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2016年1月10日 (日)

赤レンガ倉庫で新春恒例の横浜市消防出初式

 10日、晴天に恵まれた赤レンガ倉庫イベント広場で恒例の「横浜市消防出初式2016」が開催されました。お屠蘇気分が抜けぬ3連休とあって、およそ8万人もの市民が安全・安心フェスティバルを楽しみました。会場広場はもちろん、対岸の大さんばしデッキも鈴なりの人出となりました。

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放水車に張られた入口の横断幕が遠くから見て取れます。ビルに沿って真っ直ぐ海の方に進むと特設会場です。

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赤レンガ倉庫特設広場には普段見ることが出来ない特殊車両や最新型の消防・救急車が勢ぞろいしました。

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大さんばしから見た会場全景。一番高いビルがランドマークタワーで、みなとみらい地区です。ビルの左手下に薄ーく富士山が望めます。

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約30本のホースから一斉放水されると水しぶきが舞い上がり、大急ぎでカメラを覆い隠す人もいました。

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大さんばしデッキにはアマチュアカメラマンが多数押しかけ、数100mにも及びました。スカイブルーの海と照りつける太陽を浴びながら、思い思いに写真を撮っていました。

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湾内をめぐる遊覧船も大忙し。潮風に吹かれ船上から見る「みなとよこはま」はきっと思い出に残ったことでしょう。

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子供たちは様々なイベントに大機嫌。中でも体験イベントが人気でした。特別に用意された消防服に身を包んで敬礼する子ども。少しはにかんでいるように見えます。

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JAFの提供する自動車衝突実験車は人気で、長い列が出来ていました。実際の追突実験ではその衝撃に驚いた様子でした。

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はしご車に乗って、上機嫌で手を振る男の子。一見余裕をもっているように見えます。束の間の空中遊泳を楽しんだことでしょう。

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実はこんなに高いところでした。

 出初式は、江戸時代に火事に備えた「火消(ひけし)」が自警団的に構成されて、消防隊へと受け継がれ、正月に披露したのが始まりといわれています。江戸時代の火消は、現代の放水による消火ではなくて、延焼を止めるための破壊行動でした。火事で燃えている家や隣家の屋根に駆け上り、その家、あるいは周囲の家を打ち壊すように火消の仲間に指示を出したそうです。軽業師のようにいかに早く、民家の屋根や蔵の屋根に駆け上がれるかが腕の見せ所で、高いところで身軽に動けるさまを見せるのが出初式の芸でした。

 今年はエルニーニョ現象で暖冬となりました。予期せぬ自然災害や不慮の事故などで、鍛えられた消防隊員の出番がないことを願うばかりです。【了】

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