2017年10月12日 (木)

かながわ散歩みち(37)シーバス遊覧

日差しの強さが和らぎ気候は確実に秋へと向かってるようです。ご存じの方もおられるかも知れませんが横浜クルーズにはいくつかあります。マリンソリューズ(豪華食事付2-3時間湾内遊覧)・マリンシャトル(約60分湾内遊覧)・シーバス(会場シャトルバス)そして、チャーター船と多種多様なクルージングを楽しむことができます。

今回はシーバスに乗って横浜駅ターミナルから山下公園まで、約35分の「船旅」を楽しむことにしました。

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今回利用したシーバスです。シーバスとは横浜駅東口から山下公園へとベイエリアの名所を海から眺めながら横浜の主要観光地を移動できる港町ヨコハマならではの海上バスです。ちなみに海上のバスを表す「SEA BUS」ではなく、横浜駅東口(帷子川)河口の淡水と海水域を行き来していることから、魚のスズキの意味である「SEA BASS」と表記しています。

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横浜駅東口にあるシーバス乗り場です。山下公園までの湾内をゆったり遊覧しながら行けることからいつも賑わっています。

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出発してほどなく、みなとみらい地区の景色が目前に現れます。中央の一番高いビルがヨコハマランドマークタワーで、左横の半扇型をしたビルがヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルです。窓からの景色もさることながら極上のサービスを受けられることで人気です。

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海上を疾走する船上から遠くにベイブリッジを見ることができます。ちょっとした船旅に出た気分です。

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運よく横浜港を母港とする国際クルーズ船「飛鳥Ⅱ」が大さん橋に接岸していました。船体を海上から見るとその大きさに驚きます。飛鳥IIは、日本郵船の子会社、郵船クルーズが所有・運航している外航クルーズ客船です。2006年2月に売却された「飛鳥」の後継船にあたります。時たま豪華クルーズ船が2隻同時に停泊することもあり圧巻です。

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この大さん橋は、世界の人々を迎える横浜港の玄関口です。ターミナルの屋上広場は天然芝と船の甲板をイメージしたウッドデッキ仕上げで開放的な空間になっており、目の前に広がるみなとみらいの風景を楽しむことができます。ウッドデッキは非常に優しく柔らかいイメージで出会いの波止場にはお似合いです。夕日に染まるビル群から垣間見える富士山の雄姿はまた格別です。

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35分で山下公園に着きました。正面に横浜マリンタワーを見ることができます。このタワーは横浜開港100周年の記念事業として1961年に建設されました。高さ106m、2層の展望フロアがあり、360度の大パノラマから見る夜景は必見!です。

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発着場は山下公園に係留されている「氷川丸」の直ぐ横です。 氷川丸は、1930年に太平洋横断シアトル航路へ就航した当時を代表する高速貨客船でした。喜劇王チャップリンも乗船したことでも知られています。第二次大戦中は海軍の病院船として活躍しました。2006年に改装を行い、2008年に日本郵船氷川丸としてリニューアルオープンしたもので、2016年に重要文化財に指定されました。

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山下公園です。第二次世界大戦で被害を受けた横浜。当時の焼け跡の瓦礫を集めて海を埋め立てたのが山下公園のルーツです。綺麗な芝生からは想像もできない過去が眠っている場所です。35分の船旅でしたが横浜の魅力を満喫しました。【了】

ご案内:マリーンルージュ・マリーンシャトル・シーバス・横浜クルージング

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かながわ散歩みち(36)本郷ふじやま公園と富士山

本郷ふじやま公園は横浜市栄区にある都市公園 (地区公園)で、園内には古民家「旧小岩井家住宅」や弓道場などがあり、富士山をのぞむ公園としても知られています。横浜駅からJR根岸線でおよそ30分ほどで最寄り駅の「本郷台駅」に到着です。目的地本郷ふじやま公園までは徒歩で40分ほどのところにあります。

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駅を出て左手にある奇妙な建物が地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)です。主に国際交流を目的とした施設で、3つの常設展示室のほか、ホール、企画展示室、多目的室、創作スタジオなどの施設があります。開設された目的の一つに「県民の地球市民意識の醸成」があり、地球儀とおぼしき不思議な外観が目立ちます。この信号を右折していたち川に向かいます。

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ほどなくすると城山橋際にある看板が目に留まりました。「いかにわが たちにしひより ちりのきて かぜだにねやを はらわざるらん」句の頭に、いたちかはを読み込んだ歌の作者はかの兼好法師だそうです。横浜とゆかりがあったとは知りませんでした。

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川に沿って歩くこと数分、橋に出ました。「大いたち橋」で、橋の向こう側は神奈川県立柏陽高等学校へつながっています。欄干の形がなんとなくユニークですが何に見えますか?定かではありませんが、以前は動物のイタチがモチーフになっていたそうです。

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ゆったり流れるいたち川のしだれ柳が風情を添えます。この辺りはいたち川プロムナードとして住民の散歩コースとなっています。天神橋まで爽やかな散策路を楽しみます。環状4号線を左折し右手にガストが見えたら向かいの本郷バス停の横道を公園入口に歩を進めます。裏から入ることもできます。

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天神橋から更に歩くこと20分ほどで公園の入り口に到着しました。本郷ふじやま公園は横浜市栄区にあって、 「ふじやま」と呼ばれていた山林や 里山風景が残された地区公園です。 中心となる古民家ゾーンには江戸時代末期の名主 の住宅が移築復原されていて内部を見ることができます。

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古民家正面に見えるのは長屋門です。主屋、長屋門は江戸時代末期に建てられたもので、移築復元されています。訪れた日はほかに見学者もなく閑散としていました。それだけにゆっくりと見て回ることができました。内部は昔ながらの囲炉裏や2連かまど炊きなど、昔ならごく自然な農家であることが分かります。

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旧小岩井家住宅主屋及び長屋門は、鍛冶ヶ谷村の名主を務めた「小岩井家」から寄贈をうけ、移築復原された建物だそうです。江戸時代末期に建てられたこの建物は、主屋に式台を付けた座敷が設けられるなど一般の農家に見られない格式ある造りをもち、長屋門とあわせて、創建当時の姿に復原されています。平成14年11月には、主屋、長屋門(表門)ともに市指定有形文化財に指定されました。江戸時代の名主の屋敷の雰囲気を今に残す主屋内も見学できます。

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木立の隙間から臨む富士山。シャッターの絞りを解放過ぎたのかうっすらと映り込んでいます。ここから約100Km強の距離ですが相応に大きく見ることができました。これから秋から冬にかけ、頂き付近に雪がかかってくると一層見事な眺めになります。

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お目当ての富士山と無事ご対面です。快晴と思っても湿度が高く霧に包まれるとか、頂上あたりに雲がかかるなど霊峰富士の姿を目にすることができないことがよくあります。今日はそんな懸念を吹き飛ばしてくれました。大きな見晴台から見る富士ではなく、木々の隙間から覗く富士でしたが満足な眺めでした。【了】

ご案内:本郷ふじやま公園のHP

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2016年10月19日 (水)

かながわ散歩みち(35)桜木町駅前から大さん橋へ

 今年は連続する台風の影響で、作物は不作で野菜や果物類に打撃を与えたようです。そんな秋の長雨が上がった休日、JR桜木町駅前から大さん橋まで、カメラ片手に気ままな散歩に出かけました。ここ、みなとみらい地区はいつ行ってもたくさんの観光客で賑わっています。今回は皆さんがあまり行き来しない散策路を進むことにしました。

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JR桜木町駅前に着いた時は好天でしたが、徐々に青空が消えていきました。その代り適度な温度と湿度で散歩にはもってこいの天気でした。駅前から汽車道を通って赤レンガ倉庫に向かうのが一般的ですが、今日はその対岸に整備された散歩みちを進みます。しばらくするとワールドポーターやホテルメビオス横浜が目に留まります。ちょうど遊覧ボートが通過し、なんとも風情のある景色でした。

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道の突き当りが万国橋です。橋を渡り切ると普段見ない船溜まりがあり、屋形船の係留場所になっているようでした。

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ビルの屋上(神奈川県警)からちょこんと見えるのがマリンタワーです。お天気が良ければ空の青さが反射して素敵な場所です。水面を舐めるように船が進んでいきます。

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赤レンガ倉庫の芝生越しに見える山下公園一帯。横浜三塔のクイーンやキング、左手にはマリンタワーを望むことができます。

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9万トン級の豪華客船「セレブリティ・ミレニアム号」が接岸していました。朝9時に入港して夕方の5時には出航と慌ただしいスケジュールです。非日常の世界を求めて乗船する人々は期待に胸を膨らませていることでしょう。

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近づくとその船体の大きさに驚かされます。あいにくの曇天でしたが、全体の白さと濃紺の色調は遠くから見ても鮮やかです。全く波のない湾内とあって小型のボートの軌跡をほとんど見ることができませんでした。

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大さん橋手前に延びる「象の鼻パーク」。象の鼻パークは横浜の開港150周年を記念して平成21年6月2日(開港記念日)にオープンしました。海が目の前で開放感抜群の公園です。赤レンガパークと山下公園を結ぶ位置にあり、この地区を真上から見ると『象の鼻』の形に似ていることから、この一帯は「象の鼻地区」と呼ばれています。

 ゆっくり歩いておよそ6,500歩、約1時間の散歩でした。途中、ワールドポータや赤レンガ倉庫に寄り道したりすれば2時間や3時間かかるかも知れません。秋の一日、横浜散歩はいかがでしょう。これからがお勧めの季節です。【了】

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2016年7月25日 (月)

かながわ散歩みち(34)横浜駅からひと駅散歩

今回はJR横浜駅を起点に桜木町駅までのひと駅を散策します。横浜駅東口を出て、数年前に整備されたばかりの高島水際線公園(たかしますいさいせんこうえん)をめぐり、高島町からみなとみらいを経て桜木町駅までのひと駅散歩です。ベイクオーターの対岸からスタートします。

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横浜駅の東口(そごう側)を出るとすぐ海であることをご存じでしたか。そごうを通り抜けるとベイクオーターから山下公園方面にシーバスが出ていることでも知られています。相当昔(1996年以前)の話ですが初代スカイビルの屋上には展望回転レストランがあり、物珍し気に食事をした記憶があります。すっかり様変わりしました。

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日産本社の直ぐわきから「高島水際線公園」に出られます。帷子川(かたびらがわ)の下流が流れ込む港湾部沿岸(水際線)にあたる場所です。2011年5月25日開園といいますので5年ほど前になります。港湾部の水際線を挟んで対岸にはポートサイド地区を望むことができ、格好のデートコースです。

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日産本社ビルに向かう歩道橋(はまみらいウオーク)の下あたりから始まります。なぜか認知度がいまいちなため、穴場的な存在で、ゆっくり散策するにはもってこいの環境です。たまにはベイクオーターを水際から眺めてみませんか。

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東海道本線の貨物支線である高島線が園内を跨いで走っており、分断している東西の園内を接続する「公園連絡橋」から路線を見渡すことができます。

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希少な臨時列車が運行される際には多くの「撮り鉄」で賑わう有名撮影地です。ラッキーなことに貨物線を走る電車に遭遇、夢中でシャッターを押しました。あせったためピントが甘くなり失敗でした。とっさのチャンスをものにするのがプロだそうです。

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横浜みなとみらいスポーツパークのグラウンドに出ました。サッカーを中心としたフィールド系職種の拠点となる多目的コートを整備し、スポーツ振興を図る目的で整備されたものです。マリノスタウンに隣接しており、休日にはサッカー愛好家が汗を流しています。

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市内を走る「あかいくつ号」独特のフォルムに包まれたノスタルジックなバスはどこでも人気ものです。ただ欲を言えば多少古めかしい分窮屈なのが難点です。どうやら乗るよりも外から見る方が雰囲気を楽しめます。

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横浜美術館と後方はランドマークタワーです。横浜美術館は1989年の開館以来、国際的な港町・横浜にふさわしい美術館として、近・現代美術に焦点をあて作品収集し、展覧会を開催しています。入館すると分かりますが1階のエンタランスは広い空間になっており、荘厳な雰囲気に驚かされます。

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この時期、水場はどこも子供たちで賑わっています。美術館前の水場(美術の広場公園)でもたくさんの子供たちが水に戯れていました。最近、商業施設や社屋が建設されたせいか以前よりもビル密集度が増してきました。

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廻り道をしておよそ2・5km、1時間40分ほどのひと駅散歩の終点桜木町駅前に到着しました。曇天の上に湿度も高くなかったせいかこの時期の散歩にしては爽やかな汗ですみました。歩数計の数字は約6,900歩でした。【了】

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かながわ散歩みち(33)大黒町海つり公園に遊ぶ

 全国海つり公園は至る所にあり、釣り公房にとってはまたとない場所です。釣りを楽しむところと単純に思っている人も多いでしょう。ところが海釣りができて、臨海公園で「海と空と船」を楽しめるゆったりゾーンがここ「大黒町海つり公園」です。公園目当ての方も結構います。時たま横浜港を出入りする超大型客船は大桟橋に接岸できないため、ここ大黒町海づり公園近くの桟橋に接岸することでも知られています。

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巨大な車両運搬船がデッキの先端をかすめます。対岸に新山下埠頭にある横浜シンボルタワーが見えます。デッキの全長は約200mで、休日には入場制限をするほど賑わいます。因みに見学者は100円でいつでも見学できます。

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釣りは魚を釣ることが究極の目的ですが、いつ釣れるかもしれない竿の反応を注視しつつ海面を見つめている時の楽しさもあります。海面すれすれに魚影が見えたりしようものなら心がはやります。

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連日釣り人でごった返す海つり施設。この日も多くの釣り客でごった返していました。ご多分に漏れず入場2時間待ちでした。この時期、釣果はイワシ、カサゴ、アジなどです。時たまカレイやタコを釣り上げる人もいます。

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横浜港に入港する大小の船をみつめながら日長ゆっくりとするには最適です。釣り同好会のセミプロから家族ずれまでだれでも楽しめるのが海釣り公園のいいところです。

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臨海公園と言っても海釣り公園の管理棟以外何もなくエンターテイメントを求める人には向いていません。恋人とのデートや「散策に読書」といった人にはピッタリです。但し真夏の炎天下では熱中症には要注意です。訪れたら円筒の中を注意して見てみましょう。海に関係するあるものが隠されています。

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全長約600メートルにも及ぶ臨海公園には見晴台あり、湾内を一望できます。運が良ければ富士山が、対岸の山下埠頭や工場群、レインボーブリッジ越えに大さん橋一帯を見ることができます。

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海好きの人なら、目の前を横切る船をボーと眺めているだけでも飽きません。心休まるゆったりとした時間を与えてくれること間違いありません。落ち着いた風景がそうさせるのでしょうか。

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管理棟にはトイレや簡単なスナック・ドリンクがあり、暑い時には冷房が心地良くオアシススポットです。尚利用には見学者入場券が必要です。

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港を出入りする船の多いことにびっくりしました。当たり前と言ってしまえばその通りですが、大小の船が横浜港に出入りしています。経済の大動脈を支える港そのものです。

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澄み切った青い空が彩を添え、一層海を引き立たせてくれました。都会の喧騒を離れて命の洗濯にはもってこいです。最寄駅はJR「鶴見駅」ですが、1時間に1本程度しか運航されていません。お出かけには前もってチェックされることをお勧めします。【了】

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2016年7月18日 (月)

かながわ散歩みち(32)旭区「白糸の滝」をめざして

 くもり時々晴れ後豪雨といった定まらないこの時期、旭区にある「帷子川(かたびらがわ)親水緑道」を訪れました。起点となる相鉄本線「鶴ヶ峰駅」は横浜駅から17分ほどのところにあります。旭区は人口約25万人のベッドタウンで、至る所に自然が残され、共存する人々の姿があります。鶴ヶ峰駅前から帷子川沿いに歩き、白根公園、地区センターと駅を中心に半円を描く散歩コースです。

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駅から2分ほどのところにバス広場があります。道案内に沿って階段を下るといっきに大自然へと導かれます。「帷子川」(かたびらがわ)を素直に読める人はそういないでしょう。この川に沿って親水緑道があります。駅前とは思えない大自然がそこにありました。

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園内は、「池・庭園ゾーン」「せせらぎゾーン」「広場ゾーン」に分かれており、季節や地形の変化とが相まって、表情豊かで回遊性ある空間を創出しています。都会のオアシスを身近に感じることができます。

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川を流れる水音は静かで、鳥の鳴き声以外何も聞こえません。小さなつり橋の上から川面をのぞくと水面が光って見えました。

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あずまや風の休憩所がありました。訪れたのは平日の午前中でしたが、すれ違ったのはほんの2~3人でしょうか。住人には必然であって珍しくもないのかも知れません。うらやましい限りです。

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ゆっくり歩いて約30分、緑道を抜け帷子川に出ました。梅雨にしては水量が少なめで、東京がこの夏、水不足で困っているといったことを思い出しました。16号線に並行する帷子川は横浜駅東口付近から、海へと注いでいます。

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道路を横断し疎水に沿って上流を目指します。緩やかな坂を歩くこと約15分、公園に到着です。白根神社と書かれたのぼりが風にたなびいていました。早速今回の目的である旭区「白糸の滝」を探すことにします。遠くに赤い欄干が目に留まり近づくと、「白糸の滝」という石碑があり、滝はそのすぐ先にありました。

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旭区名所「白糸の滝」が眼下に開けます。落差3m、幅7mほどの滝で、地下水が岩肌から湧き出している珍しい滝です。地下水の透明度は高く、細い糸状の水が、幾重も降り注ぐことから「白糸の滝」といわれています。横浜市内で最大の滝に十分な涼をとることができました。

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公園には大木が茂り、木陰で休む人の姿や赤ちゃん連れのお母さんも涼し気に散歩を楽しんでいるようでした。珍しい二股の大木に思わずパチリ。(写真をクリックすると迫力ある写真をご覧いただけます)

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公園から続く長いスロープを進むと白根地区センターにでました。ふと見ると、花壇の石垣は花や虫など児童が描いたと思われる絵で覆われていました。花壇の花より絵につられてしばし見とれました。

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隣接する図書館から白根通り、16号線を経て駅前のバス停に戻りました。これからの熱い季節は散歩も重労働です。熱中症にでもなったら元も子もありません。朝早いうちにするか、夕涼みを兼ねた散歩としたいものです。およそ1時間半、やく3kmの緑道散歩を満喫しました。この歳で横浜市内に「滝」があることを初めて知りました。【了】

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2016年6月22日 (水)

かながわ散歩みち(31)箱根のアジサイと彫刻の森

 関東の人にとって箱根はもっとも身近な温泉地のひとつです。先の大涌谷付近の噴火注意報で規制がかかり、人出が減ったというものの、四季を通して相変わらず賑わっています。観光立国日本の中でも特に外人さんが多くなった気がします。6月20日~21日、今回は強羅に宿をとって箱根路を散歩することにしました。(画面上をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。)

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新横浜から新幹線こだま号でひと駅、およそ15分で小田原着です。ここから、この時期「アジサイ列車」で有名な箱根登山鉄道に乗り換えます。構内に吊るされた小田原提灯に旅情を掻き立てられます。

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箱根湯本~強羅までの線路わきに咲き誇るアジサイを鑑賞すること40分、最初の目的地「彫刻の森駅」に到着です。急こう配を登るため、スイッチバックしながら時間をかけ登っていきます。次駅の強羅駅までは、13のトンネルを抜け、26の鉄橋を渡ります。

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箱根登山鉄道沿線のあじさいは、6月中旬頃から開花の時期を迎えます。このアジサイの咲く時期の箱根登山電車は、アジサイ列車の愛称で親しまれています。箱根登山電車はその名のとおり箱根の山を登りますが、各地点での標高とともに見ごろも7月中旬にかけて少しずつ上っていきます。18日から恒例のライトアップが始まっています。

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彫刻の森公園は1969年、自然と芸術の調和をめざし、フジサンケイグループによって創設された国内初の野外美術館です。環境芸術としての彫刻芸術の普及振興を計り、我が国の芸術文化に新たな活力を注入することを目的にしています。

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園内、至る所に貴重な彫刻が鎮座して目移りしそうです。時間があれば一つ一つをじっくり鑑賞したいものです。名の通り、芸術を鑑賞する場所柄幼子連れの家族には少々ハードルが高いかもしれません。

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緑陰広場にある巨像(ミス・ブラックパワー)にはただ驚きです。その高さは10mはあるでしょうか。

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斬新なデザインには見るものに感動を与えます。どこかで見たような--。赤が女性で黒が男性です。よく見ると体形・方向は同じではありません。

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7万㎡の広大な敷地内は季節や天候により様々な姿を見せ、ロダン、ムーア、ミロなど近現代を代表する国内外の巨匠の作品120点余りを散策気分で鑑賞できます。

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常設館の「ピカソ館」は1984年に開設された、20世紀の巨匠ピカソのギャラリーです。広く知られています。創作風景など、ピカソの身近に触れられる貴重な写真が飾られています。

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こんな「足跡」がづっと続いていると不思議な気がしてきます。なぜか一本足ではなく、交互に直線上を進んでいます。

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1日では回り切れないほど見どころ満載です。「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻(円筒形の展望台)の内部。下を見降ろすとぞっとします。

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じぐザグ△(さんかく)ワーるどで、ふぁみりーがくつろげる空間です。このアートホールでは靴を脱いで足裏の感触も楽しみます。

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ご紹介したいものがたくさんあり過ぎて困ってしまします。好きな人なら1日では鑑賞しきれないと思います。機会があれば是非足を運ばれることをお勧めします。

 今夜のお宿は少々奮発して、全室露店風呂完備の「季の湯 雪月花」で旅の疲れを癒すことにしました。強羅温泉は白色の湯などもあり、成分の種類も豊富なエリアとして知られています。弱アルカリ性温泉で、50℃~95℃の源泉を有しているといわれます。設備も豪華ですが食事を堪能しました。

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 二日目の朝、激しい雨音で目覚めました。昨日とはうって変わって「大雨注意報」が出ていました。この時期天気予報をあてにするのは無謀というもの。あれこれ散策路を考えていましたが全てご和算と相成りました。

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ホテルでゆっくりとした時間を過ごし降りしきる雨の中、強羅駅から小田原へと向かいます。観光を諦めた人が多いのか相当の混雑でした。大きな旅行カバンを抱えた外国人も多く乗り合わせていました。

小田原駅まえの商店街で昼食をとっていると、あれだけ降っていた雨があがり薄日さえ射してきました。食事が終わるころにはすっかり空も明るくなり、雨上がり特有の蒸し暑さとなりました。

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この好機を逃す手はないとばかり小田原城址へと向かいました。雨上がりの城内に咲くアジサイ「アナベル」もまた格別でした。

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小田原城天守閣は、約10億円をかけて耐震改修工事を行い今年5月リニューアルオープンされたばかりです。すっかり綺麗になり、最新鋭の設備が施され、従来見られた薄暗さは全くなく、オープンスカイデッキといったところです。

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天守閣から望む景色は、小田原市内はもちろん、遠く相模湾、箱根連山が雲の合間に薄く見渡すことができました。

 ロープウエイも運休、そして雨と生憎の条件で富士山を望むことはできませんでしたが、新緑とアジサイ、そして何よりも新鮮な空気と自然を満喫した「かながわ散歩みち」でした。【了】

■参考情報

箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM

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2016年6月 7日 (火)

かながわ散歩みち(30)市が尾から藤が丘へ

 東急田園都市線「市が尾駅」から「藤が丘駅」まで、約4Kmを季節特有の風を感じながら、川沿いと並木道を歩いてみました。市が尾駅を出て、なだらかな坂を下り、市が尾駅前交差点に出て右折すると、右手に瀟洒な区役所が目に飛び込んできます。青葉区役所前から河原に降り、鶴見川の川沿いを20~30分ほど歩き、市が尾高等学校横を通り宮前橋を左折すると急坂に差し掛かります。半端ではない坂道を必至の形相で上り切ると、りんどう保育園前交差点に出ます。この交差点(バス道)を左折、ケヤキ並木をひたすら下ります。もえぎ野公園で一息ついた後、藤が丘駅を目指すのが今回のコースです。

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青葉区役所前から鶴見川河川敷に降りました。鶴見川は、東京都および神奈川県を流れ、一級河川に指定されています。東京都町田市上小山田町の泉を源流とし、神奈川県横浜市鶴見区末吉から東京湾に注ぐ全長42.5Kmの一級河川です。支川数は10にも及びます。筆者の住む、横浜市港北区の新横浜駅前を流れる鳥山川も支流の一つです。

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歩くこと5分ほどで橋げたをくぐります。この日の水量はさほどでもなく、ゆったりと流れていました。その昔、鶴見川は暴れん坊としてならし、大水の度に堤防決壊を繰り返し、河口に近い鶴見区末吉町(現在の森永製菓鶴見工場あたり)では浸水被害を繰り返していました。現在は護岸工事がなされその心配は全くなくなりました。

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川沿いの道はずっと続きます。すっかり整備された河川敷は舗装もされ快適です。この先右手に市が尾高等学校があります。対岸はさしたる建物はなく典型的な田園風景が続きます。高等学校を過ぎると川は二手に分かれ、一方は東京王禅寺へと繋がっています。

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堤防の壁に作られた石垣花壇。堤防の壁が段々畑の花壇になっています。斜面を有効利用したもので、コンクリートが花瓶の代わりになっています。

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土が見える部分が花壇になります。確かに便利ですが斜面に種をまく、苗木を植える際には結構大変ではないかと思います。こちらを養生している人の苦労が偲ばれます。

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鉄町の橋を左折し、急坂を15分ほど上るとりっぱなお寺に出ました。祥泉院といい、山号を長谷山と言います。曹洞宗に属し、本山は福井県の永平寺と鶴見の総持寺だそうです。開山は本寺藤沢市遠藤の宝泉寺の第二世壁岑東全大和尚で、開基は足利家の家臣であった村田太郎左衛門祥本です。(同寺HPより)四季それぞれに違った風景、「防人の歌」が刻まれた歌碑をはじめ多くの史跡を見ることができます。今も広く人々の心のよりどころとなっています。お寺の向かいが「みたけ台公園」です。

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もえぎ野公園でひと休みです。祥泉院から歩いて15分はかかりました。ケヤキ並木の美しい道なりに進んできました。藤が丘駅までは北にゆっくり歩いて10分程度です。以前は農業用の溜池だったそうです。池と周りの雑木林が整備されており、自然豊かで歩いていると鳥の声が聞こえます。大きな池の周りを歩いたり、歌の練習や、太極拳をしている人も見かけました。

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鏡のような池に思わず見とれました。春には桜が咲き誇り、池にはフナ・メダカ・ヤゴなどがいます。ハスの花も見ることができ、池を囲む緑に身も心もリフレッシュできます。

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ハスの花。池は広くはないものの植物や池の魚は豊富で、いつまで見ていても飽きません。都会のど真ん中に位置するもえぎ野公園で憩える人々は幸せを感じていることでしょう。

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無事、藤が丘駅に到着しました。駅前には昭和大学藤が丘病院があります。都心のベッドタウンとして発展したこの地に昔の名残を見出すのは少し難しいかもしれません。それほど都市化された現在がそこにありました。

歩数計で約8,500歩、消費カロリー約180Kcal、およそ1時間30分のかながわ散歩みちでした。昼食でカロリー以上の補給をしてしまったのでちょっぴり反省です。【了】

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かながわ散歩みち(29)横浜開港祭で掃海艦の一般公開

 6月2日、横浜開港祭がみなとみらい地区で開催されました。開港を祝って横浜市内の公立学校は休日になっています。行事のイベントとして、横浜新港埠頭で海上自衛隊の掃海艦「はちじょう」の一般公開が行われました。

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新港ふ頭は横浜港のほぼ中央に位置し、はしけを使用せずに陸から船へ人や物資を積み込める横浜港初の近代的なふ頭として、明治後期から大正にかけて建設されました。一般公開ということで筆者も初体験をすることにしました。横浜大さんばしとは少し離れたところにあります。

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八丈島の地名をとったという「はちじょう」は、自衛艦に詳しい人は別にして木造船であることを知っている人はそう多くないでしょう。遠くからでは分かりずらいですが、船体に近寄ると木造船であることが判別できます。ただし、木造船といってもすべてが木作りというわけではありません。内部は当然ながら艦艇仕様になっています。

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「はちじょう」は、中期防衛力整備計画に基づく平成2年度計画掃海艦303号艦として、日本鋼管鶴見造船所(現在のJFEエンジニアリング))で1991年5月17日に起工され、1992年12月15日に進水、1994年3月24日に就役の後、第2掃海隊群隷下の第51掃海隊に編入され横須賀に配備されました。

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同艦は敷設される機雷の深々度化、高性能化に対応するために建造された大型掃海艦であり、木製の艦艇としては世界最大級を誇ります。掃海能力は数百メートルに達し、潜水艦をターゲットとして設置された機雷を除去するのが任務で、機雷処分具(S-7 2型)は、超音波水中映像装置を持ち、モニターを通して目視誘導が行えるそうです。

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これまでのもいろいろな軍艦に乗ってきましたが、イージス艦とか航空母艦などとは全く異なる船です。艦艇というと大きな戦艦をイメージしますが、「はちじょう」は比較的こじんまりしています。係員の説明では、排水量約1,000トン、全長67mで、2012年9月16日から27日までの間にアラビア湾で実施された「米主催国際掃海訓練」に掃海艦「うらが」とともに参加したとのことです。

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前甲板にあるのは、機雷処分用のJM-61-M20mm多銃身機銃です。この銃は交戦用ではなく、見つけた機雷を掃射し爆発させるものです。機雷除去は戦後処理で出向くことがありますが、時には実践中の領海で作業を行わなければならず緊張の連続を強いられるようです。

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日本の掃海技術は高く、高度なソナーが搭載されています。国別掃海艦艇の種類と総数を見ると自衛隊 7種26隻、米国1種11隻、仏Ⅲ種18隻と主要国では最大規模を誇っています。世界最大の米海軍が11隻しかいないというのが不思議でなりませんが、実は米海軍は軍事費縮小のあおりで駆逐艦や哨戒艇、艦載ヘリで機雷探索を行う方針に移っており、「機雷戦艦艇」の数はどんどん減っていく傾向にあるからです。

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横浜市民の日で休日となった6月2日、お母さん連れやちびっこグループを多く見かけました。世界のどこかで戦火が絶えない中、平和国家日本では日々安心安全な暮らしが守られています。いつまでも戦争のないことを願わずにはおれません。【了】

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2016年6月 6日 (月)

かながわ散歩みち(28)「四季の森公園」の花菖蒲

 関東地方は3日ほど早く梅雨入りとなりました。今年はどんな梅雨になるのでしょうか。久しぶりの「かながわ散歩みち」シリーズの再開です。筆者の住む横浜にはたくさんの名所旧跡があります。みなさんには実際に訪れたその場の雰囲気と一緒にお届けしたいと思っています。今回は「四季の森公園」の花菖蒲のご紹介です。

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四季の森公園は横浜市緑区にある、広さ約45ヘクタールほどの広大な県立公園です。この季節はなんといっても花菖蒲です。県内でも十指に数えられるほどです。規模の大きさでは、横須賀しょうぶ園や相模原公園などがあります。

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市街地にありながら、里山の風景が残る貴重な公園で、名前の通り四季を通し豊かな自然を楽しむことができます。この広大な森の中に、水田、水車小屋、炭焼小屋など、里の暮らしを伝える施設や、丘陵の起伏を利用した噴水・花壇、展望台、ジャンボすべり台、野外ステ-ジ、じゃぶじゃぶ池などのレクリエ-ション施設が配置されています。

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その一画にある「四季の森公園」のしょうぶ園には、約120種4,500株の花菖蒲が咲き誇っています。見ごろを迎えた今、休日ともなれば親子連れで賑わいます。

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遊歩道も整備され、ゆっくり鑑賞するにはもってこいの環境です。この日、キャンバスに筆を動かす人の姿も見られました。さすがに、土曜休日ともなると身動きが撮れないほど遊歩道は混みあいます。できれば平日をお勧めします。

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付近の池ではカルガモの親子が仲良く泳ぎを訓練しており、そばにはカワセミの親子も頑張って池に飛び込み捕食を繰り返していました。亀がのんびりと甲羅干しする姿も見られます。
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薄紫や白や黄色など、さまざまな品種の花菖蒲が見られ、それぞれに味わいがあって飽きることがありません。また、一面にアシが生茂っおり、ホタル、トンボなど昆虫の生息地でもあり6月中旬には、ここで多数のホタルを見ることができます。

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公園は野鳥の宝庫で、連日アマチュアカメラマンが押し寄せ、この日も、平日だというのにおよそ10名ほどが三脚に超望遠カメラを構え、「獲物」を狙っていました。撮影の瞬間、バシャバシャバシャとシャッター音が付近に響いていました。

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この時期、アジサイも忘れてはなりません。JR中山駅から続くプロムナードにはアジサイが道を塞ぐほど咲き誇っていました。今回は花菖蒲にフォーカスしてご案内しました。なお、四季の森公園は「かながわの公園50選」に選ばれており、ご家族連れで楽しめる癒しの公園です。【了】

【道案内】四季の森公園HPより 中山駅より約900m、徒歩12分位です。

中山駅から公園までの徒歩経路の図

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