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2013年12月 7日 (土)

薬の小分けシートは出さないで!調剤薬局への指導も必要

 処方された薬を持ちかえった後、小分け保存している方が多いと思います。この記事を目にする人の中に、薬を包装シートごと飲む方はまずおられないでしょう。しかし、高齢者や認知症患者を中心に包装シートごと飲んで口内を切ったり、喉を傷つけるといった事故が相変わらず発生しているようです。国民生活センターよれば、患者が薬を包装ごと飲み込んだ事故の相談が、2009年までの10年間でおよそ90件もの寄せられたとのことです。 

 処方された薬は用法・用量を守ってきちんと飲むことが鉄則です。勝手に容量や飲み方を変えてはいけません。さらに飲み残しの薬を翌年に服用するなどもってのほかです。(有効期限は外箱に記載されているため患者は知ることができません。)同様に薬は水またはさ湯で飲むのが大原則です。そして、薬は必ず包装シートから外して飲みましょう。

 件の事故ですが、患者がまさか包装シートごと飲み込むなど想像だにしなかった製薬会社も対策を施し、1錠ごとにシート分けできないよう工夫をしています。お手持ちの錠剤を見ると分かりますが、最低でも2錠単位でしか切り離せない(ミシン目がない)ようになっており、誤飲しにくいようになっています。きちんと自己管理できる場合は別にして、ノンコンプライアンス(服薬不服従)が懸念される子供やお年寄り、さらには対象疾患患者の薬は包装シートを小分けしないことが事故を防ぐことになります。大人や家族が配慮し、不測の事態を回避しましょう。

 先日、調剤薬局で処方された錠剤で一般的な10錠シートとは別に、1錠単位のものと2錠単位の小分けシートが含まれていました。他の患者さんとの関係でこうなったのでしょう。しかし、医療事故原因などの分析を担う日本医療機能評価機構では「シートは切らないで」と呼びかけており、患者のみならず医療機関に対しても指導を徹底すべきです。小分けシートを出され、誤飲した患者から訴えられることがあるかもしれません。【了】

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