため旅費も安く、その上人出も少ないとあって、ゆっくりと旅行するにはまたとない良い機会です。因みに旅費はトップシーズンの半値で、その分ゆとりとおいしい物を存分に満喫できます。

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(例年より早く東京・関東が梅雨入り、上空は花曇り模様でした。)

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(閑散とした新千歳空港、団体客が少ないのがこの時期の特徴です。)

 いままで数えきれないほど北海道に足を運んでいます。出張であったり、家族旅行であったりと時々のシーンが甦ります。ただ、札幌市内をじっくり散策する機会はあまりなかったように思います。出張では訪問先に行くだけで、夜のすすきのしか知りません。ほとんどは車窓から見て終わり、ゆっくり散策したいなと何度思ったか数えきれません。今回は2泊3日、じっくりと札幌の空気を感じとることにしました。

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■北海道大学

 約40年前、大学に勤めていた頃、地方入試がこの北海道大学で行われ、試験官として初めて訪れた時の印象が強烈に残っています。当時は電車と青函連絡船を乗り継ぎ2日がかりで行ったからです。なぜ飛行機で行かなかったのかって?試験問題を安全かつ確実に運ぶには「人が鉄道で行く」という考えがあったのです。笑い話のような本当のお話です。もちろん帰りは飛行機でした。

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(北口から見た札幌駅、表玄関に比べひっそりしています。)

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(北口から8分ほどで北大正門に着きます。.

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(古河講堂、時代の面影を強く残しています。)

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(総合博物館、北大の多様な研究の伝統を今に伝えるとともに、最先端の研究をさまざまな実物資料や映像で展示・紹介しています。)

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構内はとても広く、車や自転車が頻繁に行き来しています。学部校舎に行くまでには自転車が交通手段になっているようです。そのためか、校舎の一角に放置自転車の集積場がありました。

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(正門から入って歩くこと10数分、やっとぽぷら並木に辿りつきました。)

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(名前はわかりませんがポプラ並木の一角に咲いていた黒い花です。)

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(構内は広く、うっそうと茂る木々の間から森の香りが漂っています。)

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 明治9(1876)年、札幌農学校として生まれた北海道大学は、今でも構内にハルニレ(エルムと呼ばれる)やイチョウ、ポプラなどの大木がいたるところに残っています。この時季、芽吹きを迎えた構内を爽やかな風が吹きぬけていました。重要文化財に指定された農学部第二農場、クラーク像やポプラ並木など、見どころも多く、歴史を感じさせる各学部の建物とともに、訪れる観光客からは高い人気を得ているようです。

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(北海道大学の前身、北海道農学校の教頭だったクラーク博士像)

■JRタワー

 JRタワーは開業10年となる超近代的な駅ビルです。ショッピングやグルメはもちろん、地上160mからの眺めが楽しめる展望室(展望室T38)などもあります。すっかりお洒落な雰囲気に変わりました。昔の札幌駅を知る者にとって、その面影は全くありません。

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(正面玄関はまるで官邸のような佇まいです。)

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(駅に繋がるようにJRタワーがその威容を誇ります。)

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(展望室T38の入り口、700円の入場券を買います。シニア割引は600円です。)

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(360°の展望室です。南方向からは藻岩山が眺望できました。)

■大通公園

 札幌の平均気温は12.4度で、5月初旬に桜が咲き、下旬には色鮮やかなライラックが咲き乱れます。今年は例年になく寒気が居座り上旬まで雪が降りました。26日まで、さっぽろテレビ塔のある西1丁目から12丁目まで続く約1kmのグリーンベルトで、ライラックまつりが開催されていました。昭和34年、「ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まったのがライラックまつりです。
 ライラックは昭和35年に札幌の木にも選ばれ、どこの家の庭先でも見かけるほど市民にも親しまれる木となりました。今では、札幌に初夏の訪れを告げるおまつりとして市民の間にも定着し、札幌を代表するイベントへと成長しました。当日は跡片づけに負われていました。

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(真っ赤なチューリップがみごとに観光客の目を楽しませていました。中国や韓国などの方々を多く見かけました。)

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■赤れんが庁舎

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)〈国指定重要文化財〉. 「赤れんが」の愛称で親しまれている北海道庁旧本庁舎は、1888(明治21)年にアメリカ風のネオ・バロック様式で建てられたものです。 日本の明治期を代表する建物とともに、緑豊かな前庭は札幌市民の憩いの場所にもなっています。駅から数分のところにあり一度は訪ねたい名所です。

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(チューリップ花壇と庁舎のコントラクトがみごとでした。平日にもかかわらず多くの観光客がスナップ写真に夢中でした。)

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(二度目の桜見物となりました。満開を過ぎ風で花吹雪が舞っていました。)
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■北大植物園

北海道庁舎から数分のところに北大植物園があります。意外に足を運ぶ人は少なく園内は静寂そのものでした。空気は澄みわたり、園内に咲く花々を眺めているだけで心が洗われます。お勧めのスポットです。

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(水草の緑があまりに綺麗でパチリとしました。)

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(初めて見た「クマガイソウ」という花で、ご覧の通りとてもユニークな形をしています。)

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(緑また緑、新鮮なオゾンを胸いっぱい吸い込みました。)

■うまいもの探訪

サッポロみそラーメン:新千歳空港に着いたのがお昼過ぎであったため、空港内にあるラーメン横町で早速いただきました。関東で馴染みの店ではないラーメン屋さんに入り、いただいたバターコーン味噌ラーメンです。

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お寿司:札幌でも名店といわれるお寿司屋さんで昼食をとりました。あえて握り鮨を避け、2450円也のちらし寿司を食しました。値段の割にはボリュームたっぷりでネタの新鮮さは当然として繊細な包丁さばきによる盛りつけはみごとでした。

スープカレー:スープカレーと言えば札幌と言われるくらい有名になりました。関東でスープカレーというとあまり具は入っていませんが、札幌では具のてんこ盛りが多いようです。

■旅のおわりに

 GW中、北海道は異例の低温や悪天候に見舞われました。札幌では期間中の10日間すべてで降雨を観測し最高気温10℃以下の日々が続きました。このため桜前線の北上が遅れ市内各所で桜を見ることができました。冬場にはない広々とした市内はこの時期もお勧めです。札幌はいつ来ても人を飽きさせない不思議な街です。是非機会を見て再び訪れたいものです。【了】

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