2017年9月 3日 (日)

たまには遠出もいいもんだ!外人観光客で賑わう古都・京都

京都駅に降り立ったのは午後1時過ぎでした。荷物をコインロッカーに預け、いざ京都観光の始まりです。神奈川県の鎌倉とは違う古都の雰囲気が漂う京都。何度訪れても飽きることのない歴史の重さと独特の雰囲気を感じます。個人的な主観ですが鎌倉が「陰」とすれば京都は「陽」といったところです。

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駅を出ると京都タワーの雄姿が眼前に飛び込んできます。タワーに上った経験はありませんが駅前のシンボルとしてそびえ立っています。私の知る限りこの風景は数十年変わっていません。京都に着いたという感慨すら与えてくれます。

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駅ビルの伊勢丹は京都の玄関口そのものです。昼食をとろうと、ウロウロすること30分。どこの店も待ち時間たっぷり。やむなく駅ビルを10階まで上っていくと「京都拉麺小路」を発見。せっかくならということで京都ラーメン「ますたに」で美味を体験しました。お腹も空いていたせいか、背脂醤油系ラーメンはあっさりして結構おいしかったです。

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まずは目的地のひとつ伏見稲荷に向かいます。京都から伏見にはJR奈良線か近鉄線で行くことができます。今回はJRで行くことにしました。下車駅は「稲荷」です。

■伏見稲荷大社

近年、特に外国人観光客が多いとは聞いていましたが案の定、外人で溢れていました。人気の一つに、他の神社仏閣と違って朱塗りの建物の華やかさが外人に受けていると言われています。平安神宮をも凌ぐ勢いで、英語・韓国語・中国語が行き交い、まるで外国に来た感じです。

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大阪に住んでいたこともあり京都の名所旧跡はほとんど行っていますが、伏見稲荷大社は今回初めてとなりました。駅の改札を出るとすぐ大きな赤門が出迎えてくれます。写真では見たことのある伏見稲荷、期待に胸が高鳴ります。

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大小様々な鳥居は全部でおよそ10,000基に及ぶと言われていますが、誰も正確な数を把握していないようです。「お稲荷さん」の総本宮がここ伏見稲荷大社です。この地は人々が幸せを求める庶民の信仰の社であり、老若男女、全国からたくさんの人々で賑わています。 平日というのに半端ではない観光客にはただ驚きでした。

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どこまでも鳥居が続きます。人が通れるサイズの鳥居の数は、さる調査によると3381基だそうです。現世から神様のいる幽界へと続く門として多くの鳥居が建てられたのがその始まりなのだとか。手入れも大変で、 常時建て替えや塗り替えで職人さん達が忙しく働いています。

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ここ伏見稲荷大社の稲荷大神様のお使い(眷族)は“きつね”とされています。願い事を祈願するお札が連なっていました。祈願した方の夢がかなっているといいですね。願い事より絵馬に描かれた狐を見ていると時間を忘れてしまいます。

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最寄り駅JR「稲荷」で見かけた浴衣姿のお嬢さんです。スマホに夢中なお二人は何をお願いしてきたのでしょうか。日本人かなそれとも外人かな?ふと考えてしまいました。また、小さな駅なので催事の行われる時にはホームにひとが溢れかえるのではと心配になりました。

■月桂冠大倉記念館

伏見稲荷に来たついでに蔵元を見学しようと月桂冠大倉記念館に向かいました。JR桃山駅から徒歩18分ほどです。伏見の酒造り、日本酒の歴史・文化を紹介する「月桂冠大倉記念館」は、明治期(1909年=明治42年)建造の酒蔵を改装し博物館として開設したものです。「京都市指定の有形民俗文化財」の指定を受けた酒造用具類のうち約400点を、酒造りの工程ごとに常設展示するほか、創業からの歴史を語る史料、酒器類を展示するほか、酒造り唄が館内に流れ、かつての酒蔵の雰囲気を再現しています。

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この記念館ではお土産に日本酒一合をプレゼントしてくれます。さほど大きな酒蔵ではなく30分程度で見学できます。先人の知恵が引き継がれ現代でもおいしい日本酒がいただけることに感謝しなければと思った次第です。伏見酒屋特有の街並みがそこにありました。

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伏見地区を後に京都市内に引き返しました。観光名所は数あれど今回は京都御所と清水寺に絞り込みました。早めにホテルにチェックイン。明日に備えることにしました。

■泊まりは京都で「はんなり」と

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京都で常宿にしている、京都御所に隣接の「ホテル京都ガーデンパレス(日本私立学校振興・共済事業団運営)」に投宿。伏見の美酒とおいしい京料理に舌鼓を打ちました。

■京都御所

京都御所は、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので、現在のものは安政2年(1855年=162年前)の造営です。紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます。通年見学が可能となった京都御所。広大な御苑の一角に御所があります。また、先日、英国メイ首相の非公式夕食会があった京都迎賓館もあります。

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今回は蛤(はまぐり)御門から入り玉砂利を踏みしめながら塀伝いを5~6分、入場門である「清所門」に向かいます。左塀の内側が御所になっています。上京区、洛中と呼ばれる場所にある京都御所は、室町時代から明治時代になるまで天皇の住まいだった場所です。国政の中心地でもあり、明治・大正天皇の即位式をはじめさまざまな公務や儀式も執り行われました。

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御車寄(おくるまよせ)は、京都御所の玄関だった場所です。昇殿を許された人はここで乗り物を降りてから建物の中に入りました。御車寄せは京都御所内部の主要な建物と廊下でつながっています。

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上部にある唐破風(からはふ)には細部にまで装飾がなされて華やかです。その天井は凝った建築となっています。

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承明門(じょめいもん)は内裏の正面玄関に当たる門で、建礼門と対をなします。建礼門と同じ檜皮葺で、この門をくぐると紫宸殿の真正面です。現在は閉ざされており、外側からだけの見学となります。

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御所の庭園はなかなかのもので、静寂なひと時が流れます。御池庭(おいけにわ)は、小御所と御学問所の間にある池を中心とした回遊式庭園です。庭園を散策することはできませんが見ているだけで時間を忘れそうです。

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■清水寺

「清水の舞台」で知られる世界遺産・清水寺(京都市東山区)の本堂が2017年2月から、「平成の大改修」の真っただ中にあり、舞台から壮大な絶景を眺めることはできませんでしたが、本堂に続く仁王門や三重塔、奥の院、音羽の滝などを見て回ることができました。

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煌びやかな三重塔は格好の被写体で、多くの観光客がシャッターを切っていました。また境内からは京都市内を一望でき、暑苦しさを一瞬忘れさせてくれました。

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本堂は足場が所狭しと組まれ、工事現場にいるかのごとき錯覚を覚えます。場違いな風鈴が風に揺られていました。

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清水寺を後に参道の松原通りから右折。三年坂を下り霊山歴史館へと向かいます。通りの両側にはいろいろな店が並び、通りがかりの客をしきりに呼び込んでいました。

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時折目に付く古都を意識した装飾物や看板などに出くわします。

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■霊山歴史館

昭和45年に開館された、日本唯一の幕末・明治維新を専門とする歴史博物館で、幕末に活躍した坂本龍馬や西郷隆盛、木戸孝允、高杉晋作などの倒幕派や、新選組や京都守護職など佐幕派の資料を常時約100点を展示しています。

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眼下に八坂の塔を見ながら急坂を上り切ったところにあります。ここを訪れる人はさすがに少なくゆっくりと拝観できました。歴史に興味のある方には必見です。

【ご案内】霊山歴史館パンフレットより

地図

■旅の終わりに

どこに行っても外国人観光客がいっぱいで驚きました。流行りのようですが観光地での浴衣姿(または着物)は九分九厘外人と思っていいようです。清水に行く途中で「着物着付します」という看板を見かけました。この現実を見ていると、外人観光客2,000万人時代が目前となったことを嫌がおうにも意識せざるを得ません。この10年で京都の観光客がすっかり国際化したことを感じさせられる旅でした。外に出るからいろいろ分かる!やっぱりたまには遠出もいいもんだ。【了】

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2014年7月12日 (土)

たまには遠出もいいもんだ!初夏の八ヶ岳高原

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(撮影:宮本 聰 2014年7月8日 八ヶ岳ロイヤルホテル屋上にて Canon EOS 60D f/8.0 1/60sec. ISO-400)

 八ヶ岳高原から朝焼けに染まる富士山の眺望は格別です。時間とともに変化する景色に見入りました。

※デジブック「初夏の八ヶ岳高原」で高原の雄大さをご覧いただけます。

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2014年7月11日 (金)

たまには遠出もいいもんだ!上諏訪の城と庭園

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(撮影:宮本 聰 2014年7月7日 上諏訪高島城にて Canon EOS 60D f/7.1 1/500sec. ISO-400)

 梅雨の合間、上諏訪の高島城を訪れました。駅から歩いて10分ほどの場所に、その清楚な姿をお堀の水面に見ることができます。深緑で包まれた城内は、悠久の歴史を醸し出す雰囲気が漂い、非日常の世界へといざなってくれました。

※デジブック「上諏訪の城と庭園」でもご覧いただけます。

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2014年6月16日 (月)

日本三大祭り日枝神社山王祭で町会神輿渡御

 15日、江戸三大祭りで知られる日枝神社(東京都千代田区)山王祭の町会神輿渡御が中央通り(京橋~日本橋間)を全面通行止めにして開催されました。京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び称される日本三大祭りのひとつです。

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 その昔、天下祭りと呼ばれた山王祭は江戸に古くから続く伝統行事で、今年は2年に一度の本祭とあってたくさんの見物客で賑わいました。(2014FIFAワールドカップの中継があったため予想よりは少なかった様です。)圧巻は中央通りの京橋~日本橋を通行止めにして道幅いっぱいに繰り広げられる神輿渡御でした。古来伝統の行事は今でも引き継がれています。【了】

※デジブック「山王祭神輿渡御」で、当日の模様をご覧いただけます。

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2013年7月30日 (火)

たまには遠出もいいもんだ!福岡・博多

 夏休みも佳境に入った27日、所属団体の会合出席のため福岡県博多に向かいました。サラリーン時代度々訪れた地でもあり、久しぶりとあってちょっぴり心も躍ります。どこに行っても感じることですが、どんなに近代的な街になっても必ずどこかに昔の面影があるものです。先月旅した札幌でも同様でした。その街ならではの雰囲気と雑踏、それが旅の醍醐味と言えそうです。

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■福岡駅前

旧駅ビル(博多井筒屋)が2007年に解体され、現在は阪急百貨店や東急ハンズ、シネマコンプレックスなどが入居する新駅ビル(JR博多シティ)となっています。九州新幹線の開通に伴い整備が進み九州の表玄関としてますます発展しています。駅のコンコースには人が溢れ、百貨店では流行のファッションを求める男女でごった返していたのが印象的でした。ターミナルに隣接する商業地は全国共通のようです。2013年10月には特別寝台列車のクルーズトレイン「ななつ星in九州」が運行される予定で、今後更に賑やかになりそうです。

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■櫛田神社

上川端町にある櫛田神社は、地元では「お櫛田さん」と称され親しまれています。古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社で、7月の博多祇園山笠や10月の博多おくんちなどの祭事を行うことで知られています。大幡主命をはじめ3柱の神が祀られ、商売繁昌や不老長寿にご利益があると伝えられ、境内には博多祇園山笠の飾り山笠や、楼門の天井に吊り下げられた干支恵方盤(えとえほうばん)、境内の一角にそびえる夫婦銀杏などが観光客には人気があるようです。明るく、どこか賑やかな印象さえ受ける櫛田神社。威風堂々とした桜門、そしてご本殿脇に置かれた「飾り山笠」の鮮やかさには驚かされます。とても手入れの行き届いた境内は訪れる人の心を清めてくれます。

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櫛田神社の隣にある川端通商店街は昔懐かしい雰囲気が漂います。夏恒例の装飾がまたとない風情でした。夕食時は界隈の人々が繰りだし、独特の博多弁が飛び交います。

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■キャナルシティ博多

博多駅から徒歩10分ほどで行けるCanal City HAKATA(博多区住吉一丁目)は1996年(平成8年)4月に開業した複合商業施設で、運河(キャナル)を取り囲むように、ホテル、劇場、映画館、ショップ、レストラン、専門店がひしめいています。博多っ子の憩いの場として賑わっています。日々行われる噴水ショーやイベントを目当てに家族連れで一日楽しむ姿を見かけます。海外からの観光客も増えた博多屈指の観光スポットになっています。広場をとり囲むように設計された建物がとてもユニークです。なにやら野球場と間違えてしまいそうです。

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■天神界隈

博多駅周辺から福岡市地下鉄で数分の距離にあり、博多との間には全国的にも有名な歓楽街であるの中洲や南新地があります。かっては福岡城下町の武家町で、商人町が博多にあったようです。今では官庁やショッピングセンターと商業中心の地となっています。中でも天神の屋台は全国的にも知られています。どの店も工夫を凝らし、博多ラーメンに加えステーキやお刺身などを提供する店もあり、どちらかといえば高級屋台といった感じです。天神地下街にはグルメやファッションの店がたくさんあります。

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天神界隈には屋台があちらこちらに並びます。特に春吉橋界隈は博多っ子や観光客に人気があるようです。ただし、天然暖房完備ですから念のため。訪れた日もうだるような蒸し暑さで、河原を吹き抜ける温風のため、ちょっと一杯は遠慮しました。屋台の灯りが川面に写し出される時間帯になると賑わいも佳境になるようです。

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 いつもの風景が博多の街にもありました。カラフルなファッションに身を包んだ若者、急ぎ足のビジネスマン、行き交う車の洪水と熱波の大地、土地訛りの言葉を除けば横浜と少しも変わりません。敢えて言えばどこでも同じ、高齢者の元気な姿が目立ちました。仕事で病院回りをしていた頃、中州で痛飲したことや屋台でだべっていたことが懐かしく思い起こされました。あれから四半世紀を経た今が信じられない思いです。もつ鍋、博多ラーメン、一口餃子、焼き鳥と博多名物を満喫しつつ、機上の人となりました。【了】

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2013年6月 1日 (土)

たまには遠出もいいもんだ!北の大地・札幌へ

 今年のゴールデンウイークは安・近・短から高・近・短に変わったそうで、ちょっとリッチに近場で休暇を過ごした方も多いのではないでしょうか。アベノミクス効果に期待する人で、どの行楽地も過去最高の人出を記録したとのニュースが各地から届きました。そんなGWの混雑が嘘のような5月28日、所属する団体の会合に出席するのため北の大地・札幌を訪れました。

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 案の定、空港はガラガラでした。ビジネスマンらしき人が忙しそうに携帯をかける姿が目立ちました。この時期、旅行の端境期のため旅費も安く、その上人出も少ないとあって、ゆっくりと旅行するにはまたとない良い機会です。因みに旅費はトップシーズンの半値で、その分ゆとりとおいしい物を存分に満喫できます。

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(例年より早く東京・関東が梅雨入り、上空は花曇り模様でした。)

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(閑散とした新千歳空港、団体客が少ないのがこの時期の特徴です。)

 いままで数えきれないほど北海道に足を運んでいます。出張であったり、家族旅行であったりと時々のシーンが甦ります。ただ、札幌市内をじっくり散策する機会はあまりなかったように思います。出張では訪問先に行くだけで、夜のすすきのしか知りません。ほとんどは車窓から見て終わり、ゆっくり散策したいなと何度思ったか数えきれません。今回は2泊3日、じっくりと札幌の空気を感じとることにしました。

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■北海道大学

 約40年前、大学に勤めていた頃、地方入試がこの北海道大学で行われ、試験官として初めて訪れた時の印象が強烈に残っています。当時は電車と青函連絡船を乗り継ぎ2日がかりで行ったからです。なぜ飛行機で行かなかったのかって?試験問題を安全かつ確実に運ぶには「人が鉄道で行く」という考えがあったのです。笑い話のような本当のお話です。もちろん帰りは飛行機でした。

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(北口から見た札幌駅、表玄関に比べひっそりしています。)

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(北口から8分ほどで北大正門に着きます。.

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(古河講堂、時代の面影を強く残しています。)

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(総合博物館、北大の多様な研究の伝統を今に伝えるとともに、最先端の研究をさまざまな実物資料や映像で展示・紹介しています。)

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構内はとても広く、車や自転車が頻繁に行き来しています。学部校舎に行くまでには自転車が交通手段になっているようです。そのためか、校舎の一角に放置自転車の集積場がありました。

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(正門から入って歩くこと10数分、やっとぽぷら並木に辿りつきました。)

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(名前はわかりませんがポプラ並木の一角に咲いていた黒い花です。)

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(構内は広く、うっそうと茂る木々の間から森の香りが漂っています。)

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 明治9(1876)年、札幌農学校として生まれた北海道大学は、今でも構内にハルニレ(エルムと呼ばれる)やイチョウ、ポプラなどの大木がいたるところに残っています。この時季、芽吹きを迎えた構内を爽やかな風が吹きぬけていました。重要文化財に指定された農学部第二農場、クラーク像やポプラ並木など、見どころも多く、歴史を感じさせる各学部の建物とともに、訪れる観光客からは高い人気を得ているようです。

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(北海道大学の前身、北海道農学校の教頭だったクラーク博士像)

■JRタワー

 JRタワーは開業10年となる超近代的な駅ビルです。ショッピングやグルメはもちろん、地上160mからの眺めが楽しめる展望室(展望室T38)などもあります。すっかりお洒落な雰囲気に変わりました。昔の札幌駅を知る者にとって、その面影は全くありません。

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(正面玄関はまるで官邸のような佇まいです。)

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(駅に繋がるようにJRタワーがその威容を誇ります。)

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(展望室T38の入り口、700円の入場券を買います。シニア割引は600円です。)

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(360°の展望室です。南方向からは藻岩山が眺望できました。)

■大通公園

 札幌の平均気温は12.4度で、5月初旬に桜が咲き、下旬には色鮮やかなライラックが咲き乱れます。今年は例年になく寒気が居座り上旬まで雪が降りました。26日まで、さっぽろテレビ塔のある西1丁目から12丁目まで続く約1kmのグリーンベルトで、ライラックまつりが開催されていました。昭和34年、「ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まったのがライラックまつりです。
 ライラックは昭和35年に札幌の木にも選ばれ、どこの家の庭先でも見かけるほど市民にも親しまれる木となりました。今では、札幌に初夏の訪れを告げるおまつりとして市民の間にも定着し、札幌を代表するイベントへと成長しました。当日は跡片づけに負われていました。

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(真っ赤なチューリップがみごとに観光客の目を楽しませていました。中国や韓国などの方々を多く見かけました。)

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■赤れんが庁舎

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)〈国指定重要文化財〉. 「赤れんが」の愛称で親しまれている北海道庁旧本庁舎は、1888(明治21)年にアメリカ風のネオ・バロック様式で建てられたものです。 日本の明治期を代表する建物とともに、緑豊かな前庭は札幌市民の憩いの場所にもなっています。駅から数分のところにあり一度は訪ねたい名所です。

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(チューリップ花壇と庁舎のコントラクトがみごとでした。平日にもかかわらず多くの観光客がスナップ写真に夢中でした。)

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(二度目の桜見物となりました。満開を過ぎ風で花吹雪が舞っていました。)
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■北大植物園

北海道庁舎から数分のところに北大植物園があります。意外に足を運ぶ人は少なく園内は静寂そのものでした。空気は澄みわたり、園内に咲く花々を眺めているだけで心が洗われます。お勧めのスポットです。

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(水草の緑があまりに綺麗でパチリとしました。)

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(初めて見た「クマガイソウ」という花で、ご覧の通りとてもユニークな形をしています。)

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(緑また緑、新鮮なオゾンを胸いっぱい吸い込みました。)

■うまいもの探訪

サッポロみそラーメン:新千歳空港に着いたのがお昼過ぎであったため、空港内にあるラーメン横町で早速いただきました。関東で馴染みの店ではないラーメン屋さんに入り、いただいたバターコーン味噌ラーメンです。

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お寿司:札幌でも名店といわれるお寿司屋さんで昼食をとりました。あえて握り鮨を避け、2450円也のちらし寿司を食しました。値段の割にはボリュームたっぷりでネタの新鮮さは当然として繊細な包丁さばきによる盛りつけはみごとでした。

スープカレー:スープカレーと言えば札幌と言われるくらい有名になりました。関東でスープカレーというとあまり具は入っていませんが、札幌では具のてんこ盛りが多いようです。

■旅のおわりに

 GW中、北海道は異例の低温や悪天候に見舞われました。札幌では期間中の10日間すべてで降雨を観測し最高気温10℃以下の日々が続きました。このため桜前線の北上が遅れ市内各所で桜を見ることができました。冬場にはない広々とした市内はこの時期もお勧めです。札幌はいつ来ても人を飽きさせない不思議な街です。是非機会を見て再び訪れたいものです。【了】

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2013年3月27日 (水)

尾張名古屋は城で持つ

 「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」と三重県伊勢地方の民謡「伊勢音頭」にも歌われている名古屋。この「もつ」とは「保つ」の意味だそうで、「城」は「名古屋城」を指します。この言葉は、「尾張の名古屋は名古屋城のおかげで保つ、つまり繁栄している。」という意味になり、それこそ名古屋人のランドマークと言えます。

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(写真:お堀沿いの桜は5~6分咲きでしたが、その雄姿は十分すぎるほどです。)

 3月24・25日の両日、久しぶりに名古屋を訪れ、桜見物と洒落こみましたが期待に反し、5~6分咲きで見ごろはもう一週間後といった感じでした。名古屋市内を歩くと、いつも感じることですが道幅が広くゆったりした街並みであるということです。100m道路をはじめ、先人達の先見の明に感心させられます。

■名古屋城

 姫路城、熊本城とともに日本三名城に数えられ国の特別史跡に指定されておりその雄姿は人々の心の拠り所になっています。織田信長誕生の城とされる那古野城(なごやじょう)の跡周辺に、徳川家康が九男義直のため、天下普請によって築城したとされています。城に昇った方ならご存じのようにモダンな城といった感じです。なお、名古屋市は2013年度から名古屋城の天守閣を現在の鉄筋コンクリート製から本来の木造に建て直す復元事業に着手しています。どのように復元されるのか楽しみです。

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(写真:日本三大名城とあって、威風堂々その風格さえ感じさせます。)

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(写真:改修工事のため切り落とされた巨木の年輪が見てとれます。 )

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(写真:正門入り口お堀端の桜はもう少しで満開です。)

■名古屋TV塔

 中区栄の久屋大通公園に立つ日本で最初に完成した集約電波塔(高さ180m)であり、名古屋のシンボルとして親しまれてきました。2011年、アナログ放送の電波塔としての役割を終え、存続か否かでもめた経緯がありましたがマルチメディア放送の送信所として残されることになっています。90mの展望台から名古屋城、市庁舎、JRセントラルタワーズ、オアシス21など新旧入り混じった市内の様子を眺めることができます。

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(写真:オアシス21の屋上から見るTV塔は、市内で最も近代的な風景です。)

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(写真:TV塔から見下ろしたオアシス21。楕円形屋上には流水が引かれ、水面を通して下のコンベンションホールの様子を見ることができます。)

■大須観音

 中区大須にある真言宗の寺院で、北野山真福寺宝生院(ほうしょういん)といいます。本尊は聖観音で、日本三大観音の1つです。寺内には古事記の最古写本(国宝)を含め、蔵書1万5千冊の大須文庫があります。大須商店街でも知られ、碁盤の目のようにいくつもの商店街が連なっています。とても活気のある街でした。

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(写真:境内の桜は程良く開花。朱塗りの観音とのコントラストがとても綺麗でした。)

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(写真:正面に吊るされた「観世音」の大提灯。手作り感が伝わってきます。)

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(写真:商店街のひとつ、大須仁王門通。大勢の若者で賑わっていました。いくつもの通りを右往左往していると、迷っていしまいそうです。)

■熱田神宮

 参道を入ってすぐ、「熱田神宮は1900年を迎えました」の横断幕が目に飛び込んできました。三種の神器の1つ・草薙剣(くさなぎのつるぎ、天叢雲剣)を祀る神社であると称されています。景行天皇43年創建とされ、西暦に換算した場合に113年となることから、2013年に創1900年を迎えるとしています。

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(写真:荘厳な佇まいをみせる本殿前。1900年と聞かされるとその時空間は想像できません。)

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(写真:境内の一角にある反り橋。25枚の石板を組み合わせてつくられていることから「二十五丁橋」と呼ばれています。)

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(写真:池の辺の桜は満開で、風情に彩りを添えていました。)

■名駅界隈

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 名古屋の地下街は大阪などに比べ、こじんまりしています。普段の買い物は栄地区などに行く人が多いのではないかと思います。変貌する名古屋の玄関口である名駅周辺は、今日も槌音が響いています。市の人口はおよそ226万人、次々と新たな商業ビルや地下鉄が整備され、中京の商都として着実に進化していることを目のあたりにすることができました。

 天候に恵まれ、名古屋の息吹と食に触れ、期待通りの散歩みちでした。念願のひつまぶしや名古屋コーチンの手羽先唐揚げそして味噌煮込みうどんなどの名物に舌鼓をうち、「尾張名古屋は城で持つ」を満喫しました。【了】

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2012年12月 7日 (金)

急ピッチで進む赤プリ解体工事

 「赤プリ」で親しまれた赤坂プリンスホテルの解体工事が進んでいます。テレビで赤プリ新館の解体が伝えられた時には、「もったいない」と思ったものです。外観は少しも古さを感じさせません。丹下健三氏による設計で1983年3月に開業しました。約30年を経た外観とは裏腹にホテル内の老朽化(耐震性が最大の要因と思われる)が致命的な理由となり、2011年3月に営業を終了しました。その後、福島原発事故による避難者の宿泊施設として利用されたことは記憶に新しいところです。

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(撮影:宮本 聰 2012年12月6日 ニューオータニガーデンコートにて ホテルを知らない人が通りがかったら、新しいホテルが造られているのではないかと錯覚しそうな解体工事風景です。日々眺めていると、40階建てのビルが30階付近まで圧縮されており、確実に階層が減っているのを実感します。)

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(撮影:宮本 聰 2012年5月12日 ホテル新館解体前の雄姿 赤坂見附交差点にて)

 世の中で注目されたのが解体方法で、大成建設が開発した「テコレップシステム」という解体工法を導入しており、屋上を屋根として残したまま上から順に解体しています。このため、多くの解体工事で行われる、ビル全体を幌で覆い足場を組むといったこともありません。元の景観を残したまま、だんだんとビルが無くなっていく感じです。数年先には複合商業施設がつくられる予定です。時の変わりと共に変貌する大都会の一コマなのかも知れません。【了】

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2012年9月12日 (水)

水郷と古き商家の佇まい-滋賀県近江八幡-

 9月8日(日)、「水郷と古き商家の佇まい」で知られる滋賀県近江八幡市を訪れました。8万2000人ほどの小さな町です。大阪在住の頃、二三度来た覚えがあるもののその記憶はおぼろげで、過去の記憶とは全く違う風景がそこにありました。駅前はすっかり整備され、りっぱなバスターミナルや大型スーパーが立ち並んでいます。商人の街近江八幡のプチ散歩としゃれこみました。

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 近江八幡駅北口にあるモニュメント。駅を挟んで両側に大型スーパーが商売を競っています。「平和堂かイオンか」近江商人魂が生きているのでしょうか。台座にある3つの丸石は協調を示すのかも知れません。

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 「近江商人発祥の地」と刻まれた北口駅前にある案内板は、強固な近江の国を印象付ける石柱製です。

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 郷土資料館は近江商人(八幡商人)の代表的な人物である西村太郎右衛門の宅地跡で、館内には、考古・民俗・文書などの資料が展示されています。

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 古の風情を偲ばせる京街道。近くに旧西川家住宅があります。近江八幡の町なみを構成する町屋は、切妻造桟瓦葺(きりづまづくりさんがわらぶき)、平入(ひらいり)の木造建築が基本で、中二階建が多く、正面の構えは格子、出格子、虫籠窓(むしこまど)等からなり、軒下の壁に貫(ぬき)を見せる形式はうだつとともに八幡の特徴です。

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 滋賀県でも人気のスポット「近江八幡・八幡堀」は琵琶湖水系の水郷が町中をゆったりと貫く、味わいのある大人の観光地です。八幡堀遊歩道は川岸をのんびりと散策できます。

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 明治橋を望む景色。街全体が伝統的建造物群保存地区となっており、旧城下町の東よりの保存の良好なところで、新町筋、八幡堀周辺、永原町筋に八幡山南麓の日牟礼八幡宮境内地を加えた範囲で、平成3年4月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

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 狭い水路を八幡堀めぐりの観光船がゆっくり進みます。その昔、豊臣秀次が築いた八幡堀は琵琶湖と繋がり舟が行き来しました。今は、桜や花菖蒲が植えられ、四季折々の風景を楽しむことができます。

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 明治10年に八幡東学校として建築された白雲館は、貴重な擬洋風建造物です。現在は観光案内所が設けられ観光情報の提供や、お土産や特産品も展示販売されています。青い空に白の建物がマッチしていました。

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 日牟禮(ひむれ)八幡宮。神社の麓から八幡山ロープウエーが八幡山頂上へ運んでくれます。商売繁盛・出世開運とは無縁になった今、厄除、火除を願ってお参りしました。

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 メンタームで知られる㈱近江兄弟社前にあるヴォーリス像。近江八幡の街づくりに大きな影響を与えた人です。池田町にはヴォーリズの洋風建築が残っています。

 八幡名物をご存じですか?赤こんにゃく、でっち羊かん、丁字麩、近江牛、湖魚だそうです。お土産に是非どうぞ。【了】

【道案内】近江八幡北口バス乗り場⑥休暇村行きに乗車、5つ目の小幡町資料館前下車が便利です。便数が少ないので事前にチェックすることをお勧めします。

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2012年9月 7日 (金)

再び京都へ-先斗町-

 粋な風情で知られる京都先斗町、夏は納涼床で知られます。鴨川沿いに飲食店が立ち並び、その多くが納涼床を提供しています。疎水の上に張られた特設の床で冷たいグラスを傾ける姿は、今風ビヤガーデンとも言えそうです。先斗町以外に上木屋町、西石垣、下木屋町エリアがあり、夏場の人気スポットです。

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提灯に灯がともされると、一層趣ある街並みに変わります。

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京の夕涼みを誘う提灯。「鴨川を眺めながらお食事できます」とありました。平均昼食2千円~3千円、夕食5千円~6千円といったところです。

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カラフルな番傘が路地にマッチしてとても綺麗でした。

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この通りでは着物姿が似合います。

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鴨川沿いに立ち並ぶ納涼床、この時期昼間は【暖房完備】です。昔は現在の高床式と違って、水面に板を架け涼んだと伝えられています。

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夕闇に提灯が灯るころが最も人気があり、カップルに人気があるようです。

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鴨川おどりで有名な先斗町歌舞練場、歴史を感じさせる建物です。
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先斗町を抜けると三条大橋の袂に出ます。未だ夏真っ盛りでした。

【交通案内】京阪三条駅または四条駅、阪急京都線河原町駅が便利です。【了】

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