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2015年1月28日 (水)

自己血糖測定装置の測定センサーはどうして高いの?

 糖尿病の人にとって必携である、自己血糖測定装置は多くの企業から売り出され、精度はもちろん使い易さも向上、さらに最近の装置は採血針も極細となり痛みが軽減されました。

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)メディカルカンパニーが1月23日、糖尿病患者向け自己検査用グルコース測定器「ワンタッチベリオビュー」を発売しました。過去7日間と30日間の血糖測定結果をグラフ表示で確認できる「ふりかえり機能」を搭載。過去の値を見て自らの値の変化に気づくことで、生活習慣の改善を図ることができます。また、現行機種のカラー日本語表示機能に加え、現行の半分以下の0.4μgの血液で測定を可能にしました。

 さて、希望小売価格(税別)は本体が8.500円、測定センサーが25枚3,500円、30枚4,200円となっています。本体価格は別にして、測定センサーの一枚当たりは140円です。

 毎日一回測定すると月額4,200円にもなります。人によっては1日に7点測定を実施する毎に980円も必要です。毎月の再診料や薬代を含めると10,000円近くにもなります。

 他者の測定センサー価格を調べてみました。1枚当たり136円、125円、120円、118円、115円と140円~115円といったところです。測定方法の違いや精度、取扱いといった差異はありますが、筆者が使用した数社の製品で大きな差はみられませんでした。

 メーカーが消耗品で儲け、本体価格を安くする商法はほかにもいくらでもあります。しかし、自己血糖測定装置は医療器具であり命に係わる製品です。できるだけ患者負担を少なくすることこそ企業の使命ではないかと思います。

 横並びの価格設定を眺めると、原価が36円、25円、20円、18円、15円と思えなくもありません。医療機器の場合、薬九層倍とはいかずとも相当な儲けが上乗せされている気がします。少し勘ぐり過ぎですが、企業の一層の努力で患者負担を少なくしていただけるよう切望するものです。その先兵にJ&Jさんがなっていただけませんか?【了】

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不確かな子供への向精神薬使用

 つい最近、気になる研究報告が 医療経済研究機構(東京都港区)から発表されました。研究員の奥村泰之氏らが行った最近の子供に対する向精神薬の使用傾向を調べたもので、抗精神病薬と抗うつ薬が増加傾向にあり、子供に対して有効性と安全性のエビデンスがない薬が使われており、「子どもを対象とした治験の推進が大きな課題」であるとしています。

 現在日本では、承認されている向精神薬のうち子どもを対象にしたプラセボ対照無作為化比較試験を経たものは僅かに2剤(アトモキセチンと徐放性メチルフェニデート)しかなく、多くの医師は子どもへの投与に関する有効性や安全性が確立していない抗精神薬をやむを得ず使用しているものと考えられます。手さぐりによる(さじ加減)薬剤投与は効能効果や副作用、処方(抗精神病薬を処方された13~18歳の患者のうち、53%は抗不安・睡眠薬、26%は抗うつ薬を併用されている)の面でも大きな問題をはらんでいます。一般的には、副作用を恐れるあまり、処方量を少なくすることがあり「薬が効かない治療」といったことも懸念されます。

 今回の研究結果を踏まえ、早期に子どもに対する治験をスタートさせ、その結果をもとに向精神薬の適正療法が行われることを願うばかりです。【了】

■参考情報 医療経済研究機構HP

子どもへの向精神薬処方の経年変化に関する研究について

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2015年1月22日 (木)

【My Photo】都会のオアシス

 20日、所要で訪れた新宿からの帰途、代々木公園に足を延ばすとそこには都会のオアシスが広がっていた。

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(撮影:宮本 聰 2015年1月20日 代々木公園にて OLYMPUS VG140 f/8 1/250sec. ISO-200)

 この時期、明治神宮に隣接する代々木公園に足を運ぶ人は少ない。参拝客はお参りをすませると足早に帰途につく。おい茂る木立や水面に映る景色はまたとない風情を醸し出す。ひっそりとした公園もまたいいものです。【了】

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2015年1月11日 (日)

赤レンガ倉庫で横浜消防出初式2015

 好天に恵まれた11日、恒例の横浜消防出初式が横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区)で行われ、約7万5千人が訪れました。レンガ広場はもちろん、向かいの大桟橋デッキも鈴なりの人で溢れました。

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赤レンガ倉庫からの一斉放水

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消防艇の放水では虹が

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空にはヘリコプター

 自然災害による建物火災や大津波、大規模交通事故などを想定した総合訓練では、陸、海、空からの救助や消防活動を展開、来場者たちは息をのんで迫真の救出劇に見入っていました。【了】

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2015年1月 8日 (木)

雪国を旅してその厳しさを知る

 三が日を雪国で過ごす機会があり、現地で「その環境の厳しさ」を感じさせられることになった。都心に住む人たちは文明の利器を利用することで、ほんの2~3時間も新幹線に揺られれば雪深い地にたどりつくことができる。物見遊山ではなく、もし、雪国に住むとしたら相当な覚悟をしなくてはならない。年に一度か二度降る雪に感激し、少しだけ雪国に行った気分を味わっている我々の甘い気分では、雪国の生活に到底耐えられないだろう。

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(撮影:宮本 聰 2015年1月2日 福島県 芦ノ牧温泉駅にて)

 雪国では制約が多い。横殴りの吹雪やしんしんと降り続く日常に、人々はかなりの制限を受けている。雪のさなか、街を歩く人の姿を見かけることは稀である。都心では1kmを十数分で歩ける距離が20~30分をかけなくてはならない。道幅さえ分からないところを一歩一歩かみしめながら歩くしか方法はなく、やむなく出かけるには車を利用するものの、雪道の運転には相当な気遣いと危険を覚悟しなくてはならない。

 渋谷の交差点を数百人の人々が交差するような現象はまずない。古い話で恐縮だが、田中角栄首相が「列島改造論」をぶった理由が分からなくもない気がした。自由に行き来ができないために「発展」という果実から取り残される雪国の人々の気持ちを代弁したともいえるからだ。間もなく東京から金沢まで新幹線が開通する。しかし、雪国との距離は縮まっても生活事態は何も変わらない。

 難しい話は脇に置いて、気象条件による不公平さが常に存在することを心に留めるべきだろう。めったに降雪の機会がない関東住まいの人間からは想像できない過酷な生活環境があることを忘れてはならない。これは、雪だけではなく暑さや標高などあらゆる差異で言えることだ。【了】

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2015年1月 5日 (月)

【My Photo】雪の鶴ヶ城

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(撮影:宮本 聰 2015年1月2日 会津若松 鶴ヶ城にて Canon EOS 60D f/8 1/200sec. 露出補正+1 ISO-100 )

こんこんと降る雪、突然晴れ渡る空。大雪警報下、激しい天候の変化にシャッターチャンスは自由自在。東北での三が日を堪能しました。美しい城郭とは裏腹に雪国での生活がいかに大変かを思い知らされました。

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