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2014年10月12日 (日)

【My Photo】台風一過

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(撮影:宮本 聰 2014年10月7日 みなとみらい21 OLYMPUS VG-140,D715 f/8 1/2000sec. ISO-400)

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2014年10月 1日 (水)

余った薬をどうしていますか?福岡で新たな取り組み

 1日付、日経新聞の夕刊記事「飲み残しの薬 薬局で点検」という活字に目が止まりました。それは福岡市薬剤師会が2年前から始めた、節薬バックを使った残薬調整運動の紹介記事でした。飲み残した薬を薬局に持参すると管理薬剤師が薬の種類や有効期限を確認し、使用できる薬であれば、新たに処方予定の数量から差し引きして清算してくれるというものです。もちろん処方変更は医師の専任事項ですから、医師の了解のもとに実施しています。

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 日本薬剤師会の試算では処方薬の飲み残しは金額にすると年間500億円にもなるそうです。患者の中で薬の飲み残し経験がある人が調査対象1、000人超では約半数に上りました。多くの患者が飲み残しているということです。受診の際処方された薬は飲み切ること、古い薬は飲まないこと、家族などで回し飲みをしないことが原則です。そうは言っても余った薬を捨てるのは勿体ないと保管している人が多いことになります。

 保管した薬を素人判断で服用するのは厳禁です。時々の症状は一様ではありません。例えば、感冒といっても原因は様々で、一様に解熱鎮痛剤を医師が処方しているわけではありません。医師や薬剤師は期限内に服用することを前提にしています。

 ただ、これらの薬を有効活用できるとするならば使わない手はありません。福岡市薬剤師会と九州大学の共同研究で、各家庭に残された処方薬の8割ほどは活用でき、全国で取り組めば3、300億円の薬剤費の削減効果が見込めるとしています。確かに、保管状態はどうであったか、本人のものかどうか、そして確認作業の煩雑さをどうするかなど課題はありますが、全国で試みる価値はありそうです。

 それはそうと、処方された薬には製造年月日や使用期限が記載されていないことをご存じですか?その理由は病院や薬局に納品されるロット単位の包装箱には記載されているのですが私たちに知らされないためです。基本は処方期限内(7日分なら7日以内に服用することが使用期限)となります。この時代、製品に製造年月日や賞味期限を示さないのは医療用医薬品(一部製品は除く)ぐらいなものです。通常、錠剤であれば製造後、2~3年が使用期限です。では、病院薬局や調剤薬局で期限まじかの在庫がたまったら廃棄するのでしょうか。もちろん原則廃棄です。ところが市中には薬問屋なるものがあります。あくまでも一般論としてですが、使用期限が近づいた薬を売り払い、問屋は需要のある薬局へ安く転売しています。立派な有効利用です。一部に異論があるかもしれませんが企業にしろ個人にしろ、使える薬を有効利用しない手はありません。どう思われますか?【了】

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